時々、不思議な夜がある。
少し空間がずれてしまったような、
すべてのものがいっぺんに見えてしまいそうな夜だ。
夜は永遠だ。
何かの匂いがかすかにする。
それは多分、あまりかすかなので甘く感じる、
別れの匂いなのだろう
“TSUGUMI 吉本ばなな“より
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私がもともと、モノクロ写真とクラシックカメラのローライフレックスから写真を始めたということを知っている人は少ないかもしれませんね。
生徒さんも、テーブルフォトとか(パンとか雑貨がメイン)からスタートしていると思っている人が多いので。^^
でも私はフィルムカメラのしかもモノクロが好きで、
そこから写真を始めているのであとからデジタルカメラを覚えた人なのです。
写真展も8回ほど参加しました。
このときの私。w なんかやっぱり若い?ww
生徒さんも、テーブルフォトとか(パンとか雑貨がメイン)からスタートしていると思っている人が多いので。^^
でも私はフィルムカメラのしかもモノクロが好きで、
そこから写真を始めているのであとからデジタルカメラを覚えた人なのです。
写真展も8回ほど参加しました。
このときの私。w なんかやっぱり若い?ww
今日のトップの写真はこのときのグループ展に出展したときの写真で
イメージは
「夜のひまわり」
こう、しっとりとした湿気がある、
昼間のひまわりとはまた別の顔を持ったひまわり。
そんなイメージは、小説から写真のシーンをイメージして撮ったものだったのです。
それが、冒頭の一節 「TUGUMI」 からインスパイアしたものでした。
このときの出展は8枚組みで出したのですけど、
8枚でこの小説のイメージを表現したものでした。
小説からイメージした写真を撮るという作業は楽しかったですね。
「TSUGUMI」を何度も読みました。
特にこの文章が好きだったのです。
時々、不思議な夜がある。
少し空間がずれてしまったような、
すべてのものがいっぺんに見えてしまいそうな夜だ。
たまにこういう感覚を持つ夜があるのです。
今日の夜がそんな雰囲気にちょっと似てました。
甘いような湿気を含んだ春の匂いがする夜。
雨が連れてくる春の香り
そしてふと昔の写真を引っ張り出してこんな記事を書いているというわけです。(笑)
写真もたまには小説からインスパイアして作るのも面白いかもしれませんよ。