休みの日とか、朝、目が覚めて、家族が全員、知らぬ間に出払っていたりすると、一人、置いてけぼりにされたような気分に襲われ、寂しくなる事はありませんか?

僕は、子供の頃、避難勧告が地域一体に発令されて、自分だけに知らされず、放置されてしまったような、具体的な不安に襲われたものです。

所謂、映画の【ホームアローン】状態ですね。

そんな状況で、家の呼び鈴が鳴ったら・・・? 結局、新聞の勧誘だったりしますが、人恋しくなっているタイミングなのに、、、、妙に警戒し、躊躇します。

求めているのは、家族とか、面識の有る知人とかなので、呼び鈴を鳴らしている以上、家族では無いし、知人か否か、その判断に迫られた、ある程度、緊張する場面だから、という事でしょうかね?

しかし、、、、

ホラー映画の登場人物が、何故、危険そうな場所へと赴くのか、、、、『一刻も早く、不安な状況から逃れたい』とする心理が作用し、好ましく、都合の良い結果を求めたがるが為の期待、その思い込みに同様、人は安全を欲する余り、判断を急いで、却って、過ちを犯すもの・・・。

結局、臆病であれば、ある程、その当事者は玄関の錠を外し、扉を開いてしまいます。

そして、、、、





「あなたは、現在、孤独を感じてはいませんか? 我々の神は、その孤独を癒して差し上げられるのです





何故だろう? 不安が解消されると、その次には、大抵、怒りが湧き上がってくるのは・・・?(いえ、恐らく、自分に対するもので・・・)
客  「お釣り、貰ってない」
店員「え・・・? 渡しましたよ」
客  「受け取ってないって」
店員「僕、気を付けてますから、忘れる筈が無いです」
客  「“筈が無い”ってどういう事だよ、“筈が無い”って、、、、俺の方が嘘を言ってるってか?」
店員「でも・・・」
客  「もういい、、、、防犯カメラがあるだろ? その映像を確認させろや」



二人は裏に回って、録画映像を確認・・・。



店員「ほら! 僕、お客さんに渡してますよ!」
客  「よく見ろ! あれ、レシートだろうが! お釣りを渡すんだったら、レシートと一緒に、両手を添えるもんだろ? これ、完全に片手じゃねぇか!」
店員「・・・ホントだ・・・」
客  「明確な証拠だよな?」
店員「分かりました、、、、僕のミスですので、お詫びします。申し訳ありませんでした・・・。勿論、お釣りの方は改めてお渡しします」
客  「ま、当然だな。ほれ、レシート、、、、確認してくれ」
店員「はい・・・。えっと、1000円をお預かりして、商品代金の合計が、、、、1000円?」
客  「ん?」
店員「・・・釣銭は発生しませんね?」
客  「・・・そだね」
店員「・・・ある意味、奇跡ですね、、、、ぴったり1000円って・・・?」
客  「・・・かもね」



レジの方へ戻る二人・・・。



店員「あれ? 僕、レジ、開いたままでしたっけ?」
客  「いや、その管理責任は店側に有る訳で、、、、こっちは関係ないし・・・」
店員「少なくなってるような・・・」
客  「あれ? 俺、自転車で来たんだけど、、、、無くなってる?」
店員「さぁ、、、、駐車場でのトラブルは、店側の管轄外の事ですので・・・」
客  「そういや、鍵を掛け忘れてたような・・・」



ボケボケですわ・・・。






以上、有りそうで、無い、、、、いや、無さそうで、無い話でした・・・。
「何? 呼び出して・・・」

「男に振られた、、、、慰めて」

「カフェの椅子に、どっかりと深く座り込みながら、目線だけで、あたしを出迎えるような、横柄な態度に出られると、そういう気も失せるわ~」

「心の傷付いている友達に対して、そんな、辛辣な言葉を向けてくる訳?」

「すっかり被害者意識に囚われてるけど、、、、振られる方より、振る方が辛い、って事も有るんだよ?」

「男の味方? それとも、振られた事の無い女の余裕?」

「別れ話を切り出すとなれば、少なくとも、何日も前から苦慮して、下手すれば、何ヶ月も前から苦悩して、そのタイミングを量りながら、神経を擦り減らしてたに違いないよ。その間、あんたの事だから、どうせ、男が発してきていたであろうサインらしき気配にも気付かず、のほほんと、毎日を気楽に過ごしてたんでしょ? で、いよいよ、関係の解消を告げられた時には、あんたが如何に抵抗を示そうが、相手の迷いはすっかり抜け切って、決意が固まってしまっているから、既に手遅れの状態、、、、あんたにしてみれば、唐突に、一気に浴びせられた悲哀なんだろうけど、向こうは向こうで、同じ分だけの不幸を、緩慢に、徐々に受け容れてきてたんじゃないの?」

「あたしが鈍いみたいに・・・」

「間違いなく鈍感な人間の部類だよ、、、、だから、毎度毎度、男の方から別れ話を切り出される訳・・・」

「じゃあ、如何すれば・・・?」

「相手の動向を常に探って、異変を感じたら、即、自分から別れ話を持ち出す・・・」

「・・・別れたくないとしたら?」

「結局、いつも別れる羽目になってんじゃん?」

「でも、そんなの、楽しくない・・・」

「楽しみたいなら、相応のリスクは受け容れなきゃ、、、、付きものなんだよ」

「男はドラック?」

「向こうからすれば、“女はドラック”ってなるし、、、、“恋愛がドラック”ってところかな」

「・・・如何して、溺れないでいられるの?」

「あたし? うんと、、、、そう見えるとしたら、あたしのは“恋愛”じゃないんじゃない?」

「じゃあ、、、、あたしの勝ちだ?」

「は? 勝ち負けじゃないし・・・」

「あたしの方が上だ?」

「上とか、下とか無いし・・・!」

「ありがと、立ち直れた気がする」

「あ、そういう目的・・・?」




つまり、慰めさせられた訳ですね?