令和4年予備試験の結果について

 

  令和4年予備試験の結果

Twitterでも報告いたしましたが、残念ながら「不合格」でした。

合格の可能性があると思っていただけに、とても悔しい気持ちでいっぱいです。

 

過去5年間の予備試験の論文式試験の合格率の推移をみても、令和4年は過去最低の数字です。受験者2,679人に対し、合格者数が481人で、論文合格率が17.9%です。論文の受験者数の数からすると、520人前後は合格者数が出るのではないかと予想していたのですが、なかなか厳しい結果です。

 

今回受験された方の中でも、かなり上位の方のみ(KBさんとか、九龍半島さんなど)しか合格できていない印象です。予備試験は、短答に合格するのもそれなりに難しいのですが、論文がある程度かけるようになり、そこから論文合格ラインにのせるまでにも、かなり大きく分厚い壁があるという印象です。

 

  時間の使い方について

今年は、去年と比べて論文式試験のあとから、結果発表まで、とても有意義に時間を使うことができました。口述対策に向けて、民事実務、民事訴訟法及び刑事訴訟法の知識を集中的にインプットできました。この期間に民事実務の復習や、両訴訟法の肢別本を一気に潰せたのはとてもよかったです。

 

加えて、口述過去問(平成23年度〜令和3年度分)を入手し、同じ短答合格者の中で、口述の練習もできたのは、新たな刺激を取り入れるという点で学習に深みが出ました。口述の練習をする過程で、自分の知識があやふやなところや、理解が不足しているところなどを指摘してもらい、適宜修正するという形で、自分ひとりでは理解不足になっていたところを補うことができました。

 

  これからについて

司法試験・予備試験の学習を始めて、リアルやネットで、いろいろな方と知り合うことができました。このブログの裏テーマである「リアルだけでは絶対に出会えなかった人と出会う」という点からも、ブログを続けて、司法試験・予備試験の学習を続けてよかったと思います。

 

また、今までは漠然と、一種趣味のように司法試験・予備試験の学習をしていました。しかし、この期間の間に、合格後の自分をとりわけ意識するようになり、自分の将来、自分の人生設計を考えた上で、この試験を突破する必要性が高いと考えています。

 

そのため、次年度も予備試験に挑戦し、リベンジを果たします。

 

そのためには、今までの学習の方針や方向性などがどうであったのか、詳細に敗因分析をする必要性があると考えています。そこから、目指す姿、現状、その差分を意識し、敗因分析を行います。

 

とりあえず成績表がくるまで、今年も申し込んでいる令和4年の行政書士試験に向けて、憲法、行政法、商法のリハビリを行いつつ、民法の短答問題を解けるように知識を整理していきたいと思います。

 

ちなみに、令和4年の行政書士試験まであと23日

     令和5年の司法試験・予備試験まであと268日です。

 

時間というのは平等に与えられています。この貴重な時間を生かすも殺すも自分次第だと思います。悔やんでいる暇があったら、次の目標に向かって頑張ろうという心境です。

 

では、今日も1日頑張っていきましょう!