出産予定日前最後の妊婦検診へ。
はてさて、今日で出産の何となくの見通しが分かるか。
準備も万端。様々なパターンを想定し、いざ成育医療センターへ。
NSTもエコーも問題なし。
助産師さんも驚く妻ママチュウのお腹の大きさだ。
そして肝心のチビチュウはというと、
「3500g越えてますねー(笑)」
先生も、なに笑っちゃってるのか。
まあでも、大きいのはいいことだよな、うん。
とか思っていたら、
「うーん、こんなに大きいとしたら……もう産む日決めちゃいます?」
へ? と夫婦で同じ顔になる。
そんなパターンは想定していなかった。
子宮口は1㎝開いてきたとはいえ、まだ固いらしく。
このまま大きくなりすぎてもやはり大変だろう、と。
しかし、チビチュウの誕生日を急に決めろみたいなもので……。
まあ、それまでに自然に産まれてくれたらいいのだけど。
先生とも相談し、結局10日後くらいで予約をとる。
それまでに産まれなかったら、この日に分娩誘発をして出産だ。
すると帰り道、ママチュウが目の色を変えた。
なんと、家まで1時間以上かけて歩くことにしたのだ。
ベッドの守護神の異名をもつママチュウにとってこれは快挙。
すごいじゃないかママチュウ!
「ま、見てて。私は急に産まれるタイプだからさ」
ママチュウの決め技、『奇妙な自信(ドヤガオ・デ・ハナイキ)』だ。
いずれにせよ正解は、10日内には分かる。