ちょこっと気まぐれで名古屋を散策(2018/01/06-07)① | パンダの音楽

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静岡在住のセレクタ兼チャーターです。

独自ヒットチャートの公開、お気に入り楽曲の紹介等を致します。

2018年1月6日(土)~1月7日(日)に名古屋を訪れた際に少しだけ観光したことを記事にします。実は2月頃に書きためていたのに完成しないまま放置しており、今頃になってのリリースです。毎度ズボラなオヤジですみません(;^_^A。

浜松は名古屋から距離で105km程度、東京と大阪の間のほぼ中間地点で、浜松からは東京も大阪も245kmほど。比べてみてわかる通り、浜松からは名古屋はいちばん身近な大都会で、JR浜松駅からは新幹線のひかり号であれば30分ほどでJR名古屋駅に着きます。

1月6日(土)は医者に行ったり家事をしたり日常の買い物をしたりして、のんびりしていたのですが、せっかくの3連休で家でゴロゴロしているのも何だかもったいないと思い、18時頃になって名古屋へ出かけました。つまりは、あまり画を載せた記事はかけず。名古屋駅に出てから、近くの飲食店で一杯ひっかけようとウロウロしました。

名古屋駅はエスカ地下街を歩き、名物の手羽先のお店などを探してみたのだけれど、結局、地上にもどって、名古屋駅西口のすぐ南側にある「鶴八」というお店に入りました。

3連休の初日の土曜日の夜ということもあって、店内は大盛況。2Fのカウンタに案内されて1人まったりくつろぎました。上の画は名古屋名物の手羽先、それと、モツの煮込み。天下の山ちゃんのスパイシーなものと違って、甘辛い味付けでゴマがかかっていて、こちらの方が家庭的な印象でした。

こちらの画は大あさりの浜焼き。愛知県は伊良湖岬辺りで多く収穫される貝で、愛知県や三重県では漁獲量も多くて地元の名産です。正式名称は「ウチムラサキ」といって同じ二枚貝のくくりではあるがアサリとは縁が遠い種です。大ぶりな身は食べ応えがあって、大好きな一品。実は「鶴八」の画はこれだけ。夜だし店の外観も写すこともなく、気持ちよくなったところでそのまま宿に着きました。なお、「鶴八」さんが載っている記事のページがありました、下記をご参照ください。

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居酒屋鶴八 新幹線駅前店
居酒屋鶴八 新幹線駅前店
ジャンル:名古屋名物居酒屋
アクセス:JR名古屋駅 徒歩1分
住所:〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町15-5 山岡ビル1~3F(地図
姉妹店:もつ鍋・ちりとり焼ダイニング みつえもん. 名駅本店いけす鶴八 新栄店
ネット予約:居酒屋鶴八 新幹線駅前店のコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 名駅×居酒屋
情報掲載日:2018年1月30日

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翌朝(1/7)、名古屋駅の東側、有名な喫茶店:KAKO(カコ)に入りました。名古屋で初めて自家焙煎コーヒーを提供したことで知られていてます。前に名古屋を訪れた時に柳橋店に入ったことはあったのだけれど、今回は「BUCYO Coffee KAKO」に初の入店。

店の外観はこんな感じ。大きな「KAKO」のアーケードが印象的だけれど、どこかしらヨーロッパの街並みにありそうな風景。

店内の様子の画。雰囲気は絶好です!。女性3人でホールからキッチンをせわしなくきりもみしていました。7時の開店前から(おそらく)常連さんが何人か待機していて、名古屋人の「喫茶店熱」を肌で感じました。

ジャーン、名古屋トーストとオリジナルブレンド!。やっぱり名古屋に来たからには小倉とマーガリンだね。ふだん、コンビニのコーヒーで済ましたり、座って飲むにしてもスタバくらいで、「せっかくの名古屋」を満喫しました。なお、喫茶店KAKOのホームページはこちら→KAKO BUCYO COFFEE

居心地の良い喫茶店だけれど人気があって、あっという間に満席。早起きしたし…、カウンターでまったり過ごしていたかったのだけれど、「また来ればいいか」って、店を出ました。

