手放すって・・・ | .

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ロン♪

 

最近は、いつ梅雨入りしたのか?

いや、

梅雨終わったんだって・・・

 

ってな6,7月ですね。

 

 

 

「Let’s Go!しましょう!」

「てばなそう!」

 

 

 

って言われて久しい。

 

ロンは、この手放しを意識して過ごしてきていました。

今は、

まぁまぁの率で、

さっさと手放すことができているかと思います。

 

随分時間はかかりましたが、

いや、

どれくらいでどう変化していたのかなんて

考えもせずにやってきてました。

 

 

 

去年、主人の好意で・・・

剪定してくれたシマトネリコ。

 

好意だったんだ・・・って

その剪定された姿が目に飛び込んできた時に、

無意識にそう思おうって、

ものすごいスピードで脳内で思考が駆け巡っていたんだってことは、

 

いまだから手に取るようにわかる。

 

あの時、

自分の何とも言えない、

身体が震える(本当に震えを止めるのに必死だった)ほどの

わからない感情を

私は懸命に向き合った。

 

怒ってる・・・

すごく!!!

 

心理学や知識の入っている私は、

その怒りの下に寂しさ悲しさがあるのを知っている。

 

これまた瞬間的に、

 

「あ・・・寂しかったんだ・・・」

 

って解消した。

少し落ち着いたが、

やはりだめだった。

 

 

 

順番があるんだと思う。

 

その何かが起きた時、

まず感じた事

正直に、何をどんなふうに感じたのか?

 

ここから1つ1つ、

すごろくゲームみたいにやっていくだけなのに。

 

 

しかし、

そのままの怒りをぶつけても、気持ちは伝わらないのは分かってる。

だから部屋に入り、

何度もこの感情を味わって書き出して・・・

 

それから、主人の所に行って気持ちを伝えた。

 

 

が、結果は逆切れ。

 

 

もう、結局夫婦関係ダメなんじゃん!

もう、全然価値観違うんじゃん!!

もう、やっぱり離婚したほうがいいんじゃないのか?

 

 

ただ、大切に育ててきた木を、

剪定してくれるのは嬉しいけれど、

一言言って欲しかった。

せめて、どれくらい、枝を掃うのか話し合って欲しかった。

 

 

 怒りをしっかり認めてないままで、主人の所に行った結果って事

 

 かなり怒りを認めたと思っていたけれど、

 本当はもっともっと怒っていたんだな。

 

 

切れられて、こころない言葉を投げられて、

バカにされて、愚弄されて、

言い返そうと思ったけれど、

全部持ち帰って部屋で泣いた。

 

 

造園の友人に、写真送って、話聞いてもらって大泣きした。

 

 

友人「大丈夫だよ。2年くらい待っててご覧。

   ロンちゃんの好みの枝ぶりになってると思うからね」

 

 

まぁ、慰めだろうと思ってきいていた。

毎日目に入るたびに、怒りと落胆。

 

 

 

夫は、キレたまま・・・

だったのだが、

月曜日の朝、会社に行く時、

私は、いつも通りに送り出した。

 

     夫に怒りを感じているのではなく、

     私自身が、今まで怒りを感じるのを避けてきているから、

     ただ、

     怒りを感じる

     という事象なだけなのだから。

 

 

     夫にこうしてもらいたい、

     夫にああいってもらいたい、

 

 

     もう手放そう。

 

 

 

     そんな朝だった。

 

 

 

夫「ご・・・ごめん。おれ、言い過ぎだよ」

 

 

耳を疑ったけれど、、、

 

私「剪定してくれてありがとう。でも、次は一緒にやろうね」

 

夫「うん。ごめんな」

 

 

 

そこから、植栽関係の事を何かするときは、

声掛けしてくれる。

 

 

 

相手を変える事・・・

 

手放すのに、どれほどかかったんだろう?

 

わからないくらいだと思うけれど、

 

すごく辛かった。

でも、それをシマトネリコという

大切に育ててきている木が教えてくれた気がする。

 

 

 

そして、今。

 

image

 

以前よりも、フサフサで、

枝ぶりがよろしい!

 

下には新芽もたくさん芽吹いていて、

それが伸びていくんだろう。

 

 

 

それからというもの、

 

同じような事は起きなくなりました。

 

 

 

この、隠し持っていた怒りを出させてくれた事に、

本当に感謝しかない。

 

 

 

感情は、一度味わえば消えるわけではない。

たぶん、その感情は一生持っているものだと思う。

それでも、

 

ああ、私にはそう思うそう感じる癖があるね。

ああ、私はその感情を味わう事が今生の必要なんだね。

 

こんな風に思うようになって、

少しづつ、

薄くなってきて、

 

ただ、感情を見ている感じになっている。

 

 

 

 

 

手放すって決めたあの頃・・・

 

やる気満々。

 

でも、この感情を認めていく所をすっ飛ばしていたから・・・

 

 

 

うん、今は軽い感じで思うしやっている

 

 

 

手放し

 

 

 

は、とても楽になるものだと思います。