子魔王がまだ、高校生の時です。


深夜2時を回った頃です。


「さあ、そろそろ寝ようかな」


と、子魔王が思ったその時です。


一階から、叫び声と、物が割れる音が聞こえます。


何ごとかと思って、下に降りていくと...


魔王が、警察の人に、でかいガラスの灰皿を投げています


「どろぼう~!」


あっけにとられる、子魔王の前を、警察の人が逃げていきました。


とりあえず、暴れる魔王を無理やり寝せて、子魔王も4時くらいに寝ました。


で次の朝。


魔王が起きてきて


「なんか、おれ昨日悪い事したような気がする」


「ええ?」


魔王が悪い事したって、普段でさえひどいのに、いったいなにをしたのか...


「そういえば」


「昨日、車で出かけたのに、車はどうした?」


「うーーーん」


「わからん」


全然記憶に無いそうです。


その日の昼ごろに、警察の方がやってきました。


わけを聞くと


昨日の遅くに、警察に通報が入って、駆けつけてみると


魔王が


タクシーの運転手の


首を


絞めていて


「ころす!」


...


慌てて、警察の人達が止めて、魔王を家まで送ったそうです。


どうやら、車の事故で、ぶつかった時にタクシーの運転手が


魔王に


「このやろう、気をつけろ!」


と、言ったとか言わないとか。


で、怒った大魔王が首を絞めてたらしいです。


...


その後、送ってきた警察の若い人が


玄関にかぎがかかっていたので、


窓を開けて、玄関の鍵を開けたのを見て


魔王が、警察の人を泥棒と、思い本気で、物を投げつけて


いたらしいです。


ところで、事故ですが、魔王の車は完全に潰れていて廃車。


タクシーも修理に二週間かかり、300万円支払ったそうです。


一晩で、500万になった、飲み代でした(-_-;)


ある日、魔王が上京してきました。


子魔王は引越して、魔王の寝る布団がなかったので


通販で、一万円の布団を買いました。


担当者が言うには、まだ配達日が、確定していないので


「木曜日に、確実配達日をお答えします」との事でした。


が、金曜日になっても、返事が来ません。


心配になって、子魔王が電話すると


「うちじゃ分からないので、運送会社に聞いてください」


...なに~!


文句を言ったのですが、のらりくらり逃げるだけでした。


困った、魔王は明日の土曜日に来るのです。


どうしよう...



いい考えが浮かびました。


「もしもし」


「なんだ」


「布団が届かないだけど」


「なに!」


そう、大魔王に電話してみました...


「これから電話する、どこの通販だ?」


「ええっと、XXX通販」


「よし、わかった!」


がっちゃん!


通販名だけで、担当者の名前が分からないけど、大丈夫かな~


しばらくして、通販から電話がありました・


「私、xxx通販の管理部門のXXXです、今回はうちの不手際で...」


全然、対応が違います、しかも責任者からです。


「明日必ず、期日までお届けいたします」


「間に合わない場合は、別の商品になるかもしれませんが、必ず」


うーーん、どうなったのだろう。


魔王に聞いてみると...


xxx通販の前に魔王が買ったときの、担当者に電話して、


「お前のところの担当者は、どうなってるんだ!」


「えええ?」


「えーと、すみません、担当ってだれですか?」


「おまえは」


「自分のところの社員も知らないのか!」


「す、すみません」


「すぐ、お調べいたします」


5分後...


「息子様の布団ですが、なにせこの大雪で宅配が...」


「わかった」


「わかって頂けましたか」


「お前の住所教えろ」


「ええええ?」


「今から、車で取りにいく」


....


そうゆう事で、布団は無事に届きました。


うちの姉の子供、つまり魔王の孫の話です。


孫は無事、高校を卒業しまして、現在地元で働いています。


まあ、孫は特に特徴(あばれるとか)はなく、普通の子です、


ある日、魔王が、お酒を持って


「もう、おまえも18歳を過ぎたから、酒でも飲め」


えーと、正しくは20歳ですので、よい子は20歳からにしましょう。


と、お酒を一本あげました。


もらった、孫は少し考えたすえに


「もっていっても、親父やじいさんに飲まれる」


と、酒を返そうとしました。


魔王は


「筆と紙をもってこい!」


と、じいに命じました。


そして持ってきた、紙に


「毒物」


と、大きく記入して


酒のびんに張り


「これなら、飲まないなだろう」


と、孫に渡して、頷いていました。


効果の程は、定かではありません...

