【英検1級】二次試験当日~2023年度第3回体験談 | ぱんだのえいご学習帳

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やっと英検一級に合格することができたぱんだ子が合格までに準備したエッセイ&スピーチのネタ帳や英語学習について綴るblogです。どこかの誰かの励みになればいいなーと思います。

2023年度第3回の二次試験(C日程)は、3月3日「ひなまつり」の日に実施されました。

 

私の暮らしている県内には1級の面接会場の設定がないため、近隣のエリアに遠征しての受験となりました。

二次受験票で指定されたのは「午後」でしたが、遠方での受験になるため、午前中に自宅を出発。

会場近くのスタバでランチとして軽食を取り、試験会場に向かいました。

 

ひらめき電球面接官

日本人+ネイティブの面接官で、お二人とも男性でした。

面接室に私が元気よく入っていた時点で、ネイティブの面接官が満面の笑顔で出迎えて下さったのがとても印象的で、力が抜けました。

 

ひらめき電球トピックカード

私は午後の黄色でした。

(トピックカードは、午前と午後で2種類ずつ、計4種類。)

 

渡されたカードの5つのトピックの中で、私のネタ帳(一次試験のエッセイ対策以降書き溜めた原稿は100超)で対応できるものが3本ありました。

 

そのうち1本は、エッセイ対策で書いた経験はあったもののスピーキングでの練習不足でスムーズに話が展開できそうになかったので除外。

もう1本は、Q&Aで打ち返せる自信がなかったので除外。

結局、オンライン英会話での練習で似た内容でスピーチをした経験があり、かつ、Q&Aも完全に打ち返せるなと判断したトピックを選んでスピーチしました。

 

ひらめき電球スピーチ

英検は出題内容などについて詳細にSNSやblogなどで書くことができないため、ぼ~んやりした感じで分かりにくいと思いますが…

 

私が当日に話した内容は下のような内容です。

 

*出生率を上げないと、労働力不足が深刻になる。既にいろいろな業界で人材不足が起きており、業界によっては業務に支障も出ているため(→ここで具体例を紹介)、市民生活に影響も出ている。このため出生率を上げるためのサポートは絶対に必要だ。

*出生率を増やさないと、今後、税収が減って公共サービスの質も量も減る。(→ここで具体例を紹介)我々が今後も今と同等以上の公共サービスを受けていくためには、出生率を上昇させるというのは必須事項だと思うので、そのためのサポートは絶対に行うべきである。

 

スピーチの最後のThank you for listening.が終わった直後にタイマーがなり2分以内に終わりました。

 

スピーチの具体策については今後のblogで書きますが、スピーチで意識したのは

「小さい子にわかるように、易しい語彙・構文で話す!こと」

このため、文法と語彙での加点は全く期待できないな~と思いながら受けました。

 

ひらめき電球質問

*(日本人面接官)どんな面でのサポートが重要でしょうか?

→日本では、この数十年、平均年収が上がっていません。どの家庭も家計のやりくりに苦労しています。なので、収入を増やすことが絶対に必要です。子供への教育、保育所費用などのサポートも有効ではないでしょうか。

 

*(ネイティブ面接官)出生率の低下は最近もニュースになりましたね。政府は夫婦に子供を産んでもらうように支援をしようとしていて、経済団体は給料を上げようとしています。どちらが有効だと思いますか?

→お金がないことが何よりも問題だと思います。お金がないことが原因で結婚や出産を諦める人が今の日本にはたくさんいます。まずは収入を増やすことが一番の解決法だと思います。

 

*(ネイティブ面接官)若者が結婚しないのには他に何か理由はありませんか?

→調査によると、日本では多くの若者が結婚願望がない(結婚を希望していない)ことが判明しています。彼らは結婚により、自分たちの自由な時間が失われることを恐れているように思います。会社がフレキシブルな働き方を提案したりして自由度が増すともう少し彼らの考え方も変わるかもしれません。

 

*(日本人面接官)労働者不足の問題について、今出生率を上げても、その子供たちが働けるようになるのは20年以上先ですよね?今の労働不足を解消するためにすぐにできる対策は何かありますか?

→移民、外国人の受け入れをするべきだと思います。彼らは日本の労働者不足を解消するのに貢献してくれると思います。彼ら自身がもしも母国に帰る場合も、日本で得た技術を母国で活かすこともできます。

 

ここまで話したところで4分の質疑応答時間終了のタイマーがピピっとなりました。

 

口ごもることもなく、レスポンスよく回答はできましたが…

英検協会がきっと求めていたのは”出産費用の支援”とか”教育費無償化””小児医療無料化”みたいなもっと直接的な金銭サポートを導入するかどうかなのかなーと思ったりしたので、合格はちょっと微妙かな~…という感じです。

 

自分なりに、面接で「よくできました合格」な点は…

 

合格試験室に入ってくるから出るまでずーっと笑顔

合格自己紹介をきちんとする→先生方も笑顔で聞いてくださり、ネイティブの先生が「いろいろと幅広く興味があって楽しそうですね~」と言ってくださった

合格ディスカッション&スピーチの間、視界の片隅に入っていたタイムキーパーの人も熱心に前のめりで聞いてくださっていた

合格自分に喋る順番が来たときはとにかく止まらず喋った

 

”合格できているかどうかはわからないけど、全力でやり切ったので悔いなし!”

という思いと、

”楽しく会話ができた”

という満足感で1日を終えたのを今も覚えています。

 

悔いなく終わったので「これでダメなら仕方ない。しっかりともう1回やり直して次こそ受かろう!」と前向きに結果を受け止められそうだな~とも思っていました。

 

これから二次試験を受験される方の一人でも多くの方が

”二次試験、楽しかった!”

”やり切った!”

と、思って当日を終えられるように心より応援していますパンダ

 

↑の内容で、どのくらいのスコアが出たのか?はまた後日…。

 

 

合格このblogで公開している内容は、個人の経験談であり、合格を保証するものではありませんのでご注意下さい。また、blogで公開している内容を試験本番で使用された場合の結果について、責任は一切負いませんので各自の責任・ご判断においてご利用下さい。

 

合格個別の学習相談には応じていません。

 

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