痛快・夫婦喧嘩バトル！！
「愛するふたり別れるふたり」 って番組を覚えてます？
今から７年前の１９９９年頃。
毎週月曜日１９時からフジテレビで放送していた "伝説の番組" です。
結局 ヤラセ が発覚して打ち切りになっちゃいましたけどね。
あんな生々しい番組、ほかにないと思います。 終わってしまって本当に残念です。
またやんないかなあ～。 愛するふたり別れるふたり。
そんな番組知らないよー、っていう方へ。
「愛するふたり別れるふたり」 は 「公開夫婦喧嘩バラエティ」 という名目で
スタジオに来た夫婦は、司会のみのもんた、美川憲一、中尾彬、飯島愛、デヴィ夫人達の前で
離婚するか否かを迫られながら、白黒ハッキリつけちゃいましょうよっ！ という番組です。
飯島愛なんかが、毎回柔らかい口調で
夫婦を仲直りさせようと一生懸命説得しますが
そこへデヴィ夫人が、軽蔑しきった顔で
夫婦に辛辣な言葉を浴びせかけ、火に油を注ぐもんだからさあ大変です！！
逆上した旦那が、テーブルを蹴っ飛ばしたり、デヴィ夫人に殴りかかろうとしたり
みのもんたまで止めに入ろうとする始末で、スタジオは修羅場と化します。
もっと凄いのは、不倫相手をスタジオまで呼んで
奥さんや旦那の目の前で一騎打ちさせるという場面。
あれは生々しくって、ゲラゲラ笑っちゃったもんね。
もの凄く ゲス な番組なんだけど
ゲスだとわかっててもついつい見てしまうんですよね。
「人の不幸は蜜の味」っていいますし。所詮テレビです。
夫婦がどうなろうと、おいらの知ったこっちゃありませんｗ
おいらが一番好きだったのは、デヴィ夫人の 「挑発ぶり」。
言わなきゃいいのに、余計なことばっかり言って相手を逆上させる。
あの頃のデヴィ夫人はパワーがあったし、見ててとても痛快で面白かった。
浮気してる旦那に対して 「んまあアナタ！！さっきからなんて不遜な態度！！」
フソンって何だよ？などと嘯く旦那に対して 「アータ不遜の意味もわからないですの？」
逆上する旦那を無視して、今度は奥さんに「アータね、こんな旦那とは別れたほうがいいですよ」
などと余計なアドバイス。侮辱された旦那さんは当然ヒートアップ。
テーブルを蹴っ飛ばしデヴィ夫人に襲いかかろうとします。
その時の旦那さんの言葉にはとても迫力がありました。
「おいクソババア。 そんな顔でそんなこと言われてる人の気持ちアンタ考えたことあんのか！？」
う～ん、おっしゃる通り。
おいらだって同じ立場だったらデヴィ夫人にキレてたかも知れません。
見ててこんなにビリビリくるエキサイティングな番組、ほかにありませんって。
あと、奥さんの不倫が原因の時も、デヴィ夫人は凄かった。
「んまあ～このアバズレっ！！」 「このコ娘はっ！！」
一番笑ったのが、デヴィ夫人のこの一言。
「アータ達みたいなのが子供ばっかり作って、ニッポンは困るわね！！」
あんなこと言われて、さすがに奥さんキレまくってたし。
「なんであなたにそこまで言われなきゃいけないんですかっ！！」
そりゃそーだ。あんなこと言われたら誰だって怒りますって。
でも面白かった。ゲラゲラ笑った。
毎週毎週、デヴィ夫人が何を言うのかとても楽しみでした。
しかし番組の流れはだんだんマンネリ化。
デヴィ夫人もおとなしくなったなあ～と思っていた矢先
「愛するふたり別れるふたり」が突然の打ち切りっ！！ ガガーンっ！！
それ以来、おいらにとって、楽しみな番組がなくなり
テレビなどすっかり見なくなってしまいました。
いろんな方面から批判があって、いろいろな問題もあって、
止むを得ない状況だったんでしょうけれど
おいらにとっては 「ハマッた最後の番組」。 今でも忘れられない思い出の番組なのであります。
「愛するふたり別れるふたり」 をもう一度見たい！
そう考えているのはおいらだけではないはずです。
復活を強く望みます。