Q

高三受験生です。共通テスト古文について。
一年二年の頃から単語をコツコツ覚えて、助動詞の活用や意味も完璧にしました。
ですが、共通テストの古文をいざ解くと、自分で訳した文章を読んでも何を言っているのかいまいち分からず、内容を問う問題でほとんど正解できません。(単語や語彙を問う問題はできるようになりました)
そもそも、600語の単語の知識と主語が切り替わるタイミングなどを識別する知識、リード文の活用では自分の訳が堅苦しい日本語訳になってしまってそこからどうやって内容を掴めば良いのかわかりません。
さらに、別の資料として古文が出てきたり、生徒が複数人で会話をしている文章がでてきたりして、もう何をして良いのかわかりません。どなたか古文が得意な方、教えていただけますか。

 

A

英語でも古文でも、現代文も基本は同じですが、「文章を読む」ということを、どうもあなたは今まで学習の重点として考えず、それを目指して学習なさってこなかったのではないかという気がします
いくら単語や表現の意味を知っていても、それらが複合してできる文の意味をわかるというのは別の事です
文の意味がわかっても、それらが複合してできたひとまとまりの文章、一つの作品全体の意味を理解するというのはまた別の事です
また、訳すという語を使ってみえますが、訳すことと意味をつかむこともまた別の事です
文や文章の意味がとれれば、共通テストであれ何であれ、大学入試問題はたいてい解けます
訳す必要のない設問がほとんどです
訳と意味を混同するのは、学校現場の教師の教え方にもより、教師自身が区別を理解していない場合も少なくありません
文を読むことにおいて重要なのは意味をつかむことです
極論を言えば、一部の問題においては、文章の話題を知っていれば、本文を読む必要もない場合があります
訳にこだわらず、設問も無視し、本文の意味をひたすら理解しようという学習が、あなたには必要だろうと思います
現代文も古典も英語も、共通してそのように学習なさると良いでしょう

 

質問者からのお礼コメント

なるほど、、、その捉え方は僕にはありませんでした。
今まで文法と単語ばかりにこだわっていたのは事実です。意味の理解に努める練習をしてみます。

アドバイスありがとうございます。勉強に励みます。