エリザベス ゴールデン・エイジ ☆6 | NOTE

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本と映画とコスメについて。映画の☆は10点満点で独断と偏見に基づき採点してます。

先日のロイヤルウェディングに向けて
BSプレミアムでイギリス王室モノ3連発で放送してました。
今日はそのうちの1つ。
エリザベス:ゴールデン・エイジ 【VALUE PRICE 1800円】 [DVD]/クライヴ・オーウェン,ジェフリー・ラッシュ,ケイト・ブランシェット

¥1,800

ちなみに他にやってたのは『クイーン』と『Queen Victoria 至上の恋』です。
『クイーン』については以前簡単に書いたことがあったな。『クイーン』の記事

今回とりあげる映画は続編なんですよね。
前作がこちら↓

エリザベス 【ブルーレイ&DVDセット 2500円】 [Blu-ray]/ケイト・ブランシェット,ジェフリー・ラッシュ,ジョセフ・ファインズ

¥2,500
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メインキャストや監督が同じなので続編といってよいでしょう。
この1作目の映画はわりと話題になったので私も観ました。
…といっても観たのはかなり前なので、どこでストーリーが終わったか良く覚えてなかったw

今回の続編観るときに
「それで結局メアリー・スチュアートが死ぬところまでやったんだったかなあ?」
とか思ってたら生きてたしww我ながら超テキトーだ。
今wikiで確認したら前作では母親の方のメアリーの暗殺をやってたんですね。
同じ名前だから混乱してた。今回出てくるメアリーは娘の方です。

このへんの時代を描いた映画は結構ありますね。
このエリザベス1世の両親の話は以前ブログにも書きましたが
『ブーリン家の姉妹』に詳しく出ています。

予告編


ちょうどイギリスがカトリックからプロテスタントに変遷する時代で
そういう宗教対立が根っこの部分にあるんですね。
今回の映画ではカトリック側であるスコットランド女王メアリー・スチュアートとの対立
スペインのフェリペ2世との争いがメインで描かれています。
見所はスペインの無敵艦隊と戦ったアルマダの海戦なのだろうと思うのですが
なんか、あれ?これで終わりかい?みたいなちょっと肩透かしで終わってしまった。
一応この戦いにイギリスが勝ったことでスペインは衰退
イギリスが繁栄の時代を迎えることになるって世界史で習った気がするのですが
意外とあっけなかったぜ。

前回エリザベスの相手役はファインズ家の弟、ジョセフ・ファインズだったのですが
今回はウォルター・ローリー役のクライブ・オーウェンにチェンジ。
あの水溜りにマントを敷いたとかいう逸話で有名なローリー卿です。
そういえばさー
一時イギリス映画でジョセフ・ファインズって引っ張りだこだったじゃないですか。
兄貴は今でも活躍してるけど、弟は最近どこへ行ってしまったのでしょう???
クライブ・オーウェンとファインズ弟は顔の濃い感じが共通ですけどねw

あとは暗殺犯役で『大聖堂』でジャック役やってたエディ・レッドメイン君がいた。
今wikiみててびっくりしたんだけど
なんと彼はイートン校でウィリアム王子と同級生だったそうな!
イートン→ケンブリッジってことはめちゃくちゃエリートなんじゃないか。
ちょっとそういう風には見えないところが面白いw
ドラマ観てたときから「前にもみたことある気がするんだけどなあ」と思ってたら
『グッドシェパード』でマット・デイモンの息子役やってたんだ!
そういえばあれ結構重要な役どころだったよね。
そういえばこんな顔してたなw記憶よみがえったw

女優さんは主人公のエリザベスに前回同様ブランシェット様。
もうこの人以外ありえんだろうw
こういう凄みのある女の人演じるとぴったりですね。
それから、女官のベス役をやってたアビー・コーニッシュという女優さんを
初めてみたけど凄く綺麗な人だった。

$NOTE

ちょっとシャーリーズ・セロンに似た感じの美人さんだった。
多分あそこまで背は高くないと思いますけども。
興味のある方は映画でどぞーw


映画としては前半のエリザベスとウォルターの恋愛に結構時間を割いていて
後半の戦争がちょっとあっさりしてたかなあという感じで
なんか女性向けの映画って感じがしたかな。私も女性ですけどw
なんというか、観客がこういう映画に期待してるのはそういうロマンスがメインでは
ないような気がするんです。。
逆に『ヴィクトリア女王 世紀の愛』みたいな
恋愛メインです!って割り切ってる映画ならそれはそれで面白いのですけど
ちょっと今回のゴールデンエイジは中途半端な感じがした。
うーん、でも恋愛よりも女王という地位を選んだ人物みたいな描かれ方もされているので
そう考えると必要なのかなあ。。
でもちょっと3角関係シーン長すぎかなあという気がする。ということで点数は辛目です。