先日…。
変異型コロナウイルス『オミクロン株』が日本で見つかった時…。
ワタクシがヘソクリでコツコツとやっていたネオモバの株価が暴落しました(笑)
マイナス7,319円(笑)
…まぁ、こんな事もありますよ♪
順調にずっと含み益の状態 (保有している株を売却したら利益が出る状態) だったんですけどね〜。
でも実際には、その前に株を売却した利益が1万円ほどありますので、完全な赤字にはなっていませんけどね…。
そんな暴落をしたワタクシ…。
今からさかのぼる事、今年の4月…。
ツイッターでフォローしている『ひろあんサン』から、こんな商品を格安で分けて貰いました…。
キタコ カムチェーンテンショナーアームセット!!
どんな商品かと言いますと…。
カムチェーンの振動を抑えて、カムチェーンにかかる荷重を低減させる部品です…。
純正エンジンにも付いていますが、純正と何が違うのかと言いますと…。
※ キタコのHPより。
上記の画像にも記載していますが、一番はココの幅が純正より太い事です…。
どういう事かと言いますと…。
純正アームは幅が細い為に、ゴムキャップにグイグイと食い込んで行きます…。
すると、アームの当たり面のこのゴムキャップが…。
切断されて、こうなります…。
※ お恭サンのブログより。
ゴムキャップが切断されたうえ、そのゴムキャップがどっかに行っています(笑)
しかも、さらにアームがロッドに食い込んでいます…。
こうなってしまうと、カムチェーンがバタついたり、異音が出たりします…。
まぁ…。
こうなるのはパワーアップされたグロムなので、ワタクシのノーマルエンジンの可愛いガブリエルには関係ないと思われます…。
とは言え、そのガブリエル…。
走行距離が6万キロを超え、それに付随する部品や今後の事も考え、転ばぬ先の何ちゃらという事で交換する事にしました♪
今年の4月に『ひろあんサン』から購入するも、度重なる緊急事態宣言やワタクシの引っ越しでスケジュールが合わず、年末になってやっと作業に取り掛かかる事ができました…。
…という事で、グロムのエンジンを積んだカブとモトコンポを5台所有しているルゥさんチに突撃訪問です(笑)
…と言っても、自動車整備士免許を保有しているルゥさんから指示を受けて、素人のワタクシが作業を行います…。
詳しい作業工程はキタコの取り付け説明書(←リンクします)をご覧ください♪
さっそく、ルゥさんチのガレージに入れて、ゴロンと寝かせて…。
クランクカバーをパカんと開けて、専用工具でフライホイルを取り外して…。
あっという間にテンショナーアームにアクセスできました♪
ノーマルエンジンのせいか、ロッドのゴムのダメージはほとんどありませんでした♪
右側は新品です。(キタコの商品に新品のゴムのプッシュロッドヘッドが付属してきます♪)
しかし、カムチェーンを押さえつけるゴムのローラーが消耗しており、新品と比べると僅かに小さく痩せていました…。
ちなみに…。
カムチェーン周りには、他にも2つのゴムのローラーが付いています…。
ついでですので、この2つも交換です♪
外して確認をしましたが、コチラも新品と比べて小さくなっていました…。
右側が新品。
しかも、変形しています…。
まぁ、6万キロ走ってますからねぇ〜。
ココまで作業を進めて来たら、あとは元通りに組み付けるだけなんですが、大事な作業が残ってます…。
それは、クランクケースカバーを外した時にへばりついたガスケット剥がしです…。
新品のガスケットを使いますので、へばり付いた古いガスケットをカッターで削り落とすんですが、この作業が面倒くさくて嫌いなんです…。(以前のクラッチ交換の時に経験済みw)
もちろん、エンジン側も削り落とします…。
ガスケットを剥がす事、数十分…。
出来たよ、ルゥさーんっ!!
ガスケットを削り落としたケースカバーをルゥさんに見せたら、まだまだ甘かったらしく、ダメ出しを食らいました(笑)
キビシィwww
この作業を疎かにすると、オイル漏れの原因になります…。
せっかく組んでも二度手間になりますので、しっかり剥がしてやりましょう(笑)
そして、いよいよ組み付けです…。
キタコのテンショナーアームを差し込んで…。
大きな円盤、スタータードリブンをシャフトにはめ込んで、次の行程に行こうとした時…。
ルゥ『ちょっと待ってっ!!』
そう言うと、ルゥさんが何かを察知したのか、スタータードリブンを手で回し始めました…。
シャラシャラシャラシャラ…。
ルゥ『なんか当たっている音がするね…。』
たぁ『えっ!? そう?』
言われたら、確かに何かに当たっている音がします…。
クランクケースに耳を近づけて、何度も音を聞いています…。
するとルゥさんが、スタータードリブンの裏に『いやらしいピンクのマジック』でラインを引き始め、もう一度回し始めました…。
ルゥ『やっぱ、当たっとうっ!!』
なぜか2箇所も干渉した跡が残っています…。
外側はクッキリと、内側はインクのカスれ具合から軽く干渉…?