名古屋へは買い物にしろ物見遊山にしろ、時々訪れることはあるものの、大概は名古屋駅周辺や栄の界隈で歩き終わってしまう。名古屋で「観光地」っていうと、名古屋城、東山動物園、名古屋港水族館…、目新しいところでレゴランド!…、そこで、今回は名古屋市の南の方、「薄ら乗り鉄」なのでリニア・鉄道館を目指しました。

どれくらい前にリニア・鉄道館を訪れたのか忘れてしまったのだけれど、「あおなみ線」に乗るのは久しぶり。名古屋メインの「manaca」系列はJR系の電子マネーを使うことができるようになり、私は「Suica」持参者で大変便利。

こちらがあおなみ線の路線図。正式名称は「西名古屋港線」、"名古屋"-"金城ふ頭"間で、路線長は15.2km、駅数は11。ふだん乗り慣れている遠州鉄道の路線長は17.8kmで駅数が18だから、駅間の平均距離はあおなみ線の方が長いことになる。ちなみに「あおなみ線」の名前の由来はイメージカラーの青「あお」+名古屋の「な」+港の「み」の文字列だそうな。名古屋臨海高速鉄道が運営していて、ホームページはこちら→あおなみ線

あおなみ線の車輛、イメージカラーの青が主体。地下鉄の車輛っぽくて無機質な印象がある。

名古屋駅を出てゆっくり24分間、金城ふ頭駅に到着。時刻表で見る限り1時間に5本の運行で遠州鉄道と同じ。親近感がわいてしまう。

3連休でよく晴れた日曜日、満員電車でもなかったが終点駅までの乗客は多く、そのほとんどがレゴランドの方向へ。オッサンは反対方向のリニア・鉄道館へ向かう。

金城ふ頭駅で記念撮影用のパネルを見かける。記念品の販売もされており、ちょっとした観光列車である。

はいチーズ!。レゴもいいけれど将来の鉄ちゃんは脈々と育っていくのであった。

これが金城ふ頭駅の外観、5文字の中にひとつひらがなの「ふ」の字が何だか微笑ましい。
駅から歩くこと5分ほど、リニア・鉄道館に到着。本当は2017年の夏に開催されていたドクターイエローの特別展示に来たかったのだけれど、だいぶ出遅れてしまった。
入館後、1F展示室=シンボルコーナーにて。SL、新幹線、リニアが整列、壮観!。暗い場所なのでうまい具合に撮影できないのだけれど、思い思いにアングルに悩む来館者が多かった。新幹線たちの上の壁面にプロジェクションでSLからリニアまでの鉄道の歴史を説明する動画が流れていて、しばし鑑賞しては「わざわざ此処まで来た甲斐があったな」って感動していた。
こちら、955形新幹線試験電車(300X).。見かけない顔をしているけれど、1996年に当時の世界最高速度=443km/hをマークしていたのでした!。…そうか、オッサンが大学生の頃だな、なんかそんなこと、TVで放映していたような気がする。
暗がりで見づらい画だけれど、こんな感じで車輛の概要とか、車輛の構造について説明するパネルが添えられて、鉄ちゃんにとってはたまらない世界。
車輛の中に入る。なかなかの人口密度。
運転席の前にて。思った以上に天井が低い。外が暗いせいでもあるが、何だかSFアニメで見る宇宙船のソレみたい…。
車内に展示されている写真パネル。へぇ、こんなふうに東海道新幹線上を走っていたんだ…。みかん畑が山を覆っているところを見ると、清水や蒲原のあたりか、もしくは三ケ日あたりの画かな…?。
続いてこちら、超電導リニア MLX01-1。かっくいぃー!(アラレちゃんふう、昭和か)。2003年に山梨の実験線で世界最高速度=581km/hを記録しました!。
リニア新幹線は2027年に品川-名古屋間で開通予定。「子供の頃は遠い未来の話」だと思っていたけれどあと9年後のことなんだ。それにしてもスゴイなぁ…、時速500km/hを超える世界…。慣れない人だったら今の新幹線でさえ耳がキーンってなるのに、乗り心地はどんなもんだか。
ここでも車輌の中に入る。残念ながら座席は片側2列だけ。まぁ、ほとんどトンネルの中を走るルートだし、外の風景は期待できないのだろうけれど、車輛が左側に傾かないのか不安になったりする。
