私の乳房再建手術・まとめ① | パンダノート。

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41歳の春だからー。



ブログが再建完了でひと息ついたので、ここで私が体験し、感じた乳房再建について、おさらいしつつまとめてみます。


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私は、1度目の手術である乳がんの乳頭温存皮下乳腺全摘手術を受けた際に、同時にティッシュエキスパンダーを挿入して、


半年後にシリコンインプラントに入れ替える2度目の手術を受けました。


がん告知の前後、だいたい2週間くらいの間に、全摘するのか温存するのか、全摘するなら再建はするのかしないのか、


がん自体、初めての経験なのに、


とにかく早く決めなくてはいけなくて、


毎日インターネットでいろいろと調べまくり、友達や母に相談しながら決めました。



「皮下乳腺全摘からの人工乳房による一次二期再建」を選んだ理由は、


・再建手術が簡単で入院期間が短い
・私の場合、全摘すれば術後の放射線治療をしなくてもよい
・私の場合、再発の心配がぐっと少なくなる


から。


まず全摘か温存かで本当に悩みました。

がん自体は7ミリと小さく、はじめは温存出来ると言われていたけれど、その後の検査でその周囲に散る2〜4ミリの複数のがんも見つかってしまい、
結局は乳腺を最低でも4分の1強、摘出しなくてはならなくなりました。


先生からは「温存できないことはないけど、術後かなりの左右差が出るよ。想像出来ないかもしれないけど、◯◯さんが思っているよりも、かなりね…」と全摘を勧められました。



それでも迷いました。
告知の日に1度は全摘を決めたのですが、結局そのあと形成外科を受診するまで何度も気持ちは変わりました。


…小さくなっても左右差があっても、やっぱり自分のおっぱいが残っているほうがいいかも。



でも、やっぱり再発が怖い。


全摘して、リンパに転移がなければ、少なくとも左胸に乳がんの心配はまずない。


これから長い治療をしていくうえでも、そのほうがいいよね。



というわけで最終的に、全摘からの乳房再建を選びました。






長くなってきたなー、つづく。