当たった所を照らし合わせると、この2箇所でした…。
1つはクランクシャフト近くのケースの立ち上がり。もう1つはキタコのローラーでした。
ちなみにもう一度、ノーマルのテンショナーアームに戻したら、干渉する音はしませんでした。
で…。
2つのローラーの高さを比べてみると、キタコが微妙に高いんです…。
ココからは、素人のワタクシの推測…。
まず、キタコのローラーの突起にスタータードリブンの裏側が当たる。そして、クランクシャフトを支点にして傾いた為に対角線上のケースの立ち上がり側に微妙に当たる…。だから、外側のピンクのインクがくっきりとハッキリ消えて、内側がカスれた様に軽く当たる…。
…どう? 違うかな?
(笑)
ちなみに…。
キタコのローラーからの突出の高さがアレで正解なのか? それとも不具合品なのか? 製品の公差なのか? それともガブリエルの車体誤差なのか? 当たって正解なのか? 何が原因なのか? 何が良くて、何が悪かったのか分からないままです…。
ルゥさん曰く、スタータードリブンはセルモーターを使用した時にしか回転しないので、走行中は関係ないとの事…。そして、キタコのテンショナーアームの付け根部に少しだけ遊び(ガタ付き)があるので、当たっているとは言え、多分、このまま使用してもダメージは少なくないし、問題は無いんじゃないかな?と思う…。との事でした。
ルゥ『どうする?』
たぁ『………。』
ルゥ『…やっぱダメだ、たぁさんが良くてもオレが気になるっ!!』
その直後…。
ルゥさんのベルトサンダーが火を吹きましたーっ♪
テンショナーアームの突出した箇所を削ってくれました♪
さすがルゥさんっ!!
頼りになりますっ!!
…という事で、この後は問題なく無事にテンショナーアームの取り付けを完了しました♪
作業が終わったら、ちょうど昼時…。
腹が減ったので、ルゥさん夫妻と一緒にこんなイベントに行ってきました♪
ルゥさんチの近所で行われているイベントですっ!!
このイベントには、30台を超えるキッチンカーが勢揃いしています!!
めちゃくちゃ広いグラウンドにキッチンカーが並んでいました…。
ここで食べる、本日の昼食は…。
山形牛バーガー!!
ちょっと潰れてしまいましたが、とても美味しかったです(笑)
そして、ルゥさん夫妻と別れ、その帰り道…。
以前から気になっていメタセの杜の通称『ファントム』と呼ばれるF4戦闘機を見学しに行きます…。
公園の片隅から発する異様なオーラ…。
奥の滑り台とのギャップ(笑)
ファントム、登場っ!!
かっこいいーっ!!
なぜか分かりませんが、真後ろから見た姿が1番カッコよく感じます…。
ファントムの詳しいスペックはコチラを…。
最大速度は2,700km /h…。
航続距離は2.900km…。
ってことは、常に全開で飛んだら1時間ちょいしか飛べないんですね…。
その後は日没前に無事に帰宅しました♪
で…。
テンショナーアームを交換した感想は…。
レスポンスが良くなり、体感で3馬力ぐらい上がった気がしますっ!!
…ウソです(笑)
今回、交換したのはそんな機能パーツではありません!!
実際は…。
エンジンが始動直後の冷間時、無駄な機械的な雑音が無くなり、とても静かになりましたっ!!
まぁ…。
6万キロ走って、アームだけではなく、ローラーも交換したおかげだと思います♪
とてもいいタイミングで交換ができたと思いますっ!!
おかげ様で、これからの6万キロ先も安心して乗れると思います(笑)
最後になりましたが、テンショナーアームを格安で譲ってくてた『ひろあんサン…。』
いつも作業を手伝ってくれる『ルゥさん…。』
ブログには登場しませんでしたが、今回も応援に駆けつけてくれた『ゴッツさん…。』
ありがとうございました♪
● 今回交換した部品。購入した部品。
マキタ ベルトサンダ
キタコ テンショナーアーム SET
ストレート フライホイールプーラー
ホンダ純正 ローターCOMP 14610-KWB-600
ホンダ純正 ローターCOMP 14670-KYZ-900
ホンダ純正 クランクケースガスケット 11395-KPH-901
ホンダ純正 ワッシャー 90544-KF0-000