パンにきれいな焼き色をつけるには? | 高橋貴子の飛常識なパンお菓子料理教室開業集客:横浜東京

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「おいしそうな焼き色」って憧れませんか?

もともと白パンをつくるつもりだったら、低温でゆっくり焼けばよいのですが、
食パンなどでこげ茶色の焼き色だとそれだけでおいしそうに見えますよね音譜

きれいな焼き色をつけるためのポイントが3つほどあります。

①オーブンの焼成温度を高めに設定

低い温度で焼くとどうしても色が白っぽくなりやすいです。

特に家庭用電気オーブンなどは、余熱が終わった段階で、
焼成のためにパンをいれる瞬間に30℃~50℃下がるといわれています。
ガスオーブンなども下がりますが、電気に比べると復活も早いので、
そこまでダメージないのですが、
電気は元の温度に戻るにも時間がかかります。

よって、電気の場合、余熱温度は通常焼成温度より
30℃ぐらいは高めに設定することをおすすめします。

②生地の配合を変える

砂糖やスキムミルク、卵が多く配合されているリッチなタイプのパンは
生地表面の”キャラメル化反応”※糖分の割合が多いほど色が濃くなります。
により、焼き色がつきやすくなります。
配合を変えても大丈夫という場合には、糖分の割合を増やすのも一つの手です。
あと、個人的にはそんなにやりませんが、塗り卵も焼き色をつけやすいですよね。ラブラブ

上記理由により、リーンなパン(糖分配合が少ない生地)に焼き色を
つけるには、温度が通常のパンよりも30℃~50℃高くなっている感じです。
ハード系のパンの焼成温度が高いのも、
そのあたりの要因もあるのかなと思ってみたり。

③過発酵にしないようにする

過発酵になるときは、イーストがパン生地中の糖分を食べつくしてしまっている
ことが多いので、糖分量が減ります。
よって、糖分割合が少ないパンになるため、焼き色も薄くなるんですよね~。

これって、私も、にがーーーい経験あります。(* ̄Oノ ̄*)(苦笑)


パンの焼き色でお悩みの方に
少しでも参考にしていただければと思います。音譜