食後、リビングで珈琲やウヰスキーと共に読む本は、古いものが好みだ。
これがその写真。
古本屋で見つけた『秘籍 江戸文学選８ 江戸風流小咄 宮尾しげを著』、貝原益軒の『養生訓』や勝海舟自伝、福翁自伝、古典落語全集、源氏物語など。外国の物は、『ヘルダーリンの詩の解明』とか、チャーチルの第二次大戦回顧録（英文）やディケンズ（英文ペーパーバック）などがある。
肩の凝らない物がリビングではインテリアにもなる。
本の前に鎮座ましましているのは、かつて実車を購入（新車）したことのあるオープンカー達の記念ミニカーだ。ユーノス・ロードスター黒、白、BMW Z3、VW New Beetle cabriolet（実車の購入順。右端のmini cooperは除く。試乗はしたが。）
これらは、名付ければ、「回想と蒐集」と言えるだろう。英語に直すと、Recollection and Collection となって、単語が韻を踏むので面白い。
ここにあるのは、過去形の世界だ。
思い出は過去形なり。
本日は雪。
夜の散歩には行かない。雪の夜長を、いつもの飲み物と、これら回想の本などと共に過ごそう。
イギリスのカントリージェントルマンのように。
友達でも尋ねてきたら、取って置きのウヰスキーでも出そうか・・・
こういう時は、薪ストーブの暖炉なんか似合うだろう・・・（うちでは望むべくも無いが）
明日からは、きっと、「現在形」と「現在進行形」で生きよう。
今夜は少しだけ過去形にして、聞こえない雪の音でも聴いてみよう。
現在進行形は近未来を指すが、
このブログらしく近未来を映像で飾っておこう。
（現在では不可能に近いが・・・）ウヰスキーのつまみ位にはなるだらう。
Lotus Elise