工藤静香:シングル集をまとめてみる(1987-1999) | パンダの音楽

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'80年代末期…1988-89年の頃、かつて中山美穂、南野陽子、浅香唯、工藤静香の4人は「4大アイドル」と呼ばれ、光GENJIとともに歌謡界を盛り上げていました。その中でもオッサンがお気に入りだったのが工藤静香、アイドルらしからぬアンニュイな歌の世界で、カセットテープに楽曲を収めてはヘビーローテーションしてました。DREAMS COME TRUECHAGE and ASKAとシングル集についてつづりましたが、今回の工藤静香に関してもCD音源としてライブラリに落としておらず、この度ベスト盤などを再収録しながらのリコメになりました。「全シングル網羅」とはなりませんでしたが、700MBのCD2枚組になるシングル集となりました。以下にインデックスを記します。

 

<Disc 1:SHIZUKA (1987-1993)>
1/ 禁断のテレパシー (1987)/ 3'47"
2/ Again (1987)/ 4'15"
3/ 抱いてくれたらいいのに (1988)/ 5'07"
4/ FU-JI-TSU (1988)/ 3'47"
5/ MUGO・ん…色っぽい (1988)/ 3'53"
6/ 恋一夜 (1988)/ 4'31"
7/ 嵐の素顔 (1989)/ 3'31"
8/ 黄砂に吹かれて (1989)/ 3'49"
9/ くちびるから媚薬 (1990)/ 3'56"
10/ 千流の雫 (1990)/ 4'42"
11/ 私について (1990)/ 4'07"
12/ ぼやぼやできない (1991)/ 3'40"
13/ Please (1991)/ 4'18"
14/ メタモルフォーゼ (1991)/ 4'15"
15/ めちゃくちゃに泣いてしまいたい (1992)/ 4'59"
16/ うらはら (1992)/ 4'54"
17/ 声を聴かせて (1992)/ 6'36"
18/ 慟哭 (1993)/ 4'47"
(Total 78'59")
 
<Disc 2:SHIZUKA (1993-1999)>
1/ わたしはナイフ (1993)/ 4'27"
2/ あなたしかいないでしょ (1993)/ 6'25"
3/ Blue Rose (1994)/ 4'40"
4/ Jaguar Line (1994)/ 4'09"
5/ Ice Rain (1994)/ 6'01"
6/ Moon Water (1995)/ 5'12"
7/ 7 (1995)/ 5'46"
8/ 蝶 (1996)/ 5'09"
9/ 優 (1996)/ 4'53"
10/ 激情 (1996)/ 4'39"
11/ Blue Velvet (1997)/ 3'55"
12/ カーマスートラの伝説 (1997)/ 4'52"
13/ 雪・月・花 (1998)/ 4'47"
14/ きらら (1998)/ 4'53"
15/ 一瞬 (1998)/ 4'48"
16/ Blue Zone (1999)/ 4'13"
(Total 78'53")
 
2枚とも700MBのCD-Rでできるだけいっぱいの容量で収録、すべてリリース年代順に並べてみました。音源があるのに収まらなかった楽曲は「Lotus ~生まれし花~」(2005)、「心のチカラ」(2005)、「Clāvis -鍵-」(2006)、「雨夜の月に」(2007)の4曲、もともとライブラリになくて収めていない楽曲は「深紅の花」(2000)、「maple」(2002)、「キミがくれたもの」(2012)の3曲です。2枚組34曲ある中で、自己最大ヒットの「慟哭」を含め、メジャーなタイトルが羅列している<Disc 1>への思い入れは深い。このオッサンにしてカラオケでシラフで歌える楽曲…「FU-JI-TSU」、「MUGO・ん…色っぽい」、「恋一夜」、「嵐の素顔」、「黄砂に吹かれて」、「くちびるから媚薬」などは、…もう青春の輝きまっしぐらです。いやぁ…、「FU-JI-TSU」はいつ聴いても名曲ですね。一方で<Disc 2>はメロディさえピンと来ないタイトルもあったりするが、歌心の要る楽曲が軒を連ね、シンガーとして成長したSHIZUKAを聴くことができます。それで、オッサンのお気に入りの楽曲は「FU-JI-TSU」、「恋一夜」、「嵐の素顔」、「Blue Velvet」…と偏りのあるラインナップ、でも後藤次利氏のプロデュース時代は、確かに静香の黄金期だと思います。今回のシングル集で未収録の7曲も含めて<Disc 3>と行きたいところでしたが、毎年のようにシングルをリリースすることがなくなった今、「思い出を切り取る」感じで上記の2枚CDで収まったのは、コレはコレでアリといった印象です。…あぁ、カラオケに行きたくなってきました。以上、記事終わり。