リニアの正面の顔。今までの新幹線みたいにライトがないからどこが眼になるのかとらえどころがない。先端が平べったく丸みを帯びていて、700系に近いものを感じる。
たくさんの車輛展示がされているイベント広場に入る。朝も早いうちに入館したのでそれほど混雑していない。
受付のカウンターにて。何種類かのペーパークラフトが販売されていた。この時は「面倒くさいなぁ」って拒否しちゃったけどドクターイエローのでも買っておけばよかったなぁ…。
こちら、「リニア・鉄道館」のパンフレット。紫色のスタンプはイベント広場の入り口付近で押したもの。
端的に展示されている新幹線や上述したシンボルコーナーのSL+新幹線+リニアと、イベント広場にある歴代の新幹線について端的に解説が書かれており、これだけでもためになる。
このパンフレットについていた運転手シミュレータの抽選に応募してみた。案の定、かすりもせず。
これはこども用のパンフレット。こちらは新幹線以外に歴代の蒸気機関車や木製の電車、特急車輛などの解説、館内の各展示コーナーの説明がされていて、一般用のパンフレットより内容が充実している。そうそう、リニア・鉄道館のホームページはこちら→リニア・鉄道館(JR東海)
来館当時は特別展で100系新幹線の鼻の中を開けてくれるイベントがありました。先ほどさりげなく書いていたけど、300系新幹線の中に入れたのも特別公開だったんだね。
イベント広場は在来線エリアから時代を下るように見学していく。まずはED11形式。オッサンが生まれる前に走っていたやつだ、歴史を感じる。
おっ、浜松工場の製造だ。やや誇らしげ。浜松の駅の西側は今でもたくさん線路が横たわっていて、新幹線の工場にもつながっている。昔は在来線の車輛をつくる工場もあったということだ…。
こちら、時代がさかのぼってC57系蒸気機関車。SLは大井川鐵道(島田市金谷)で今でも現役で動いているわけで、静岡県中部にお住まいの方であれば見慣れているかもしれない。
これはホジ6005形式蒸気動車。100年ほど前に走っていたそうで、燃料は石炭。昔は炭田で働く人も多かったわけで、まさに炭坑節の世界~♪月がでぇたでぇた~♫。
EF58系の画、通称は「ゴハチ」。国鉄時代に大活躍していた牽引電気機関車、昭和のニオイがぷんぷん。国鉄時代は浜松区で働き1985年に廃車。その後、JR東海が買い取り1988年に復活、飯田線などでイベントや工臨で活躍し、2007年に引退。ツウの間では「イゴナナ」と呼ばれ親しまれている。
車輛の中を見学する。青いシートは昔ながらの旅客車にあるようなコールテンっぽい素材で懐かしい。ただし、座ることはできない。
というわけで、「浜松工」の文字が誇らしい。近くにあった説明用パネルを見ると、最高速度は100km/h、意外と速く走っていたんだね。
モハ52形式の車輌、52004。モハ52系の第2次の車輌で、使用開始は1937年6月。主に京都、大阪、神戸など関西方面で活躍していた。
流線型のフォルムが一世風靡して、国鉄時代は「流電」と呼ばれて親しまれていた。光にてかってわかりにくいが「大阪行」と表示されている。1930~50年代に活躍した車輌で、戦前~戦後の動乱を走り抜けたのである。
クハ111形式電車、東海道本線の通勤電車として大活躍していた車輌だ。私も子供の頃に乗り慣れ親しんでいて、何とも懐かしい。緑色とオレンジ色のツートンカラー、「湘南色」と呼ばれている。
運行区間は「静岡-東京」、営業キロは約180km!、今となっては在来線ではありえないくらいの長さである。今は浜松-静岡間の東海道本線で3両編成だったりするし、まったくもってケチくさい。もともとここに展示されている111-1車輌は今はなき「佐久間レールパーク」に保存されていたもの。私も佐久間へ訪れたことがあるが、寂れた山里の風景も思い出すと何とも感慨深い。
