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今日の圃場 2023.11.27 秋が進みます!

今日は朝方に肌寒い雨、しかしその後はお日様が射して一気に暖かくなりました。

 

宮崎の冬は太平洋側にあるので乾燥した冬、冬の湿りの肌寒さは春の兆しでもあります。なんか、そんな春先の体感でした(笑)。

モミジがきれいに紅葉!

 

こぼれ種で無数育っているのですが、この木が一番紅が強く出ています。これも個体差ですね!

さて、ハウスの中はこんな感じ!

 

趣味の園芸さんのロケも終わって、かなり経つので次第に散らかってきました(笑)。

 

ケイトウ、場所もなくなってきたので、霜の降りるまで置くつもりでしたが大部分をさよなら。でも、どうしても切れない株もある(笑)。

終わり近くの移植分にも花が咲いてきました!

 

育種を始めた当初は、とにかく「早咲き」にこだわっての選抜。ですので、画像奥のパープルのビオラ(2003年採種)は、今の交配を追い抜いての開花です。

 

いやあ、早い!当時の自分に拍手です!(笑)

 

以前ほどではありませんが、やはり「早咲き」は選抜の基準に入れていた方がいいとは思います。

預かり親株も増えました。増えて株も太るものだからスペースが足りない(笑)。

ロケの時に移植していたもの。暖かいせいか生育が早いです。

最初の移植、株も太り、花も上がってきたので、場所を作ってスペーシング。それが遅れたので徒長気味です。

 

花が咲き揃えば、選抜開始!それでまたスペースが確保できます(笑)。

昨年はキクに力入れていたのですが、ケイトウを始めたのでもうその余力がありません。キクも縮小です。

バラも早いものは発芽開始!本葉が出れば移植ですが、まだそのスペースがありません。

通常は見せない、バラのスペース。草だらけだったのを数日掛けて綺麗に手入れ。今年の暑さでだいぶ枯らしてしまいました。

 

でも、枯れた分だけまた入ってくるので同じことです(笑)。

で、親株は交配も始めました!

 

時間の空いている時にやれる分だけはやっていないと、後半は出来なくなります。やっても全部は播けないんですけど、またそれはどなたかの元へ行くでしょう。

 

バラ、ヘメロカリスの圃場はもう草だらけでお見せできる状態ではありません。まだここは片づけは手付かず…。

 

片付け、どれくらいの日数がかかるか見当もつきません。あれもこれもやることが沢山ある。

 

こうして、秋はどんどん進んでいきます!(笑)

今日の圃場 2023.11.13

インスタはほぼ毎日のことですが、ブログとなるとたまにの更新になってしまいました。

 

みんなこうして、次の媒体に移っていくのですね!

 

昨日、11月12日は、趣味の園芸の放送日、見てくださった方も多く、そのようなコメントもいただきました。ありがとうございました!

 

収録ではたくさんしゃべったのですが、編集の都合でカット。

 

しかしながら、さすが編集のプロです、私の一番言いたかったことを見事に切り取ってくださいました!

 

佐藤さんのお話も、有馬さんのお話もとてもよかった!金子さんの演技は…、これはスルーします(笑)。

 

金子さん、個人育種家さんの花たちの説明をしてくださいました。ただ、「花糸」がカットはあったのですが、編集の都合で説明がなかった。

 

皆さん、パープルの極々細弁は加古美智子さんの「花糸」ですからね!ここで補足しておきます。

今日のハウス、収録ロケでかなり片付けたので、まだまだ綺麗です!(笑)

番組で移植していたものは、これくらいに育っています!

 

わざわざ、録画を見直す必要はありませんから(笑)。

他もだいぶ大きくなってきました!

 

花もちらほら咲き始めています。育種あるあるで、最初に咲く花はさほど良いものがない(笑)。

徐々に親株も集まり始めました。

 

現在のところ、Kim農園さん、私の交配系、そしてエボルベ交配系。

 

Kim農園さんの系統は、私がメインに種取して繋いでいます。多品種は無理なので、毎年10種前後。一部を毎年入れ替え、未発表も随時加えていきます。

 

私の交配系は、親株を拾った後は「ROKA’s」のラベルを付けて出荷。

 

ラベルを使用される他の「百笑」さん、「とよた花菜工房」さんはそこから種取をされますが、アイデアルフラワーさんはされません。

 

ですので、アイデアルフラワーさん育苗は、同じものは次年にはほぼありません。出会って、ビビッときたら拾って後は種取してください(笑)。

 

そうすると、私と同じ育種ラインに並ぶことが出来ますよ!(笑)

エボルベ系、こんな色合いも出ています!凄い色合い!!

