人にはできなくて、自分ならできる得意を探す~低糖質生チョコの失敗から学ぶ~ | 高橋貴子の飛常識なパンお菓子料理教室開業集客:横浜東京

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本日のクラスは低糖質スィーツの生チョコとシュークリームでした。

トップの写真は、生チョコで、普通に食べる市販のものとほとんんど遜色ない味わいなんです。


今日の生徒さんもとても喜んでくださいました。


もうひとつのシュークリームはこんな感じ。




こちらも人気のメニューです。

シューの部分が固い皮なのでパリッとしておいしいんですね。

中身はふわっともちっとしています。

普通のやわらかいシュークリームよりも、ずっとおいしいですね。


このレッスンはめったにやらないのですが、生徒さんには好評のレッスンです。

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さて、本日のお題ですね。


「人にはできなくて、自分ならできる得意を探す」






これですね、


結論から言っちゃうと、、、



「自分ではとても見つけにくい」



ものであることが多いんです。




これ、開業講座のコンサルやってても、今日のレッスンでも感じたことです。





実は、今日の低糖生チョコなんですけどね、


1回目生徒さんに実際にやってもらってて、
チョコレートが分離してしまってうまくいかなかったんです。(苦笑)


油分が分離したところは外して固めたんですけどね。
味はそこまで落ちてなくておいしかったんです。



で、この分離の原因があまりよくわからなかったんです。




今までの生徒さん、教えてそのままできてたんで、あれ?どうして?



「私が計量間違えたかな。。。。」とか思ったぐらいだったんです。




でも、このまま返すわけにはまいりませんので(笑)




もう一度再計量して、私がメインでやりました。




最初、少し、気になってたのは、生徒さんの手際。
チョコレートと、温めた牛乳とラカントの液体(低糖質の甘味料です)を混ぜるところ。




混ぜ方がすこし遅いな~って思ってました。




で、私がやったときに



「いつものスピード」




で普通に混ぜたら、きれいに混ざったんです。
分離もしないでなんの苦労もなく。ww




でも、今まで普通にできてしまってたことだったので、




「混ぜ方のスピード」が分離に影響するなんて思いつかなかったんです。





だって、




「普通にできてしまっていたから」





このことで気づいたんです。




「人は自分ができてることを普通に感じてしまって、
それが実はほかの人にはできない
特徴とか得意であることに気づかない」




んだな~って。





これ、ご自身の得意な仕事ってなんだろうって探すときにも
同じことが発生します。





「ほかの人ができないのに、
自分ができるから簡単なことだと思ってしまう」





という勘違い。(笑)





ここに気づくとビジネスになったりするんですけどね。






でも、これって一人ではわかりにくいんです。





だって、自分はできてしまうことだから
ほかの人ができてないなんてわからない。





だから、それを客観的に見てもらえる鏡=コンサルタントが必要で、
だから、私が事業の強みを見つけるときの相談相手になるんだなと実感したんです。





ちなみに余談ですけど、



生徒さんが帰ったあとに生チョコの分離について調べました。
せっかくなので、ご紹介しますね。



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<生チョコが分離しないようにする方法>

①チョコを溶かすときの温度


チョコを湯銭で溶かす場合は、湯銭の温度を50℃に
これは、お湯に指を入れて少し温かいぐらいで、指を水につけることのできる温度。

②生クリームは温めるとき、沸騰させない

火をかけて、ちょっとでも油断すると沸騰してしまうので、
指を入れて少し温かくなったぐらいまでにしておく
また、生クリームに大さじ1くらいのはちみつや水飴を入れると分離しにくくなる。

③チョコを溶かすとき、すぐに混ぜない

チョコを溶かすときは、すぐに混ぜたくなりますが少し置いて全体が溶けてきたら、
ゆっくりと混ぜる

④水分がはいらないようにする

湯煎で溶かすとき、湯煎の温度が高すぎて水蒸気が入ったり、
もともとのボウルに水分がついていないようにする

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今回は、おそらく二つの材料の温度差と、混ぜる速度。

ここがポイントだったように思います。


これ、生徒さんができなかったから初めてわかったことなのでした。

私自身も勉強になります。





今日の結論

自分の得意は自分で探しにくい。
必要な場合は鏡(コンサルタント)を用意してみよう。




という.、生チョコの失敗から学ぶ、自分の得意を発掘する方法でした!!