ロン@今日もゆっくり。
元々私は、設計の仕事を17年もしていたおかげか、
普通の人よりも、
構造から考えたり、
アイデア(改善改修)もふんだん。
家の事もあれこれやるけれど、
一人ではできない事も多くある。
ネコのケージの件もそうだ。
簡易的なケージなので、
スチールの折り畳みの骨格をスクエアにして、
周りは塩ビの仕様になっている。
それを2段つんであるのだ。
(1階はネコグッズいれ。2階はマオの部屋。屋上は、シャンシャンの場所)
で、
真ん中のフレームがないから、
真ん中がたわむ。
以前も、自分で直そうと思ったけれど、
夫に声かけた。
私「ここ(真ん中)たわむんだよ。板をかませたいんだけど・・・」
夫「別に今のままでいいだろ?」
その後、マオの部屋で水をひっくり返すことが多くなった。
さすがの夫も、
夫「板をかませるか?」
本当は1枚板にしたかったけれど、夫の提案に従う。
夫の提案は、今、倉庫にある板を切って、3か所でかませればいいんじゃないか?って案。
何となく、意味ないように思えたが、
いやいや、もしかしたらうまく行くかもしれないし、
やってもないのにあれこれ言うのをやめた。
受けいれる私。
夫は離れた倉庫に一人で行って、丸鋸でカットしてきてくれた。
(丸鋸も使うの初めてなんですよ、主人)
それで最初はうまく行ったけれど、
すぐにたわんできた。
気になる。
板をかませてるのにもかかわらず、たわんでるんだもん、
無駄な板になっているわけだ。
どうしようかな・・・
でも、このケージもいずれ使わなくなるかもしれないし・・・
いろんな感情が上がってきた。
1つ1つ認めて味わう。
全てを自分の思い通りにすることは、やれなくもないが、
家族の思いがあるし、
価値観もそれぞれだからね。
で、手放す(あきらめる)ことにした。
ネコの水替えは、夫がやってくれるから、
夫が使いやすければ問題はない。
で、この件を忘れてた。
週末木曜日の事だった。
夫「この板、あんまし役立ってないよな・・・」
ネコのケージの間の板の事を話してきたのだ。
私「うん・・・まぁ、真ん中がたわんでしまってるわね」
夫「どうするかなぁ。水が斜めになるからこぼれちゃうんだよ。
毎回水を拭いているからなぁ・・・」
私は夫の考えを見守る。
夫「一枚板にするか?そうすれば問題はなくなるけど、板がないなぁ・・・」
私「買うとなると大きい板をカットする形だよ」
夫「明日、買いに行こう!」
あらら・・・あきらめた事が叶う方向に進んでる???
ホームセンターは、私のお得意の場所だ。
何がどこにあるかは、ほぼ網羅しているくらいだ。特に、工具とかね。
お店にはなかったのだが、私はもう一つ、資材館の存在を知っていて、
資材館は商売屋(土木などの)さんが使っている。
だから大きい板があるだろうことは想像ついた。
私「資材館にあるんじゃないかな?」
夫「お店にないんだぞ!あるわけないだろ!」
夫は、スムーズに進んでいかない事にいら立ってる。
夫の気持ちもわかるよ。
忙しい中で、猫のために考えて動いてるんだもんね。
今日はこのまま帰ろうかと思っていたら、
夫「資材館、行ってみるか?無いと思うけどな」
で・・・
目指すものがすぐに見つかった。
嬉しそうな夫。
「ほらね!」とか、あまり思わなかったな。
だって、相当な人しか知らないと思うもん。
私は、自分で外構工事とか、庭工事をやっていたので、
結構職人的なお店もよく顔をだしていた。だから知ってるだけ。
それも、行ったお店で教えてもらったものだ。
威張る事でもないもんね。
夫は後の事を全部やってくれた。
板も2種類あったんだけど、
夫「どっちの板がいい?」
二人で考える時間も楽しいな♪
カットの大きさも、最後まで二人で意見を出し合ったが、
結局私は夫に任せることにしたのだ。
そしたら・・・
夫「ママの言っていた、オーバー20でカットしてもらったよ」
あら?
どっちでもいいやって、ここでも手放し(あきらめる)したのだよね。
そしたら、私の意見が通った。
夫は一人で車に運んでくれて、私はまたまたラクチンした。
一枚板にして、スッキリ!
機能性も抜群。
すっぱり諦めて忘れてた事が、
周りから叶っていく。
このパターン、最近とても多いんだよね。
どっちでもいいって、本気で思うようになってきて、
どっちでもいいって思うから、
どっちの結果でも全然いいんだけど、
結果的に、
思っていた通りになって、
いや、それ以上になっていく。
おもしろいな。