久しぶりに魔王が上京しました。


最近、子魔王とケンカがありまして、4ヶ月間、音信不通でした。


その間、魔王に子魔王が電話すると


「お前と話す事はない!」

がっちゃん....ぷーぷー



友人のぼーさんが電話すると


「お前とはもう関係ない!」

がっちゃん....ぷーぷー


で、久しぶりに東京に出てきました。

話すのも久しぶりなかんじ(-_-;)


で、浅草あたりを、うろうろしてました。


その時、高い建物なんかを、歩くたびに


「ゴンゾがもそもそする」


と言います。


方言とゆうのは、そのまま標準語に変換できる事が

少ないです。


たとえば「ダンジャク」

これは、性格が悪い、乱暴者など複数の意味が混じっています。

方言は、何種類かの意味を持つ為、ある意味ケンカになりずらい

ところもあります。(秋田弁に関してですが)


、「ゴンゾがもそもそする」は、めずらく直訳できます。


「ケツがもぞもぞする」

高い所に登った時の、ぞわぞわ感を表しています。


まあ、結構上機嫌でしたが、一日一回ぶっ殺すは健在。


子魔王は、仕事があるので、じいと二人で、とげぬき地蔵など

行ったみたいですが、上野駅で、じいと口論になり


「この、くそじじい、ぶっ殺してやる!」


とでかい声で言ったので、歩く人が驚いたそうです。


あと、浅草の有名な焼肉屋さん(ぼーさん推薦)に

行ったのですが、そこの初代ママの遭遇しました。


魔王が、最初ビールを飲んでたのですが、半分くらいで

じいにあげた、すぐ後に、初代ママ(70歳以上)が自分の

飲んでいるお茶を魔王に出して、魔王は当たり前のように

飲んでいました。


焼肉も初代ママが、細かく切って、魔王に出して、それを

食べています。


ぼーさん曰く


「おれは10年以上通ってるが、初代ママに会う事さえないのに...」


食べた帰りに、初代ママが


「ありがとう、ございました、また来てください」


魔王は

「また、寄らせてもらいます」


で子魔王は

「ご馳走様でした」


....


よく考えると、金払ってるのは、おれなんですが....


貫禄負けですね、オーラが違います。


無事に帰りましたが、相撲観戦の為、再来日が決まりそうです(-_-;)


ずいぶん昔の事になりました。


姉が急に

「結婚する」と言い出して


魔王は

「だめだ! 結婚するなら医者の愛人でもなれ!」


....なんかわからないけど、反対らしいです(-_-;)


それでも、妖怪である姉は


「あーそうさ、おれの言うことなんて、いつも全面否定さ」





「死んでやる...」


...とてとて、面倒な親子です(-_-;)


でもでも、強引に結納の席が設けられました。


場所は、旦那候補の家。


そして...


....


....


....



「遅いな、魔王」


姉がつぶやきました。





「何かあったのかな」


....


ガラガラ ガッシャン!



急に玄関が開きました。




ドスドスドス



廊下を歩いてくる音が聞こえます。



魔王が到着した模様です。




その出で立ちは、



ねじり鉢巻


ドカジャン


作業ズボン




そして








長靴...


土足です(-_-;)




手には一升瓶持参(-_-;)



一同唖然。


「あのな」



「てめらーみたいな」



「貧乏人に」




「うちの娘はやれねー!!」





注 魔王は母親です、一応(-_-;)



一同


「ええええええ?」


ドス


あぐらを書いて座った、魔王は、手に持った日本酒を

ガブガブ飲みながら



「まあ」


「そうゆうことで」






「帰る!」




呆気にとられたみなさんを置いて、


魔王は土足のまま帰って行きました(-_-;)




実は魔王が後で正しかったが証明されます。みなさま結婚は慎重に!(-_-;)

秋田で雪が降り始めた、頃のお話です。


その日、雪がけっこう降り続いていました。



「もう、雪の季節か..」


「まあ、しょうがないよな」


「うんだ、うんだ」




外を見ると、灰色の空から、音も無く、雪が降ってきてます。


「どれ、雪が積もる前に、買い物でも行くか!」

じいが言いました。


魔王とじいと二人で、駐車場に向かって歩いていきました。


「うん?」


魔王がなにか気づいたようです。


「どうしたんだ?」


「あれ!」




魔王が、指す先には、お地蔵さんがいました。



「雪が積もって、寒そうだべ」




買い物の途中、魔王が何か買ってます。


「なにを買ってるだろう?」


じいも不思議そうです。


家に戻ってきました。


駐車場に車を入れると


魔王が、さっき買ってきたものを開けました。


それは




子供用の小さい雨合羽(レインコート)。


「裸はかわいそうだべ」


お地蔵さんに、着せてあげています。


「さあ、帰ろうか」


家まで歩きながら





「色、あれでよかったかな」

魔王がはなしています。


じいは

「気持ちがあれば、喜ぶ」


「そうか」


魔王はニコリとして、嬉しそうに家に帰りました。


魔王は全ての物に心があると思っています(-_-;)

