どうしてこうなっちゃったの?~キンダン川の水路隧道 | 道にあるちょっと古いもの

道にあるちょっと古いもの

トンネルや橋など、ちょっと古めの道路構造物を訪ねた記録

【名称】不明
【所在地】千葉県鴨川市
【竣工】不明(明治半ば?)
【延長】約2m(目測)
【幅員】約3m(目測)
【高さ】約5m(目測)
【訪問日】2019年9月1日(前回:2014年3月16日)

 

 

鴨川市四方木(よもぎ)、県道81号の旧道にて。現在地はココ(←地理院地図)。今回は、ここから目的地までしばらく沢歩き。

 

沢歩きと言えば長靴と思っているのだが、、、

 

 

今回はこれを試してみた。ワークマンで買った作業用の靴。もちろん、沢が専門の沢屋さんは沢靴なのだろうが、沢を歩くのが手段に過ぎない身としては沢靴は購入しがたいものがある。なにしろ、場合によっては、泥だらけの水没隧道やコウモリの●のエキスが染みた坑道を歩くことがあるし。ということで、基本は長靴しかありえないのだが、なにしろ夏場は暑い。長靴で半日も歩き回ったらヘトヘトである。

 

ということで、夏季限定でこいつでジャブジャブしてみようと思った次第。ついでに、下半身は海パンである。名付けて海パンじゃぷじゃぷ(・∀・)ニヤニヤ

 

 

沢に降りる。河原では川遊びをする家族連れが何組かいた。ヘルメットをかぶって、リュックを背負ったおっさんに何を思ったことだろう。

 

あ、そんなのいちいち気にしないか(^-^;

 

 

小櫃川(この付近は七里川とも呼ばれる)の河床に降り立つ。

 

涼しいっ!(*´Д`)

 

 

しかし、すぐに後悔しはじめた。

 

むちゃくちゃ滑りやすいのだ(;´Д`)

 

普段、スパイク付きの長靴を履いているので、無意味にジャンプしたりしないかぎりはこの程度の滑床ではそう簡単にすぺったりはしない。だが、この靴では迂闊に歩くとすぐにズルッと滑ってしまう。まぁ、その点は普通の長靴でも言えることではあるのだが(^-^;

 

 

まぁ、慣れてくると少しはマシになってくるのだが、思ったほど歩きやすくもない。というか、むしろ歩きにくい。(長靴の)水没を気にせず突っ込めると思ったのだが、そんなに凸凹したところを歩いても疲れるだけだ。結局、足の置き場を気をつけながら進まなければならないということで、苦労は長靴と大差なし(^-^;

 

 

入渓地点から随分歩いてきた。以前来た時は、入渓地点は別だったが、それほど歩かずにキンダン川の出合いまでたどり着けたはず。おかしいな…と思っていたのだが、、、

 

 

水路隧道登場。現在地はココ(←地理院地図)。春に通った隧道だ。おもいっきり通り過ぎていた(^-^;

 

 

数百メートル戻って、キンダン川に入る。現在地はココ(←地理院地図)。写真には写っていないが、この目の前を鹿が横切っていった。

 

ってか、鹿といえば、あの共生生命体を連れているんだった、やっぱり海パンじゃぷじゃぷはするべきではなかった。。。(;´Д`)

 

 

今更気にしても仕方ないので、そのまま前進。この20メートルほど先で、、、

 

 

左をふいっと見上げると、現れるた。水路隧道の坑口!

 

ってか、写真では非常に見にくいけど(^-^;

 

 

この水路隧道、地理院地図では普通に水が流れているかのように描かれているが、実際は見ての通りう下半分が埋まっている。そして水は元々の川道を流れている。

 

 

東側坑口(一応元吐口)。

 

以前来た時は、崩落でここまで埋まり、旧川(ふるかわ)方面に再び水が流れ込んだのだと思ったのだが、今回改めて見てみるとその仮説が疑問に思われてきた。

 

崩落だけでこのように土砂が積もるものだろうか?また川廻しで土地を確保した場合、通常は旧川は土盛りするはずなのだが、ここの旧川にはそのような様子がない。これでは水路隧道が機能していたとしても、何かの拍子であっという間に旧川部分も水浸しだ。

 

とうことで、あくまで想像なのだが、、、この水路隧道は崩落ではなく人為的な埋戻しで廃止になったのではないだろうか?

