ドラマ批評その3:アトムの童 | パパの男メシ!

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半沢直樹

ドラゴン桜

 

オールドルーキー


などなどヒット作連発のTBS日曜劇場の今クール作は


アトムの童


 

 

山崎賢人主演。
 

物語の舞台はゲーム業界。山崎賢人演じる主人公の安積那由他(あづみなゆた)は、企業に属さず個人でゲームを開発する「インディー」のゲーム開発者。 那由他は二人組の「ジョン・ドゥ」という名前で活動していたが(素顔が謎に包まれていることから「ゲーム業界のバンクシー」という名で業界では有名だった)、とある事情で、ゲーム開発からは離れ車の整備工場で働いている。 一方、老舗玩具メーカーの「アトム」は経営不振のため、廃業寸前の危ない状況。そこで銀行員のアトム社長の娘が家業を継ぎ、一発逆転を狙ってゲーム制作に参入しようとするものの、残念なことに資金もノウハウも何も持っておらず。そこで、たまたまゲームカフェで知り合った那由他にゲーム開発を頼むところから物語は始まる……。


いまいちパッとしない配役なんで全然期待してなかったが、オリジナル・ストーリーとしては中々の出来。まだ初盤から中盤に差し掛かったぐらいだが毎回ハラハラの連続で視聴者を飽きさせない構成。基本は下剋上もの。いち弱者である主人公が強大な権力と有り余る資金を持つ悪徳企業に戦いを挑む構図。前クールにテレ朝でやってた六本木クラスの構図と非常に似てる。


しかも当初の配役はその悪徳企業のCEO役が六本木クラスで悪徳企業の会長を演じてた香川照之だったらしい(笑)。


 

 


皆さん、ご存知の通り、むかし銀座でオイタしてた写真が文春砲に叩かれてあえなく降板

で、代役がオダギリジョーに。

しかし、これが中々の怪演で面白い。

天下一品こってりラーメンのような粘着性のあるクドい演技香川照之より断然イイんじゃないかな(笑)。


 

 

その他、昔気質のオモチャ製作所の社長役の風間杜夫のイイ人ぶりがハマってるし、専務役のでんでんの演技が絶妙。天才オモチャ職人役のドランクドラゴン塚地、ゲームカフェ店長役のハナコ岡部の演技も素晴らしい。基本、お笑い芸人って皆さん演技が上手いね。芸事で一番難しいのは人を笑わせることって言われてるから、そのへん最初からその難題をクリアしてるお笑い芸人が俳優やらせても上手いのは納得できる。






詳しいストーリーに関してはここでは敢えて触れないでおこう。

とにかく観るべし!

原作がないだけに予想が全くつかないが、今後の展開が非常に楽しみだ。