お家待機の二日間、いろいろ考えて、明確になって来た事。
速く曲を書く為に(これは欠かせないスキル)ちゃんと基礎の復習をした方が良いと言う事。
特に、和声と対位法。ずいぶん忘れてるような気がする。ジャズハーモニーもおさらいする必要がありそう。
あと、将来的に複雑な対位法を駆使した曲を書きたいので、日常的にJ.S.バッハの平均率第一巻はウォ―ミングアップがてら弾いているけど、すべて暗譜して、あるていど自分で分析する事で,もっとその目標に近づけるのでは、と思う。教材としてどしどし利用させてもらおう。
やっぱり彼はすごい。(人間じゃない)
お恥ずかしい話、フーガは学生時代一曲書いたきりだ。二短調で三声だった。しかもずいぶん時間かけて。
せめて三声くらいのフーガの主題提示部くらいは数分でたったと書けなくちゃなーと思う。
平均率の一巻は、単にバロックっぽい曲や、そのまんま彼のような技術をつかったフーガを作曲するため以外にも、ヒントになる事がいっぱい詰まっている。自分のインプロビゼイションのために彼の主題の展開の仕方を参考にしているジャズミュージシャンも多いのではなかろうか。
あるジャズピアニストは、(平均率ではないけど,同じくJ.S.バッハのインベンションとシンフォニアを評して、”ありゃジャズだ”と言っていた。)
今年が終わるまでに総復習をして来年につなげなくては,と思う。
そういう時に,ニューヨークの公立図書館のパフォーミングアーツ(音楽、舞踏、演劇、フィルム等の芸術)館は便利。
一つ一つ買ってたら馬鹿高くなる専門書やスコア、CD、DVD等、カードをもっていさえすれば、もちろん無料で借りられる。
ハリケーン被害がおちついたらしっかり勉強しなくては。