ふたたび午後,ドーナツやへ行って遅いブランチをとって、静かに音楽を聴いていた.
(マーラーの交響曲一番と10番のアダージオ、
バーンスタイン指揮、地元のニューヨークフィル演奏: 10番は最初の部分のアダージオ以外未完。マーラーの最後の作品。
何人かが残されたドラフトを素にオーケストレーションを完成させたエディションがいくつかあるけど、バーンスタインはそれらをがんとして取り上げなかった。)
すると、怒濤のように、次から次へと、異形の衣装に身を包んだ子供達がやってきて
"Trick or treat."
と言って、お店の店員さんにお菓子をねだる。子供にとっては、年に一度の無礼講の日なのだ。これに参加するのはだいたい日本で言う幼稚園から小学生中学年くらいまでかな。
男の子はバットマンとかスパイダーマン、などヒーローものが多い。ロビンの衣装の子も見かけた。
なんと、こっちでよく見る、建設作業員のおじさんのかっこうをした坊やもいた。渋い。

(こちらでの建設作業のおじさんの定番的かっこう)
女の子はプリンセススタイルが根強い人気のよう。

近所をふらふらウィンドーショッピングしてから帰途につくと、電車の駅も以前のように明かりがともり、オープンされている。
あしたから通常モードだ。