旧友、ニューヨークに戻る | ぞうの みみこのブログ

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先週、旧知の友人であるサンドラから久しぶりの電話。今彼女はロサンゼルス在住でミュージシャンだ。

近況報告かと思いきや、今週の水曜日の飛行機でニューヨークに来ると言う。

“会おう、会おう、いつまで滞在できるの?

”これからずっとニューヨークに住むのよ。”

”えーーー、やっと戻ってくるのね!!!”

彼女とは私がバチェラー(学士)をとったニューヨーク市立大学のシティカレッジで知り合った。同じ音楽専攻。

卒業後、しばらくニューヨークにいたけれど考える所あって故郷のサンフランシスコにもどってお父さんと暮らしたり、お母さんと一緒にいたりして何年か過ごした。

(ご両親は離婚されている)
残念な事に、お父様は最近他界された。長い事ニューヨークで家族と離れて暮らした埋め合わせも考えていたのだろう。

その後、ロスでミュージシャンをしたりしていたけど、やはりニューヨークが忘れられず、やっと古巣に戻って来たのだ。

わたしにとっては嬉しいニュース。はなればなれになっても時折メールや電話で連絡し合っていたけれど、面と向かって会うことには代えられない。

年も近くて、同じく独身。またとりとめのないガールトークをしたり、女同士でハングアウトできると思うと嬉しい。

音楽という共通の話題以外に、彼女も読書が好きだ。ブッククラブのことを話したら,彼女も是非参加したいとの事。今週土曜のミーティングには彼女をつれて参加する事となった。

華やかなイメージのあるニューヨークだけど、やはりどこの都会とも似た所がある。気心のしれた親しい友人や、(たとえ独身であっても)拡大家族みたいな感じのグループに属してないと、ひどく孤独な生活を送る事になってしまう。

とりあえず、友達の友達みたいな人のアパートのリビングに短期滞在させてもらい、部屋探しや職探しをすると言う。本気でまたニューヨーカーになるのだ。

彼女は白人、アメリカ生まれ。美人でフレンドリー。日本人の多くにあるであろうアメリカ人女性のステレオタイプに似ている所もある。

でも彼女との付き合いで、フレンドリーで明るくオープンに見えても,やはり心の底にはもっと保守的な部分があったり、

本当に親しくなるには時間や信頼関係が必要な事がわかった。(当たり前な事だけど。)

会ってすぐにファーストネームで呼び合ったり、”陽気なフレンドリーな”接し方は、日本人が礼儀正しく丁寧に振る舞うのと同じで,アメリカ流の一種のマナーなのだ。

日本の皆さんにも人気のあるロサンジェルス、サンフランシスコ、ニューヨークにそれぞれ住んで生活した人だ。

わたしもロスのこととか聞きたい事はあるし。

ご当地ネタとか、文化比較とか、面白い話が聞けそう。彼女さえよければまたブログ紙上インタビューもしてみたい。

とりあえずは、つもりつもった話が出来そうだ。