坂下橋 | 道にあるちょっと古いもの

道にあるちょっと古いもの

トンネルや橋など、ちょっと古めの道路構造物を訪ねた記録

【名称】坂下橋(さかしたはし)
【所在地】君津市坂畑/折木沢
【竣工】1979(S54)年11月
【橋長】約50m(目測)
【幅員】約7m(目測)



2015年2月1日訪問

坂下橋

君津市坂畑、現在地はココ(←クリック) 2時の法学を向いている。 この先右の細い道が旧道だという。

坂下橋

半信半疑だったのだが、今昔マップで戦前の地形図を見ると、たしかにそうであったように見える。しかし、これじゃ自動車は無理だよなぁ。

坂下橋

保育園の北側を迂回する現在の車道。遠回りになるが、勾配を緩和する目的もあるということか。

坂下橋

短い旧道区間を抜けて振り返り。

     ※     ※     ※

坂下橋

さて、車道に復帰するとすぐに一本の橋がお出迎え。まぁ、特に特徴のある橋ではないのだが…(^-^; 北側より。

坂下橋

北側左の親柱。「坂下橋」

坂畑地区の小字に坂下というものがあったので、ほぼ間違いなくそれに由来しているのだろう。

※参考:「角川日本地名大辞典12千葉県」p.1396

坂下橋

北側右の親柱。「亀山湖」 地図を見ると、確かにここは亀山湖の端の方だ。

坂下橋

橋の上から西側を望む。

坂下橋

次は東側を。わけわからん写真だ( ;´Д`)

坂下橋

南側より。

ところで、我々が橋の上でウロウロしていると、独りの年配の男性が通りかかった。すかさず、挨拶して話を聞きはじめる「自称人見知り」のまきき氏。ここで、興味深い話をふたつ伺った。

その1:近くの藤林隧道を建設したときに掘り出した土を、この付近まで軌道を敷設して運んでいた。

その2:戦争末期、橋のすぐ南側の斜面に、軍が壕を掘ってた。敵が上陸してきたら、上から石を落とす計画だった。

坂下橋

南側左の親柱。「さかしたはし」

坂下橋

南側右の親柱。「昭和54年11月竣工」

     ※     ※     ※

坂下橋

さて、石を落とすための穴はここらしいが…

坂下橋

・・・・・

まききさーん、どう思う?(^-^;

坂下橋

橋との位置関係。




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