The Worst Week of My Life (2004) ★★★★★
Alison Steadmanを見たかったので。最高に笑える。
<あらすじ>
ハワードとメルは婚約しており、一週間後には結婚式を控えていた。週の始まりである月曜日を迎え、いよいよ2人は結婚式を意識するのだったが、ハワードの軽率な振舞いや、つまらない嘘の為に、様々なトラブルに巻き込まれていく。そして、トラブルを解決しようと焦って行動すればするほど、事態が暗転していくコメディ。1エピソードが1日を進める。7日間7エピソードが1シリーズ。
2シリーズ+クリスマスシリーズ。
<キャラクター(cast)>
ハワード - Howard Steel (Ben Miller) - 出版社に勤務している。秘書がついていることから、それなりの地位にあると思われる。メルとは約1年半の間交際しており、婚約し、1週間後に結婚することになっている。かなり軽率な行動を取り、軽はずみな言動をしがちである。
もともとの性格は悪くないようであるが、今回の騒動は殆ど彼のいい加減な性格に起因している。また、我儘な性格でもあり、秘書を公私混同でこき使う(外国ではよくあることですが)。
また優柔不断で、嘘で誤魔化す癖があり、それが事態の悪化させて自身を困らせる。
メルの家族にはうっかりものだと思われており、何か事件があればまず最初にハワードが疑われるが、実際彼の仕業。
メル - Mel Cook (Sarah Alexander) - ハワードの婚約者。獣医。アンジェラとディックの娘。割と良く出来た性格のようで、ハルが起こすトラブルに巻き込まれながら、一時は感情的になるが、基本的にハワードを信頼し受け入れ続ける。あれだけトラブルを起こされても、ハワードを赦すことが出来る心の広さ、優しさにはある意味感動。見た目はきつそうな感じなのですけど。
アンジェラ - Angela Cook (Alison Steadman) - メルの母親。様々な才能があるが、料理は苦手らしい。細かい性格のようで、結婚式の段取りも細かいことで大騒ぎ。感情の起伏はあるようだが、優しく温厚な印象。また人を見る目があるようで、おかしなことばかりするハワードを受け入れるとこが出来る。
ディック - Dick Cook (Geoffrey Whitehead) -メルの父親。裁判所の判事。判事であるがゆえに、人や物事を善し悪しだけで判断してしまいがち。ハワードがしでかすことに我慢がならなくなり、娘の将来を案じる。
ソフィー - Sophoie Cook (Emma Pierson) - メルの妹。おてんばで、元気な性格をしている。反抗期の若者のような性格でもある。友達がいないようと言っている。シリーズ1でのみ出てくる。自分は結構お気に入りのキャラクター。
イヴ - Eve (Janine Duvitski) - ハワードの勤務する会社で、ハワードの秘書をしている。ハワードに忠実で、私事でもハワードの為に尽くしてくれる。全く結婚に縁のなかった50代女性である。穏やかな性格で優しいように見えるが、天然というか鈍感なところがある。特にクリスマスのエピソードでは変わり者の印象が強くなっている。
フレーザー - Fraser Cook (Ronald Pickup) - ディックの兄妹。長年軍隊に所属しており、会話では全て軍隊関係のことを話す。同性愛の傾向がある。
キャシー - Cassie Turner (Raquel Cassidy) - ハワードの同僚。ハワードと一度関係を持ってからというもの彼を忘れられなくなったようで、ストーカー行為を働いている。ハワードが結婚するというと、偏執的に追いかけまわし、結婚を中止させようと動きまわる。
<感想>
これは最高に笑えます!とても面白い。かなりのヒット。細かいネタがずっと続き、飽きることがありません。一つ一つの冗談は特に目新しさや、優れた感じがありませんが、たたみかけるようにストーリーが展開していくのでいいです。トラブルが起こり続けるのですが、明るトーンで展開していくので、憂鬱になったりしません。最後のところだけ、ちょっとスリリングなクライムっぽいですが、ハッピーエンドで満足。見始めると次のエピソードを見たくなりとまらない。
Gavin&Staceyでベジタリアンのジョークはこのドラマから持ってきてるのですね。
しかしよく考えると、このカップルの家族は階級が違ってます。メルの父親は判事であるし、勲章も賜り、ビクトリア女王から賜ったという指輪も家伝され、メル自身も医者ではないですが獣医。アッパーミドルというんでしょうか。一方、ハワードの父親は建設作業員で、そのガールフレンドはストリッパー。自分は海外に住んだ経験がないのでわかりませんが、イギリスでは階級社会なので、よくこの結婚が反対されなかったものだなと。普通ならば大反対ではないかと思うのですが、それでもハワードを受け入れたご両親は心が豊かなのでしょう。ハワードも出自に加え、あの行動を見ていたら反対するのが当然と思いますが。
ついてないハワードってよりも、ハワードの行動に問題がありすぎ。平気で嘘つくし、それも頻繁に嘘をつく。失敗しても誤ったことをしても、すぐに謝る誠実な態度はとらずに、まず嘘で誤魔化そうとする。しかも注意力散漫で、しなくてもいいことを軽はずみにやっては、トラブルを巻き起こす。よくメルはこんな男と結婚したいと思いましたね。秘書にも横暴な振る舞いとかもあるし。まぁ、そそっかしいハワードとは別に、優しいハワードも一面もあるのですが、優しいハワードといい加減なハワードは全く別人にしか思えません。まぁ面白いので、どうでもいいですけど。
あと、ミート・ザ・ペアレンツに良く似ている。相手の女性の家族、とりわけ舅に気に入られるかどうかのやり取りや、主人公のちょっと間抜けで軽率なところなど。でも面白さはこちらの方が断然上です。
是非観てください。絶対お薦めします。見逃したら駄目。