名探偵ポワロ』シリーズの
「五匹の子豚」が好きです。
ストーリーも映像の美しさも。



殺されたのが画家だったからか、
物語の舞台は
どこを切り取ってもまるで絵画の様。




キャロライン。
優しい母であり、憧れの姉。
そして良き妻…というよりいつまでも
誰も割り込めない二人にしか結べない
深い絆を持つパートナー。
どの立場でいる時も凛として愛情深い。


娘を遠くにやる時に見送る表情
妹に「何も心配しなくていい」と
説き伏せる声。
夫を許す時に言う
「いつか、あなたを殺すわ」


一着だけ
あら野暮ったい?というのを着ていますが、
それが、また、その似合わなさが
彼女の美しさを際立たせている。



わたしが一番印象に残るのは、
妹と娘を送り出した時の後ろ姿。
さて、この後はやるべきことをやろうと
決心する後ろ姿。








切なく、美しい話。



赤毛のアンシリーズは
平成二十年に購入。

12年前。

少しづつ、ページの端が
丸みを帯びてきた。

それを眺めるのも、たまらなく嬉しい。


何にも変えがたいもの。


愛着という言葉でいい?


…足りない。



最近、心に残った
『経年美化』という言葉は大げさ?


わたしのアンブックスたちよ
みんな美しく年を重ねているよ。

いつも本棚で待っててくれてありがとう。







NHKで放送中の
『アンという名の少女』みてますか?
小説と雰囲気が結構違うので
戸惑うところもありますが
毎週楽しみにしています。

あの頃の女子の憧れ、膨らんだ袖は
んー
全体のシルエットが、ゴツく見える?
特に、少女たちのように背が低いと
…ゴツくてバランスが悪く見える。

流行りのものに夢中なときは、
そんなこと、気にしないのでしょう。


アン、
マリラのお手製の服がとても素敵だよ。
後ろのたくさん並んだボタンも、
とってもいい。


わたしは
マリラのロングスカートで
キビキビと働いている姿から目が離せない。
かっこいいっ、わたしは絶対こっちっっ
彼女こそきちんと自分のスタイルがある。
と、思う。

彼女はとても不器用で純粋で
少女のようだと思う。
だから、アンのことで
割り切るより、思い悩むのだろう。


意図せずとも最終的に
頑固なマリラが後悔しない方に導くマシューの言葉を小言を言いながらもきちんと受け止める。

いい兄妹だ。


やはり、マリラから目が離せない。
んふふ、年が近いからかしらね。