魔王が病院にいた時です。


手術するかどうかで、子魔王も呼ばれました。


「....とゆうわけで、手術をお勧めします」


「そうですか」


「ところで、先生」

子魔王が聞きます。


「はい?」

「酒飲んで、暴れる人ってどうですか?」


「心臓悪いのにですか?」


「ええ」


「そんな人いるんですか?」


「身近にいますね」


魔王が、嫌な顔しています。

へへへ


「ところで」


「お母さん」


「カルテによると」


「毎日」


「タバコ10箱」


「酒2本、ビール5本、ウィスキー2本」



「死んじゃいますよ」


「え?」









「あ、あ、質問してきた、先生が若かったから」













「ジョークだよー」









「はぁあ?」






「面白いから、からかって、適当に、答えておいた!」



「....」


命がかかってるのですが(-_-;)


子魔王が高校の時だったと思います。


いつも通るすし屋さんが、休業しています。


あれ?


ちょうど、マスターが出てきたので


「どうしたの、お店?」


「どうしたって、魔王が...」


いやな予感(-_-;)


マスターは昨日あった事を話してくれました。


深夜12時ころ、営業中でした。


ガラガラ


「いらっしゃい~」


「う」


お客は、魔王でした。


「マスター酒」


「はいよ」


そのあとしばらくお酒を飲んでいました。



「こらあ~~!」


急に魔王が怒りだしました。

マスターも気が強い方です。

口げんかが続きました。


「おまえいい度胸だ」


「じゃあ、いくからな!」


「え?」


マスターは意味が分かりませんでした。


魔王は、立ち上がると


次々と










素手でお店の


ショーケースを、叩き割り始めました(-_-;)


「うぁあ~」

マスターの声と

ガシャン、ガシャンとガラスの割れる音だけが響きます。



「.....」


子魔王の予感は正しかったです(-_-;)


この日の、魔王の飲み代は300万円になりました。

まさにオレのこの手が真っ赤に燃える!(-_-;)


魔王は心臓がまじめに悪くて、度々大学病院に入院します。


入院するのはいいのですが、そうなると毎日、じいや子魔王は

1時間半かけて、病院まで行かないといけません。


病院に着いた後も、4時間は魔王の世話をしないと、帰れません。

子魔王は、逃走気味ですが、じいは毎日行きます。エライ


ある日大学病院に行ったときです。


魔王は実はこっそり、携帯電話を持っていってました。

当然、ご法度です。


その時、着信音が、くまのぷーさんの声で

「こ こ だ よ !」

でした。


回診が始まりました。


大魔王のところに先生が来ました。


「調子はどうですか?」

と先生が聞いたその時です。


魔王の電話に着信が...




・・・・・・




・・・・・・・




「こ こ だ よ!」



「え?」

先生が振り向きます。


「まずい」


困った魔王は



・・・・





・・・・


「お れ だ よ!」


自分で声を真似ました(-_-;)

しかも、なんか違うし。


電話が鳴るたびに


「こ こ だ よ!」


「お れ だ よ!」



が繰り返されます。


一同「......」


先生

「げ、げんきそうですね....」


着信音をぷーさんにしたのはおれです(-_-;)

子魔王が高校生のときは、今では考えられない

事がたくさんありました。


たとえば校則。


制服チェックが行われていました。


当然、賢い私たちは(えへ)


その情報を的確に掴んでいました。


「水曜日、全校集会で制服チェックが、あるらしい」


「ほ~、どうするべ」


「当然、教室で、のーまるに着替えて、それからいくべ」

「おまえ、賢いの~」


とゆうことで、のーまるな制服を持って、学校へ。


なんで、最初から着ていかないの?って?


一応ポリシーですから(-_-;)


水曜日体育館で、集会が行われた。


「これから、服装チェックを行う!」

生徒指導の先生(今はおるのか?)が叫ぶ。


「おまえら、いつもと違うな!」

残念そうな先生。


「いえ、僕たちはいつもまじめです」


「.....」



「ふふ、やはりうちらは賢い」と

思っていた直後


グランドの奥の方で、赤いものが見えた。

しかも、変なにおいが(-_-;)






・・・・・



.....










先生が






うちらの学生服、焼却しています(-_-;)





「あーーーー」


「なにが、あーーーーだ!」

「お前らの考えくらい、お見通しだ!」

「ほんと、ばかだな、おまえら」



ばかはいいんですけど、燃やすのはどうかと(-_-;)