東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ

インテリアコーディネートの専門知識をもつアンティークコンシェルジュと、経験豊富な熟練した修復士の常駐する安心・信頼できるお店です。


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兵庫県 F様 ミッドヴィクトリアンバルーンバックチェア納品

当店の大切なお客様、兵庫県のF様にミッドヴィクトリアンのバルーンバックチェアを3脚お求めいただきました。


1870年代につくられたウォールナットの逸品で、飴色の古艶を持つ美しい逸品。




お写真を頂きましたのでご紹介いたします。

ゆったりと大きなテーブルに配された3脚のバルーンバックチェア。
テーブルランナーのゴールドとチェアの赤い張地が良く映えて、華やかな雰囲気を感じさせます。お納めしたバルーンバックチェアはトップレイルにも装飾があるので、テーブルにセッティングしてもその装飾が良く見えます。







お部屋全体の雰囲気も素敵です。

グリーンともに配された背の高いフロアランプが、コーナーを柔らかく照らし出し、
ダイニングルームから続くリビングルームには、ソファの向こうにビューローが置かれ、その上には柔らかい光を灯すランプが置かれて寛ぎの空間を演出しています。


家具の配置とランプの置き方が絶妙で、昼夜を通じてさぞ気持ちの良い空間であることをうかがわせます。



F様、このような素敵な場所に、当店の家具をお求めいただき、誠に有難うございました。またのご縁を心よりお待ちしております。

 

 

by N


 

9月18日(月祝)は大江戸骨董市に出店いたします

9月18日(月祝)は、有楽町 東京国際フォーラムにて開催される大江戸骨董市に出店いたします。




9時から16時までの開催です。終わり頃は撤収にかかりますので、お早目のご来場がおすすめです。


出店場所は「B4-3」。会場のほぼ真ん中のあたりです。
広くて沢山の出店者がいますので、迷いやすいかと思います。以下の図を参考にいらしてください。




9月10日現在、18日は曇り時々晴れの予報がでています。開催前日の段階で、開催時間中の雨の確率が高い場合は中止となりますので、ご来場予定の方は大江戸骨董市のオフィシャルサイトで状況を確認の上お越しください。


大江戸骨董市オフィシャルサイト

 

 



もしも中止の場合は、パンカーダ実店舗は家具を移動しつつ、開けることができれば開ける感じになります。


随時ウェブショップのトピックスを更新いたしますので、お手数ですがご確認ください。

まだまだ暑い日が続きますが、朝晩はだいぶ過ごしやすくなりました。18日が過ごしやすいお天気でありますことを祈りながら、準備しております。

 

 

ご来場を心よりお待ちしております。



by N

(大江戸骨董市には修復士Sが参ります)

パンカーダ 新サイトについてのご案内

いつも当スタッフブログをご覧いただき有難うございます。

 

パンカーダのウェブサイトは、2023年9月8日0時より、リニューアルいたしました。

 

ドメインの変更はございません。

 

 

 

 

ただ、ある一定期間、旧サイトと新サイトがネット上には同時に存在することとなり、環境によっては新サイトが表示されるまで、24時間から72時間ほどかかる場合がございます。また、少し不安定な場合もあり、お見苦しい点があるかも知れませんが、どうかご了承いただきますようお願い申し上げます。

 

 

お買上げ、お取り置きなどにつきましては新サイトのみの表示となります。もし旧サイトしかご覧いただく事ができず、ご不明点などございましたら、お手数ではございますが、メールかお電話にてお問い合わせください。

 

TEL  03-5701-7380 (12-18時 水曜定休)

MAIL  meguro-pancada@vivid.ocn.ne.jp

 

どうか今後とも当店を宜しくお願い申し上げます。

 

 

パンカーダスタッフ一同

 

 

 

ウェブサイトリニューアル予定のお知らせ

いつも当店をお引き立て頂き有難うございます。

 

長くご覧いただいていた当店のサイトですが、9月中旬頃にリニューアルする予定となりました。

 

 

 

これからはPCはもちろん、スマホやタブレット端末にも対応した見え方となりますので、また新たな視点でお愉しみいただけるのではないかと思います。

 

サイトリニューアルに伴い、品揃えはそのまま引き継ぎますが、SOLD OUT のお品物はほとんどが表示されなくなりますので、どうかご了承いただきますようお願い申し上げます。

 

また、パンカーダ・ブリッサのウェブショップはクローズし、パンカーダのサイトに統合されます。

 

 

 

どうか今後ともパンカーダを宜しくお願い申し上げます。

 

 

パンカーダ スタッフ一同

 

