2015年11月4日。
乳房再建手術を翌日に控え、この日の午後から総合病院の形成外科に入院。
術前検査も問題なかったし、
全摘手術のときと違って、いよいよ新しい乳が完成するのだ!という喜びと、
半年間不快だったエキスパンダーを摘出してもらえる嬉しさで、
軽くスキップしちゃうくらいな気持ちで、病室にチェックイン。
この入院のときは、そんなに長引かないであろうと考え、個室にしました。
ユニットバス付きで、快適。
夕方に点滴を入れたら、手術翌日まで入浴出来なくなるため、まずはシャワーを浴びまして。
入院着に着替え、担当看護師さんを待っていると、
若くてかわいいひとが登場。
「じゃあ点滴入れますね!」
はいはいお願いしますねー。
「…あれ、◯◯さん、ちょっと血管が…出にくい、かな?…よし、いきますね」
ぶすり。
明らかに血管以外に刺さった感触。
「…あ!だめだ!痛いですよね?(焦りまくる)」
…痛いです…でも、だ、大丈夫。
「わー、抜きますね!」
なんてやり取りを、3回。
右腕がみるみる穴だらけに。
先端近くから刺していき、一度刺したところより下には刺せないので、ヒジ下にはもう刺せなくなってしまいました。
2人で困り果てていると、
ベテラン看護師さん登場。
「◯◯さん、替わりまして私がもう一回行きますね。」
十分に刺しどころを吟味して…、
ぷす。
…は、入った!
手を取り合い喜ぶ3人。
リンパ浮腫発症の危険があるので。
(ちなみにバッグや重いものを持つ等も、左手ではもう出来ませぬ)
なのでこういうとき、ほんと看護師さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
焦らせてごめんね。
兎にも角にも、無事に点滴も入り、
あとは翌日の手術を待つばかり、になりました。
つづく。