犬になりたくなかった犬 | きなこ と ぱなっち

きなこ と ぱなっち

きなこ母と娘ぱなっちの楽しい毎日です。

犬になりたくなかった犬 (文春文庫 148-1)/ファーレイ・モウワット
¥459
Amazon.co.jp

実際に読んだのは、こっち。

The Dog Who Wouldn’t Be/Farley Mowat
¥574
Amazon.co.jp


子供の頃に読んで好きだった本。
犬(に限らず、四つ足動物全般)好きぱなっちにも楽しめるんじゃないかなと思って買ってみた。
まずはあたくしから読んでみることに。


これが、ぜんぜんお子様本じゃなかった。
わたしに難しいのは、作者ファーレイ・モウワットがカナダ人だからなのか?
それとも、時代的になのか?
見たことのない単語続出叫び
でも、そこは慣れたもので、単語の意味を想像して読み進む。
ジョーク本でもない限り、想像の及ばない展開にはならないと踏んで、まず間違いない。

つくづく思うのだけれど、外国語を取得するには、想像力が欠かせない。
なので、普段使ったり読んだりはしているけれど、日本語では何と言うのかちょっと不明な単語がある。
翻訳や通訳を生業としている場合、これをきっちり日本語で言い換えられる能力が必要となる。
という訳で、海外に住んでいる人間がすべて翻訳者になれるという訳ではないのだ。


話がそれたが、この駄犬のだぁ(翻訳本では、そのままカタカナ読みしてマット。Muttとは雑種犬の意味。)、恐ろしく頑固。
こんなに頑固な犬の物語だったっけか?
もっと間抜けな犬の物語だったような気がするのだが。
間抜けなのはだぁでなくて、飼い主の父にひひ
この父さんが、めちゃ笑わせてくれる。


日本語版を再読せねば。


この本、不思議なことにまだ映画になっていない。
受けそうな気がしますけどね。