【写真っていいね】
昔は写真を撮られるのも好きじゃなかった。
メガネもかけてて、面白みのない、
まじめな優等生風の自分の顔が嫌いだったから。
写真を撮られるのも悪くないって思うようになったのは、
だれかが私がふと笑った笑顔の写真を見て
「いい笑顔だね」
っていってくれたのがきっかけだったような気がする。
「40 歳になったら人は自分の顔に責任を持て」
という話は、
よく男性の年齢の重ね方のたとえ話で出てくることだけど、
これは女性にも言えることなんじゃないのかなって思ってて。
その時、その時の顔がある。
そして、そこには私の歴史もある。
写真は見た瞬間に
その時代を瞬時に、色鮮やかに伝えてくれる
”タイムマシーン”
なんじゃないかと思ったりするのだ。
【写真っていいよね】
あらためて思う6月 初夏の22:00。