「光州事件」について学べる場所、「5・18自由公園」

今こそ、あたらめて考え直したい韓国の民主化の歴史がそこにありました。

 

光州ツアーのレポートが続いておりますが、今回は少し光州についてお勉強。

(旅の全体の流れリンク食あり!観光あり!体験あり!2泊3日の光州旅行ハイライト

 

今、韓国の政治は荒れていますよねタラー

それについての個人的な意見はおいておきまして・・・

韓国には以前も大勢の人たちが集会を開き、歴史を動かした過去があります。その代表的な事例が「光州事件」。韓国ではよく「518(オーイルパル)」とも呼ばれています。

 

今、ソウルの光化門で行われている集会が「平和集会」とよく強調され、報道されていますが、光州事件はある意味その真逆なイメージですガーン

民主化を求める市民側と軍隊が武力衝突。戒厳令がひかれ、光州市は一時封鎖されたそうです。

この事件は1980年に発生したのですが、関わった人たちはことごとく捕まり、拷問をうけ、情報が政府により統制されたため、「光州事件」の情報が韓国国内にもあまり広がらなかったそうです。

現在でも、この事件については積極的には報道されないので、韓国国内でも詳しくは知られていないそうです。

韓国の人に聞いてみても、映画などで知ったという人もいるほど。

前置きが長くなってしまいましたが、光州の「5・18自由公園」には光州事件の記念館と当時の収容所を再現した施設があります。

解説士の方がいらっしゃり、説明も聞けます。(ただし、光州の方言強めあせる

 

現代史の事件は政権ごとに立場が違うせいか、韓国にいても意外と知ることができません。むしろ日本で韓国について勉強しているときの方が、客観的に学べていたような気もします。

 

今、毎週のようにデモや集会がある時期だからこそ、過去を顧みる意義はあると思うんです。そうでなくても、「光州事件」については知っておきたいですし、現場で、当時を知っている方から聞く説明はとても貴重なので、光州に行く方には是非「自由公園」にも行ってみるといいと思いますパンダ

 

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