最高速度は100km/h、EF58157と同じだと思うと、控えめな記録。いろいろ調べてみると私が子供の頃に乗ったのは111系が増強されたクハ113系で、その最高速度は110km/hだった。
やっと出た!、特急電車。キハ181-1、キハ181系第1号車輌で中央線特急「しなの」。これも「佐久間レールパーク」に保存されていたものがリニア・鉄道館に移転された。
車輌内部の画。座席が1つずつに分かれ上述のEF58系よりもゆったりした印象がある。それでも乗車定員を増やすためにトイレや水道は設置されなかったらしい。
こちらは同じ「しなの」でもクハ381-1。1973年に名古屋-長野間の中央本線および篠ノ井線が電化した時にデビュー。曲線区間で振り子みたいに車体を傾けて走行し、カーブでもスピードが落ちない(振子式車輌)。最高速度は120km/h。
子供の頃に見た鉄道写真の、電車が傾いて走っている画の状態だね。山間部が多くて曲線区間が多い日本では実に有効な構造だ。
ついに新幹線コーナー。0系新幹線、私がいちばん好きなタイプの車輌。ご存知のとおり、東海道新幹線を走った最初の形。
展示されていたのは0系36形式、1975年(オッサンの生まれた年!)に新幹線が博多まで開業されるのに合わせて製作された本格的な食堂車。最高速度は220km/h、今まで観てきた鉄道から急に100km/hも速くなった。
車輌の中の画。藤枝の山奥で自然に触れて育ったオッサン…子供の頃は電車に乗ることがあまりなく、新幹線に乗ったのも小学6年の修学旅行が初めてだった。…、田舎の学校で1学年1クラスの集団行動は今となってはいい思い出である。
そんなわけで、新幹線の食堂車なんて、子供の頃からの憧れ!。大人になってから自分のサイフで東海道新幹線に乗るようになったものの、食堂車は存在せず。どんどん時短で進む世界…、今では駅弁すら存在を危ぶまれるせわしなさだ。
続いて100系新幹線。0系に続く第2世代新幹線で、国鉄時代の1985年から運用、民営化後にJR東海およびJR西日本で2012年に引退している。0系と違って鼻先が尖り、スマートな印象があるが「ハンサムすぎる」と私は感じている。
これは100系168形式車輌、2階建て!。1階がキッチン、2階が客席になっていて、食堂車も2階建て新幹線に乗った経験のない私にとっては最高に憧れの的である。
上の画は100系新幹線を説明する動画「上質の乗り心地と快適性を追求」。昭和50年代は利用客が減少し、低迷した運営の中、100系はサービス面を中心としたモデルチェンジが指向されたという。座席のリクライニング角度が拡大して0系よりもゆったりとした乗り心地、車内にミュージックサービスとNHKラジオの送信も行われた。
さらに続いて、300系新幹線。0系や100系と違って鼻がない、のっぺりとした顔立ち。国鉄民営化後の1992年より運用開始、要は「のぞみ」用として開発されたもので、最高速度は270km/h、0系や100系より50km/hも向上した。
車輌の中の画。「のぞみ」が停まらない静岡県民の私、300系はほとんど乗ったことがない。何にせ高速運転を第一優先に開発された世代の車輌のため、騒音の増加、振動の大きさが深刻だったらしい。
懐かしいことに公衆電話が置かれている。まだ携帯電話が普及する前の時代の車輌なだけはある。オッサンも部屋のどこかに保管しているテレホンカード…使うことはあるのだろうか…。
300系新幹線の横にあったのは922形ドクターイエロー。へぇ、0系の顔をしたドクターイエローってあったんだね!。見ると幸運になるといわれるドクターイエロー、頻繁に新幹線が2-3分間隔で行ったり来たりする静岡県に住んでおきながら、オッサンがドクターイエローの存在を知ったのは30歳代に入ってから(;^_^A。
何ともウレシイことにドクターイエローの車輌の中に入ることができた。フツウに旅客用新幹線と同様の座れる客車があるんだね。
客車で放映されていた動画を観る。ドクターイエローが日常どんな作業をしているのかを説明する内容でたいへんタメになった。日本の大動脈を支える大勢の作業員のおかげで、この国の物流や経済は成り立っているんだなぁって、感慨深くなる。
