<カフェ・ラロ>
マンハッタン・ウェストサイド住民と、ツーリストの両方から愛されるカフェ。
それを友人で、アクターの麻理子さんに話すと、
”あたしも、あつみちゃんに会いたい!”
ということだったので、三人で会う事になりました。
わたしらは共通の友人ですが、(ファイスブックでもそう)意外なことに、三人で一緒に会った事は無かったのです。
場所を設定するとき、女三人で、いろいろ話せて、(できれば)おいしいスイーツなどもあって、料金も手頃で、のんびりできそうなとこ、というと私が思いついたのはカフェラロ。
映画好きの方には、メグ・ライアンとトム・ハンクス主演の’You've got mail"(1998)で、二人が待ち合わせするカフェとして使われた場所、と覚えてらっしゃる方も多いかも知れませんね。
それもあってか、日本でもたいていのガイドブックに載ってるようで、すでに有名だしなーと思って、いままでご紹介しなかったのですが。
じっさい、脚を運ぶと観光客らしき人も目にしますが、種類の多いスイーツ、お手頃値段の為か、地元の人々にも愛されてる感じです。
スイーツはサイズは大ぶりですが、味は”アメリカにしては”繊細な甘み。
日本人がたべてもまずまず及第点が出せそうな感じです。
でも客層は、やはり女性がダントツかな。もしくは女性につれられてきた男性客。
映画じゃないけど、待ち合わせにもいいと思います。
ウェストサイドの映画館へ行く前後とか、ニューヨークフィルや、メトの前後など。
がっつり食べたい時にはかなり不向きな場所となるでしょう。なにせスイーツ以外で、
食事メニューは、
”オーガニック”素材をうたったサラダ、小ぶりのサンドイッチ、スープなどがメインなので。
でも私にとっては、観光に来た友達を案内しても喜ばれるし、このような女子会にも良さそうだし、
時々わたしがするように、ふらっとひとりで来て、珈琲とスイーツだけ注文して数時間読書に耽るのにもむいているカフェです。
前述の麻理子さんも、じつは今年の三月にインタビューでご紹介した一人。
なんと最近、アメリカ合衆国で由緒のあるリングリング・サーカスに、クラウンとして正式に採用され、来月始めから全米のツアーに旅立つので、
最低でもこの先一年間は今までのようにニューヨークで会えなくなったのです。日本人女性としては初なんじゃないだろうか。すごい快挙。
そういうタイミングもあって、三人で会うのはすごく意義深いことがあるように思われるのでした。