資源ゴミ、缶瓶ペットボトルの日
30㍑袋が玄関先から出ていって 少しスッキリはした
ゴミ出しするだけで一仕事のように疲れてお香を灯す
HAHAが100均で購入したお香はまだ当分使い続けられる量がある
以前あった下駄箱の上の棚に、愛犬２匹の写真を供養する為の百合の花とお香を HAHAは小まめに代えていた
若い頃は気に入らないことがあると棒を持ち出し愛犬を叩く…
犬小屋に逃げ込んだ愛犬を 幼い私が入り口を塞ぐように泣き叫びながら、HAHAから庇う
そんな地獄を何度も経験した
歳を重ねて さすがに自分の行為を省みたのか花とお香を供えるHAHA…
可愛がっていたり散歩にも沢山連れ出してはいたが、自分の感情を人でも動物でも物でも お構いなしに曝け出す人格を 私は終わったことだからと済ませることは出来ない
でも慣れたのか昨日よりは作業出来るかな
途中で終わったままの洗面台の掃除を再開した
何をやっても取れない汚れ
最初は洗顔フォームかなとヘラなども使って綺麗にと努力した
分析してみると棚の隙間から垂れた感じ
接着剤か…
これは取れないな
敗北感に包まれ放置する
何とか取れる汚れは取ったつもり
シャワー部分は外してつけおき洗いした
掃除のし過ぎで爪が割れている
ゴム手袋の中も汗で蒸れて皮膚や爪もふやけて脆い
部屋の物を簡単に分類して今日は帰ろう…
洋服の山
カバンや袋の山
化粧品の山
貰い物の箱の汚れた未使用景品の山
山を幾つも作り上げた
部屋の隅にはウジ虫やネズミの糞
どちらも形も色も似ている
ウジ虫の方が少し大きくて丸々してるかな
どちらも埃やゴミと一緒に掃き捨てる
ネズミの糞はHAHAが存命中のものだ
どこかの壁に穴を開けられて出入り自由化
同居人は害獣 害虫、沢山いたようだ
忘れ去られたように部屋の隅の隅、山積みの服の下から大きな缶が出てきた
中を確認すると古い写真の類
旅のチラシなどは処分し、写真を一旦持ち帰ることに
疲れたから帰ろ…
父の家に帰り着き、😾みぃさんのお世話、居眠った
夕方に目を覚まし、晩御飯と追加のアルバムを買いに行く
夜も遅い時間に写真を流れ作業のようにアルバムに入れていった
９割方が町内会の旅行写真やカラオケ店での写真
笑顔のものも沢山ある
HAHAの笑顔を見たことも少なくともあるが、記憶に残るのは不満げに眉間にシワを寄せたり怒鳴ったりする険しい表情だ
知り合いと接して笑うこと多かったのか
家族の誰とも写らず、旅先で遊び笑うHAHAの写真を見ていると
【好きなように生きたはったんちゃうか～】
と写真にも一緒に沢山写ってるお隣さんの言葉が頭に浮かんだ
だから亡くなった時、発見が遅れたことで 私が自分を責めることはない…
好き勝手に生きた人
家族に迷惑しか掛けなかった人
そう割り切って自分を楽にしたい
数少ない父や子供、ペットの写真は別のアルバムを買って収納しよう…
写真を取り分け 眠りについた