引き続き新幹線の画像。700系でお鼻が長くてのっぺりとした顔つきは何だか微笑ましい。物理学を学んできた割には工学的な流動力学には疎く、この顔立ちがいちばん風を切るんだなぁって不思議に思う。
700系、300系、100系、0系の新幹線を納めた画。この記事の先頭を飾った画のように、後から2Fから見落ろした方が新幹線勢揃いの画が撮りやすいことに気づくことになる。
フレームが横長のスマホで撮り直してみる。…うんまぁ、こっちの方が奥の方までパノラマ感が効いた画になったかな。いちばん手前に映る700系はそろそろ引退を迎えるものの現役でがんばっている車輌。「のぞみ」の停まらない静岡や浜松に「ひかり」で停まってくれることの多いタイプの車輌なのですごく親しみを感じる。
再びこれら新幹線の車輌が鎮座するイベント広場の入り口付近に戻る。左から100系新幹線、0系新幹線、クハ381形式電車「しなの」、モハ52系電車。今までのおさらいのような並び。
再び0系新幹線の前にて。やっぱり初代の新幹線のフォルムがいちばん好き。懐かしくて愛らしい。
イベント広場を出てすぐの展示室の鉄道ジオラマ。残念ながらものすごく画がブレる。何年か前にこの鉄道館を訪れたときはスカイツリーは完成していなかったころだから、目の前にしたジオラマも作り替えられているはずである。
ジオラマに向かって左側=西方、名古屋駅の辺りを描いたジオラマ、つまびらかに探さなかったのだけれど、このジオラマの中にはおとぎ話に出てくる主人公が隠れていたらしい。
ジオラマ展示室のすぐ隣り、「新幹線シミュレータ」。現役の新幹線の運転席を模した空間でヴァーチャル動画を視て臨場感に浸るもの。
子連れのお父さんもいたけれど、純粋にシミュレーションを楽しみたいオヂサンたちが居座っていたりして、私だけでなく童心をむき出してしまう人がいるんだぁって、自分のことを棚に上げて、あきれる。
さらに部屋を移って、超電導リニア展示室。高電圧が流れるコイルから磁気が発生して浮上することを説明するパネルなど、「ガウスの法則」や「フレミングの法則」とか、高校時代に習った物理学が懐かしい。
リニア新幹線の模型が行ったり来たりする展示がされていた。近づいて模型と同じ高さに視線を向けると実際に車輌が浮いているのがわかる。
イベント広場に戻り、新幹線たちの後ろを通る。主に国鉄時代の旅客車や貨物車がズラリと並び、車輌に詳しくない乗り鉄でも興味をひかれる。…っていうか、「スニ30形式」、「オヤ31形式」、「オハ35形式」、「マイネ40形式」、「オロネ10形式」…、一度に覚えられんっつうに。
これは「キハ82形式」といって全国に特急網を確立した立役者的存在らしい。主に活躍したのは1960~70年代で最高速度は100km/h。
こちら、「クロ381形式」、パノラマ車!、最高速度は120km/h。この記事で3台めの「しなの」である。大型リクライニングシートを設置した先頭のグリーン車ではさぞ爽快な展望を楽しむことができたであろう。
新幹線にまつわるいろいろな設備、構造などについて展示されているコーナーへ。新幹線の車輌が製造されて保守を受けて廃車になるまで解説されている。
自動改札機の模型も。Suicaなど電子マネーの普及で紙の切符を使用量は減ったのだろうけれど、未だにJR各社のエリアをまたぐ旅行には紙の切符(磁気カード)を発行してもらわないといけない。もっと利便性向上への追及をしていってもらいたいものだ。
国鉄時代の乗車券の発行機。ものすごいボタンの多さ!、慣れるまでには相当訓練がいるな。なるほど鉄道員がエリートだと思われるわけである…。
このエリアにある新幹線にまつわる構造物…レール、分岐器、パンタグラフ、さらには電力や鉄道変電所など、画とともに解説していたらきりがない…思いのほか記事が長くなってしまった。何とも中途半端だが、本日はここまで。明日の記事に続きます。