私の乳房再建手術・まとめ② | パンダノート。

パンダノート。

41歳の春だからー。



再建に向けて、左胸に挿入したエキスパンダー。

私は6ヶ月間のお付き合いでした。


個人差はあると思いますが、私の感想としては、


術前に想像していたよりも、常になかなかの異物感がありました。よく言われている「胸に鉄板が入っているような感じ」でした。
触り心地も、思いのほか固めでした。


うつ伏せ厳禁が意外に辛かったです。


突っ張るような痛みもときどきありました。
エキスパンダーは大胸筋の下に入れているので、うっかり左腕に力を入れると筋肉がね、きゅっと動いてね、突っ張るんですよね。
はじめのころは、それが気持ち悪かったです。


健康なときは気づかなかったけれど、腕を動かすときって、大胸筋を結構使っているんですよねー。


あと私は4週間に一度、20㏄ずつお水を注入して、最終的には150㏄で終了でしたので、
噂に聞く「身体の動きによって、ちゃぽちゃぽと中のお水が揺れる」は、経験出来ず。



揺れるほど入っていない、っていうね。ジョア1本分くらいしか入ってないですから。


見た目に関しては、
私の場合、元々胸が小さいのと、乳頭を残してもらうことが出来たので、早い段階で、パッと見の左右差はあまり感じなくなりました。



うちの母親に至っては、
手術翌日のエキスパンダー+水50㏄が入った状態を見て、「…なんかもう、右胸と大差ないね」と言い放ちましたから。



いやいや、貧乳はあんたからの遺伝だよ、っていうね。



まあ母親も、かなり泣いてしまう覚悟で私の手術痕と対面したらしく、拍子抜けするくらい安心と嬉しさがあふれての発言だったようですが。




私自身もね、術後すぐにこんな風にふざけられるくらい、喪失感を感じずに済んだんですよね。

これもエキスパンダーのおかげですね。