でも、交配齧った方なら分かる、「これ、再現難しい奴やん!」(笑)

エボルベ交配系、アイデアルフラワーさんにブロッチを提案しているのですが、いかがでしょうか?

 

それは、エボルベのラベルが立つかどうかで分かります(笑)。

ケイトウとは、まだお別れできません(笑)。

 

最終形態は、ちょっと異様な雰囲気になってきています。

 

ここまで来たら、もう霜が降りるまでの付き合いじゃ!(笑)

 

季節も時間も一気に進んでいきますね!一気に晩秋へ

 

カレンダーを見れば、今年も後一か月半ちょっとです、これから作業も仕事も忙しくなっていきます。

 

季節の変わり目、皆さんもどうぞお体ご自愛下さいませ!(笑)

今日の圃場 2022.10.29&趣味の園芸さんに紹介していただきました!

10月も終わり近く、朝夕はすっかり肌寒くなりましたが、まだまだ日差しは強い宮崎です。

 

ただただ、慌ただしく過ぎていく日々。今月もいろんなことがありました。

そんないろんなことの一番は、趣味の園芸の11月号で紹介していただいたことでしょう!

 

事の始まりは、今年2月のパンジー・ビオラ作品展。

 

園芸研究家の金子明人さんが、NHK出版部の方とカメラマンさんを引き連れてご来場!たくさんの写真を撮って行かれました。

 

最初は秋に個人育種のパンジー・ビオラの小特集を組みますとのお話。

 

しかしながら検討後はそのボリュームが凄いということで大特集に変更!

 

そりゃそうでしょう、トップで活躍中の育種家の方々の作品が一堂に揃っているのですから(笑)。

 

更に誌面企画だけの予定が、番組制作にまで至ってしまいました!

そこで、27日に取材に来宮されるという事態に!

 

宮崎での取材は、私とありまひろこさんの所でした。

 

ただただ、個人育種のパンジー・ビオラの魅力を伝えたいと走り続けて30年以上。

 

NHKさんが、趣味の園芸さんが取材に来られるくらいに、個人育種のパンジー・ビオラの世界が認知されてきた来たんだなあと改めて思った次第です。

 

これは育種家さん、生産者さん、そしてユーザーさんと、たくさんの方々が関わって盛り上げて作り上げてきた日本のパンジー・ビオラの世界。

 

今回の番組で更に多くの方が関わって、みんなで楽しく、そしてときめく世界が広がればいいなと思っています。

 

放送は11月12日(日)8:30~Eテレで、再放送は11月15日(水)13:05~です。

 

よろしければご覧になってください。私の部分はちょこっとだと思いますが(笑)。

ハウスはこの撮影のために2日がかりで片付け。

 

インスタでもこのことを紹介したのですが、見てくださっている方が開口一番「ハウスがきれいに片付いていると思った!(方付けが大変だったですね)」の言葉。

 

しっかりハウスの状況も確認されているということが分かりました。これからは、そんな個所は写さないようにしなければいけません(笑)。

取材に来ていただいても花がまだ咲いていない。

 

撮れ高がないと申し訳ないので、移植の作業でも…と、延ばしてきた移植も取材後には一気に片づけました。

 

これで今期の移植は終了!やっと気持ちの区切りが付きました(笑)。

暑い日が続いていたこともあるし、また原種などは確実に発芽させたかったので遅めの種まき、今期の発芽率は7割程度でした。

 

スペースのこともあるので、これで十分!(笑)

このところうまく行かなかったアルベンシスも発芽!久しぶりに交配に使えます。

ハウス周りの樹木が大きくなってやや光線不足ではありますが、すでに移植した分は順調に生育中です。

斑入り変形葉がいくらか出ていますが、おそらくこれは発芽時の高温障害です。それも回復中。

まだまだケイトウが残っていて、現在も一部は交配中!

 

いつまでやるんか~い!って突っ込まれそうですね(笑)。

 

ケイトウからパンジー・ビオラへ、確実に季節は移り変わって行きます。