 

※今回、もう皆さん解っているという前提で、川廻しの説明は省略。でも、よくでてくる用語はどこかにまとめておいたほうがいいかな。。。

 

 

坑口から上流方面を覗く。実は、この先の場所に期待するものがあったのだが、ここからの様子を見てちょっとがっかりしたのだった。それについては後ほど。

 

 

西側坑口(呑口)。

 

 

埋戻しは基本的には人為的なもののような気がしてきたが、もちろん崩落して積もった分もあると思う。この薄っぺらさ、先日紹介した養老川支流の水路隧道のようだ(^-^;

 

 

坑口の脇にある二五穴。これは何のために掘られたのだろう?ぶっちゃけ意味がわからない(^-^;

 

 

旧川方面。5年前に来た時は流木だらけでとてもではないが通り抜けられそうにない状況だった。誰かが片付けたのか自然にこうなったのか。

 

 

その代わり、隧道の西側に枯れ枝が積み重なっていた。

 

 

先程書きかけた「期待するもの」なのだが、ここでキャンプができないものかと思っていたのだ。今回、ここに来た目的の3割はキャンプの下見。しかし、随分と荒れてしまった様子で、だいぶがっかり。

 

 

左の杉林の中は、真冬出ない限りはヤマビル天国のはず。となると、テントを貼るのはこの小石が転がる中洲か。ちょっと寝るには痛そうだなぁ。空気で膨らますタイプのマットが必要か?

 

 

でも、ここなら誰にも気兼ねせずに野営できるはず。なんとか実現するための策を練ろう。

 

 

ということで、ひとしきり見回りをして帰路につく。それにしても、今回はあまりいい写真が撮れていない(;´Д`)

 

 

隧道を抜けて吐口側に戻ったところ。足がムズムズするので見てみると、この状態(^-^;ヤマビル4匹にでっかいハエ(ウシアブ?)が1匹(^-^;

 

そりゃ、素足だからなぁ。。。やっぱり、少なくとも清澄山系周辺では海パンじゃぷじゃぷは封印か?

 

 

小櫃川との出合まで戻り、

 

 

上流の入渓点まで戻る。

 

     ※     ※     ※

 

動画レポート

 

 

なんだかアホな事いっぱい言ってるし(^-^;

 

     ※     ※     ※

 

 

戻ってきたら、先程までの家族連れは帰ったあとだった。そして残っていた焚き火の後。

 

念のためにに言っておくと、これはその家族連れが残していったものではない。実は前の週にも別件で来たときにすでにあったのだ。

 

 

そしてコレ。ゴミが詰まったスーパーのカゴが放置されていた。

 

つまり、どこかのク●共が、買い物したスーパーからカゴをパクってきて、遊びたいだけ遊んで、ゴミをそのまま放置して帰ってしまったって事だろう。

 

ここで、正義漢のふりをして、ク●共を糾弾したいところだが、それをしてしまったら、「お前もこのゴミの山を見てもなにもしなかったのだろ?目くそ鼻くそだな、プッ」と言われてしまう。そう、さすがにこのゴミを持ち帰るのは大変なので、恥ずかしながらそのままにしてきてしまったのだ。ということで、この行為を倫理的な理由で非難する資格は自分にはない。

 

しかーし、

 

 

ここは、おいらも過去にキャンプしたり、流し素麺したりして遊んだ場所なんだよ。クズ野郎共に荒らされたりすると、そのうちに立ち入り禁止とか、キャンプやBBQ禁止なんてことになるじゃないか。

 

それって、スゲー迷惑なんだよ。

 

おい、ここを汚していったク●共よ、そんな事も解らないって、テメーらバ▲だろ?でも、残念ながら▲カは■ななきゃ直らないらしいよな。一度■んでみてくれないかな?あ、いや、それは言い過ぎだったわ。■ななくてもいいから、二度とこの辺りをウロつかないでくれないかな?キタネーからさ。

 

ってことぐらいは言ってもいいでしょ?(^-^;

 

グループの中に一人ぐらい、インスタに写真あげてるマ▼ケとかいるかもしれないから、検索してみれば犯人がわかるかも?でも、無関係な人を勝手に犯人扱いしちゃうリスクがあるし、そうなると今度は自分が加害者。メディアリテラシーってむずかしい(^-^;

 

 

 

にほんブログ村 歴史ブログ 地理へ
にほんブログ村


近代化遺産 ブログランキングへ

 

禁断の惑星 [DVD]