パンダノート。 -7ページ目

パンダノート。

41歳の春だからー。


2015年11月5日、19時。


お昼に手術を終え、ベッドでじーっとすること6時間。


「◯◯さん、どうですか?痛いとか具合が悪いとか、ない?」


傷は少し痛いけれど、全然元気ですー
もう寝てるの飽きたよー。


「じゃあ、一応6時間経ったからカテーテル抜いちゃいますか?トイレ行けそう?」


うん、もう立ち上がりたいです、おなかも空いたしー。


「あ、じゃあ夕食も普通に食べる?用意しますねー」


という訳で、

カテーテルをずるりと抜いてもらい(やっぱり気持ち悪い、この感触)、


看護師さんに見守られながら、ヨチヨチ歩いてトイレへ。


そしてトイレの鏡で、新しい左乳と感動の初対面。


…うわぁ、ぱんぱんだ…すごいぶりんっとしてるー。


シリコンがずれないように、周囲をがっちりテーピングされているので、まだ全貌は見えませんが、
術後の胸筋の腫れのために、とにかくぱんぱんで、おっきい。


でも、エキスパンダーだったときのシワもないし、乳首の位置もバッチリ。


わー、テンションあがるわー。


いまはまだぱんぱんだけど、これから徐々に腫れが引いて、馴染んで、もう少し柔らかくなるんだって。



ここまで、長いようであっという間だったな。



これから末永くどうぞよろしくね、新しい乳よ。



2015年11月5日。


いよいよ乳房再建手術の日。



手術は11時半からだったので、朝イチで主治医のいる外来へ。



大きな定規で左右のバランスを見ながら、マジック(?)で胸に下書きをしてもらい、



いよいよ手術室へ。


今回も点滴をガラガラ押しながら、テクテク歩いて向かいました。



手術台に横になり、まばたき一回。



目を開けたときには無事に手術終了。


が、


今回は手術室で完全に覚醒してしまい、意識があるなかでの抜管になってしまいました。


「じゃあ、呼吸の管抜きますね」


ずるずるずるー。


お、おえぇーーーーー!!



…盛大にえづかせていただきました。



いやー、出来れば病室で覚醒したかったわ、抜管は朦朧としてるうちにお願いしたいわ。


なんて思いながら、ストレッチャーで病室に運んでもらいまして、


ベッドに移してもらって、



来てくれていた母に時間を聞くと、ちょうど13時。


6時間後、起き上がれるようになったら、いよいよ新しい乳との初対面です。



つづく。


2015年11月4日。


乳房再建手術を翌日に控え、この日の午後から総合病院の形成外科に入院。


術前検査も問題なかったし、


全摘手術のときと違って、いよいよ新しい乳が完成するのだ!という喜びと、


半年間不快だったエキスパンダーを摘出してもらえる嬉しさで、


軽くスキップしちゃうくらいな気持ちで、病室にチェックイン。


この入院のときは、そんなに長引かないであろうと考え、個室にしました。



ユニットバス付きで、快適。



夕方に点滴を入れたら、手術翌日まで入浴出来なくなるため、まずはシャワーを浴びまして。


入院着に着替え、担当看護師さんを待っていると、


若くてかわいいひとが登場。


「じゃあ点滴入れますね!」


はいはいお願いしますねー。



「…あれ、◯◯さん、ちょっと血管が…出にくい、かな?…よし、いきますね」


ぶすり。


明らかに血管以外に刺さった感触。


「…あ!だめだ!痛いですよね?(焦りまくる)」



…痛いです…でも、だ、大丈夫。



「わー、抜きますね!」


なんてやり取りを、3回。


右腕がみるみる穴だらけに。


先端近くから刺していき、一度刺したところより下には刺せないので、ヒジ下にはもう刺せなくなってしまいました。


2人で困り果てていると、


ベテラン看護師さん登場。


「◯◯さん、替わりまして私がもう一回行きますね。」


十分に刺しどころを吟味して…、


ぷす。



…は、入った!


手を取り合い喜ぶ3人。

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私は左乳房を手術してセンチネルリンパ節生検をしているので、左では注射も点滴も血圧測定も出来ません。
リンパ浮腫発症の危険があるので。
(ちなみにバッグや重いものを持つ等も、左手ではもう出来ませぬ)



なのでこういうとき、ほんと看護師さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになります。


焦らせてごめんね。


兎にも角にも、無事に点滴も入り、


あとは翌日の手術を待つばかり、になりました。



つづく。