椅子の修復事例:アンティークチェア6脚

今回修理を受けたのは、N様がご自宅で大切に使われてきたチェア6脚です。


30年ほど前にご購入されたというオークのチェアは、とてもしっかりした材でできており、組み直して張り替えればまだまだお使いいただけそうでした。


ダイニングチェアは、サンドベージュ系のシックなチェック地に張り替え。
そしてアームチェアは、N様お気に入りのソファの生地を使わせていただきました。

 




 

赤いクロスが印象的な広いリビングダイニングは、品格がありつつも、どこかリラックスした雰囲気でまとめられ、N様のセンスを伺わせます。

 



そこに張り替えられたチェアを並べればしっくりと馴染み、昔からそこに在ったかのような印象となりました。


N様、この度は誠に有難うございました。




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今回の修復費用を参考までに表記しておきます。

 
アームチェアの組み直し、張り替え:22000円/脚(2脚の場合)
ダイニングチェアの組み直し、張り替え:17600円/脚(4脚の場合)

*生地代・配送費別

椅子の形状や脚数が異なる場合は、金額も異なります。今回の金額はご参考までにお願いいたします。



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修復のご相談、お待ちしております。



アンティークファニチャーパンカーダ
パンカーダ家具修復工房

東京都目黒区緑が丘2-5-13
TEL:03-5701-7380
MAIL:meguro-pancada@vivid.ocn.ne.jp
12-18時(水曜定休)
*納品などで不在の場合がございますので、ご来店の際はウェブサイトをご確認下さい。

6月18日日曜日は大江戸骨董市に出店いたします。

6月18日日曜日は、有楽町 東京国際フォーラムにて開催される大江戸骨董市に出店いたします。

 

 

 

9時から16時までの開催です。15時過ぎからは撤収モードになりますので、ご来場になる際はお早めがおすすめです。

 

場所はA5-8。会場は広く、沢山の出店者がいますので、この地図を参考にいらしてください。

国際フォーラムは有楽町駅と東京駅の間ですが、やや東京駅側となります。有楽町駅からいらしていただく場合は、ガラス棟を右手に見ながら、ひたすらガラス棟沿いに進み、最後から2列手前の通路に入って下さい。

 

 

18日の天気予報は晴れ、最高気温32度。梅雨の晴れ間となりそうです。熱中症対策をしつつ、いらしていただければ、と思います。

 

 

詳細は大江戸骨董市オフィシャルサイトにてご確認ください。

 

 

 

 

 

骨董市価格のお品物もお持ちいたします。

是非ご来場をお待ちしております。

 

 

by N

(大江戸骨董市には修復士Sが参ります)

 

 

 

 

3月19日は大江戸骨董市に出店いたします。(雨天の場合は中止)

3月19日日曜日は、有楽町 東京国際フォーラムで開催予定の、大江戸骨董市に出店いたします。

 

 

9時から16時までの開催です。終わり頃は撤収にかかりますので、お早目のご来場がおすすめです。

 

場所はA5-6。沢山の出店者がいますので、迷いがちです。下の地図を参考にいらしレください。

 



19日の天気予報は今のところ曇り時々晴れ。もしもこれから予報が変わって、開催時間中の雨の確率が高い場合は中止となりますので、ご来場予定の方は当日の朝、大江戸骨董市のオフィシャルサイトで状況を確認の上お越しください。

大江戸骨董市オフィシャルサイト

自由が丘のパンカーダ実店舗はクローズとなりますが、もしも中止の場合は家具を移動しつつ、開けることができれば開ける感じになります。随時ウェブショップのトピックスを更新いたしますので、お手数ですがご確認ください。

せっかくの週末、出来れば雨が降らずに、開催されることを願っております。

だいぶ暖かくなってお散歩には最適の季節。

銀座ブラついでにぜひお越しください。



by N

(大江戸骨董市には修復士Sが参ります)
 

 

パンカーダ店内のマスク着用についてのご案内

 

ご来店のお客様のマスク着用は、任意とさせていただきます。

 

なお、スタッフは原則ノーマスクにて勤務しております。もしもご不安な場合は、ご遠慮なくお声がけください。すぐにマスクを着用させていただきます。

 

 

 

 

また、恐れ入りますが発熱や咳の症状をお持ちの方は、マスク着用にてご来店いただきますよう、ご配慮いただけますと幸いです。

 

どうかよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

パンカーダ スタッフ一同

"The Daffodils" by William Wordsworth

英国で愛される春の花の代表格、水仙。

学名はNarcissus/ナーシサス,一般名はDaffodil/ダフォディル。


ロマン派の自然詩人William Wordsworth/ウィリアム・ワーズワース(1770-1850)が紡いだその名も"The Daffodils"(1802)という詩の一部をご紹介いたしましょう。

I wandered lonely as a cloud
That floats on high o'er vales and hills,
When all at once I saw a crowd,
A host of golden daffodils:
Beside the lake, beneath the trees,
Fluttering and dancing in the breeze. 

