2015年5月18日。
午前中の回診で、いよいよドレーンを抜いてもらえることになりました。
管を脇腹に縫いつけていた糸(これが引っ張られるたび痛かった)を抜糸して、
「はい、抜くよー」
ずるり。
…い、痛てててー。
体内から出てきた2本のドレーンの管は思いの外長く、ずるずると抜ける瞬間が大変気持ち悪かったですが、
胸の中はすごーくすっきり。
斜めがけの排液ポットともオサラバして、まー身軽。
シャワーも楽々(下半身のみ)浴びれます。
はー、抜けて良かった。
あとは翌日の退院まで、ベッド周りのお片づけです。
もちろんまだまだ傷は痛かったし、腕を上げるのも大変だったけれど、
ゆっくりでも、ちゃんと日々回復しているんだなぁ、と、脇腹をさすりながらしみじみ思った入院最後の夜でした。
そして私の左脇腹には、鉤裂きみたいな小さな傷が2つ、まるで早送りマーク(▶︎▶︎)のように刻まれたのでした。