最強の勉強アプリGoodNotes(iPadアプリ)はScanSnapでもっと最強 | 2025年に中学受験する娘と受験に失敗し続けた弁護士パパの奮闘記

2025年に中学受験する娘と受験に失敗し続けた弁護士パパの奮闘記

2023年の中学受験を完了した息子と、2025年(24年2月現在新小学6年生)の中学受験を目指す娘とパパの奮闘記。

 

  繰り返し復習するには工夫がいる

SAPIXはよく「復習中心」の塾であるといわれることがありますが、教材を見ると、なるほど、効率的に復習をするために実によく練られた構成になっています。

特に露骨なのは算数で、授業で取り扱うページの裏は「復習しよう」という表題で表のページと全く同じ内容になっています。要するに「できるようになるまで黙って何回もやれ」ということですね。

これに加えて、カリキュラム全体が「らせん階段」のように構成されていて、忘れるか忘れないかのちょうどいい頃合いを見計らって、同じ分野の(とはいえ新しい要素を含んだ)学習内容が繰り返されるようになっています。

これを純粋に個人の力で行うのは、本当に大変です。繰り返しの復習には、工夫がいるのですね。SAPIXの教材、よくできてますよね。

 

  できない子にはそれでも足りない

それでも、下の娘には十分ではないです。

上の息子(現在新6年生)は、授業でやったところを解き直しつつ、この「復習しよう」を一度やることで、概ね復習としては足りているようでした。

しかしながら、下の娘(現在新4年生)は、2度繰り返すだけでは全然足りません。2日経つと多くの場合半分以上のことを忘れてしまうので、①授業があったその日、②授業の次の日、③3日後、④次の授業の直前と、4回~5回繰り返す必要があります。

この勉強をするには、教材に直接書き込まないで、ノートにやるという方法もあるのですが、図形の問題などは、ノートに書き写すだけで日が暮れてしまいます。問題によっては、問題文のポイントになるところに線を引いたりすることが望ましいものもあり、毎度ノートにやることが効率良いわけではありません。

そこで登場するのが、GoodNotesとScanSnapです。我が家ではこれを導入してから、とにかく反復演習を効率的に行うことができるようになりました。

 

  GoodNotesとは

GoodNotesとは、iPad向けのノートアプリです。

以前「iPad活用法〜OneNoteは中学受験に最適なアプリ」という記事を書いたのですが、これは完全に撤回します最適アプリは、もう今や圧倒的にGoodNotesです

GoodNotesがどんなアプリかというのは、YouTubeに山ほど紹介動画が存在するので本ブログでは省略します。

GoodNotesをご存じない方で、興味のある方は、とりあえず、以下の二つが参考になると思います。

 

 

 

  ScanSnapとは

ScanSnapとは、ドキュメント・スキャナです。

ワンタッチで、大量のドキュメントをクラウドに保存することができます。プリンタにもスキャン機能が搭載されているものがありますが、こちらのScanSnapは、高速で文書をスキャンすることに特化した機器で、いわゆる「自炊」などにもよく使われているスキャナです。

 

スキャンのスピードはものすごく速く、ScanSnap Homeという管理ソフトもなかなか秀逸で、ソフト・ハードの両面においてユーザー体験に非常にこだわって開発されたことがうかがえる製品だと思います。

 

こちらも、ご存じのない方で、興味のある方は、YouTubeに紹介動画がたくさんありますので、ご覧ください。

 

 

 

  GoodNotes x ScanSnap = ∞に反復

ずばり、GoodNotesのいいところは、PDFを読み込んで、それをそのまま一冊のNoteのように使うことができるできるところです。GoodNotesのアプリで読み込んだPDFは、まるで紙の教材に書き込みをする要領で、書き込みができます。

いったんPDFで取り込んでしまえば、何度でもNoteとして複製できます。特定の1ページだけを複製するという使い方もできますし、部分的にCopy&Pasteして、「苦手克服ノート」のようなものを作成するのも簡単です。

 

GoodNotesで用意されている機能を利用すれば、子供に教える時に、「自力でやらせてみる」⇒「できないのでちょっと解説してあげる」⇒「もう一度やらせてみる」⇒「やっぱりちょっとできないのでもう一度解説してあげる」⇒「もう一度やらせてみる」というようなことが、電子的にシュパッ、シュパッとできます。これで、我が家には「繰り返し革命」が起きました。「どうやって繰り返しの勉強をするか」ということに、全く頭を使わなくてよくなったことで、とにかく時間を実際の繰り返しに使えるようになったわけです。

 

また、四谷大塚の過去問データベースは、PDFで過去問が入手できるので、これをそのままGoodNotesに読み込んで、iPadで過去問演習、なんてことも簡単にできます(本命の学校については、やはり、印刷して取り組むことになりそうですが、二度目・三度目の過去問演習などには使えそうです)。

 

紙のコピーは面倒だし、何より、ただでさえ大量の紙の教材を配布するSAPIXですから、これ以上紙は増やしたくありません。そこで、iPad+GoodNotesです。OneNoteは、GoodNotesと比べると、全体的な使い勝手が一段劣ります。。。

 

  PDFで取り込むには「裁断」が必要

ただ、このようにGoodNotesを活用して反復演習のツールとするには、SAPIXの教材を裁断してスキャンすることで、PDFファイルにしてあげる必要があります。そこで登場するのが「裁断機」です。

 

もちろん、カッターなどを利用して、自前で裁断することもできるのですが、毎日のこととなると、やはり、専用の機器を購入するのがいいと思います(結構な値段がするんですけどね。。。笑 とほほ)。

 

およそ本棚にある本をすべて電子書籍にするぞっ!!といった本格的な自炊をされるのでなければ、裁断機はこんなのがおすすめです。

 

 

気が向いたら、もう少し詳細にGoodNotesとScanSnapの活用法を書きたいと思いますが、スクリーンショットをとったりするのが面倒なので多分やりません笑

でも、これだけはいえます。「GoodNotes+ScanSnap」本当に最強です!!

 

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