谷や丘の上高く漂う一片の雲のように
私は一人さまよい歩いた
そしていきなり目に入ったのは
一群れの黄金の水仙
湖の傍に木々の下に
そよ風に揺れ踊りながら

 

 

Watercolour by Alfred Heaton Cooper(British, 1864-1929)
The Lake District at daffodil time, possibly Lake Coniston and Peel Island


英国の自然の素晴らしさを凝縮したような美しい詩は、200年以上の時を超えて今なお私たちの心を捉えます。

 

 

春を待つ気持ちをこの詩に託して、しばしの間、パンカーダウェブショップのトップに掲げさせていただきます。

 

by N

 


 

ヴィクトリア女王&アルバート公~ヴィクトリア時代の繫栄の礎

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ヴァレンタイン特集 ~My Only One~

 

ヴァレンタインにちなみ、英国史上有名なカップルとそれに合わせたアンティークアイテムをご紹介いたします。

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第五回:ヴィクトリア女王&アルバート公~ヴィクトリア時代の繫栄の礎

 

新郎:アルバート・オブ・ザクセン=コーブルク=ゴータ/Albert of Saxe-Coburg-Gotha(1819-1861)
新婦:アレクサンドリナ・ヴィクトリア/Alexandrina Victoria(1819-1901)
結婚:1840年


英国史に残るカップル、最後を飾るのは19世紀の大英帝国を象徴する夫婦、ヴィクトリア女王&アルバート公です。


彼らはいとこ同士で、初めの出逢いはヴィクトリアが王女時代の17歳の時。二人の叔父であるレオポルド一世(ベルギー王)が彼らを引き合わせました。アルバートはとてもハンサムで教養があり、ヴィクトリアは一目で彼を見染めたとされています。

その後ヴィクトリアは18歳で即位し女王となりますが、結婚相手は周囲の思惑もあり様々な相手が取りざたされます。



Victoria receives the news of her accession from Lord Conyngham (left) 
and the Archbishop of Canterbury, William Howley. 
Painting by Henry Tanworth Wells, 1887.
Public Domain


一方でアルバートはザクセン=コーブルク=ゴータ公国(1826-1918までドイツ中部に存在した国家)の公子。公子とは言え小国ゆえに、英国女王と格の差は歴然で、この二人の結婚は周囲の反対もありました。


Prince Albert Portrait by John Partridge, 1840
Public Domain

ただ、レオポルド一世の推奨と彼女の強い意志により1840年、21歳でアルバートとの結婚にこぎつけるのです。



Marriage of Victoria and Albert
by George Hayter 1840
Public Domain


1840年から1857年までの間に彼らは9人の子宝に恵まれます。つまりヴィクトリアはかなりな頻度で妊娠、出産していたため、公的な仕事ではアルバートだけが姿をみせることも多かったようです。

仲睦まじい女王一家は家庭の模範とされ、国民に広く受け入れられました。クリスマスを祝う習慣や家族で休暇を楽しむ習慣など、今では当たり前となった家族の楽しみも、この2人が広めたものといわれています。


Albert, Victoria and their nine children, 1857
Public Domain


アルバートが1861年にわずか42歳で亡くなると、彼女はほとんど公共の場にでなくなるほど打ちのめされたといいます。一時期は君主制の人気を低下させるほどでした。その後約40年間も黒い服を着続けたヴィクトリア。

ヴィクトリアにとってアルバートはまさに「オンリーワン」の存在だったのです。



英国が繁栄をきわめたヴィクトリア時代。
その時代に生まれたペアの逸品をご紹介いたしましょう。



ヴィクトリアン ボール&クロウ ペアトーチャーズ


1本でもしっかりと立つ美しいトーチャーですが、ペアであることでお互いをより美しく演出するペアトーチャーズ。

 

植物を室内に飾ることが流行したヴィクトリア時代、寒い冬に豊かな緑を身近に感じることは、さぞ愉く、豊かさを象徴することだったのではないでしょうか。

 

 

The Family of Mr Westfal in the Conservatory 
by Eduard Gaertner 1836
Public Domain
 

 


シンメトリーを基本とするヨーロッパ伝統の美意識にぴったりのペアトーチャーズは、空間をよりエレガントに格式高く演出する力を持っています。



 

 

130年余りを共に過ごしてきたこのトーチャーズのように、貴方と、貴方の大切な人との絆がいつまでも続くことを願って、ヴァレンタイン特別企画の締めとさせていただきます。


Windsor Castle in Modern Times 1840-43 
by Sir Edwin Landseer,

by N
 

 

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