6月末だからとオスカル成敗事件のあたりを読んでいて、

 

それゆえになかなか以前読んでいた

バレンヌ逃亡事件後の記事に戻れません^_^;

 

 

前回、オスカルの父上ジャルジェ将軍に刃をj向けるアンドレの服装が

首元におリボンスタイル🎀なのが気になって、

 

彼のファッションについて一人で盛り上がってしまいましたが無気力

 

 

その続きの個所をなんとなく読み進めて行ったところ、

またまた妄想モードに入ってしまいましたので^_^;

 

そのことについて書いてみたいと思います☆

 

 

オスカルを成敗しようと刃を向けるジャルジェ将軍の手首を掴んで

その動きを封じ込めたアンドレが、

 

その将軍に刃を向ける激熱シーン赤薔薇

 

 

そしてその後繰り広げられるアンドレとオスカルの父上の

静かだけれども腹を割って語り合っているような2人の会話。

 

はい、このシーン👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 7巻】

 

アンドレとオスカルの父上は緊張感はありつつも

結構冷静に会話をしているように見えるのですが、

 

その2人の間に描かれているオスカルのお顔が真っ青ですガーン

 

 

まあオスカルは、

 

父上がお部屋に剣を持って白目でバン!って登場したときから

びっくりしてお顔は真っ青ガーンでしたが、

 

なんだか今回このシーンを読んでいたら、

オスカルのこのときの心境をいろいろと想像してしまったわ…無気力

 

 

これまでわたしはこのシーンのオスカルのお顔が真っ青ガーンなのは、

 

使用人のアンドレが主人でありジャルジェ家の当主であるオスカルの父上に

刃を向けるという反逆的な行為を行っていて、

 

まずその行為自体が当時の貴族社会ではありえないものなので、

 

そんなありえない光景が目の前で繰り広げられていることに

オスカルはまずビックリしている

 

と想像無気力

 

 

しかもそんなありえない反逆行為をアンドレは

自分への愛のために起こしていることがアンドレのセリフからも分かって、

オスカルはその事実にもびっくりしている

 

そんな想像をしていました。

 

 

まあそれはそうなんだと思うのですが、

 

それにしてもオスカルのお顔、

真っ青が過ぎます…ガーン

 

そしてオスカル、

表情がすご過ぎます…^_^;

 

 

このあたりのページをぱらぱらとめくってみたら、

 

アンドレがインする直前のシーンで、

このオスカルの表情にそっくりなコマを発見無気力!!

 

それが…

 

【ベルサイユのばら 電子版 7巻】

 

 

父上に剣を顔に突き付けられて、

今にも刺されそうになっているオスカルが見せた恐怖の表情…ガーン

 

このときのお顔の真っ青さやら表情が、

 

父上とアンドレのやり取りのシーンの中央に立っている

オスカルの表情とそっくりです。

 

 

そんなことを(妄想上)発見したら、

 

アンドレと父上の対話の中央に真っ青な顔で立っているオスカルの心境を

いろいろと妄想してしまったわ…無気力

 

 

そしてなんとなく、

こんなことを思ってしまった…

 

 

アンドレと父上の対話のシーンでオスカル、

ものすごい表情で真っ青ガーンになって突っ立ているけれども、

 

オスカルはもしかしたら、

 

自分を助けに入ったアンドレが

怒り心頭な父上によってこの後すぐに成敗されてしまう

 

つまり殺されてしまう

=永遠に離れ離れになってしまう

 

そのことが一瞬頭をよぎって

それで真っ青になっているんじゃないかしら?

 

といった妄想無気力

 

 

それが全部の理由ではないけれども、

 

そのこともオスカルがこのときに真っ青になっている

原因の一つなんじゃないか?

 

と思い始めるわたし...

 

 

アンドレは自分のためなら、

片目を失ってでも自分のために働いちゃう人

 

以前そのことを痛いほど理解したときに

オスカルは号泣していましたっけ。

 

 

このシーンでは、

 

父上が自分のことを成敗しようとしているその本気度も

剣を向けられたときに実感したからこそオスカルは真っ青ガーンだったのでしょうし、

 

主人に刃を向けるアンドレのアクションや様子からも、

アンドレが命をかけて自分を助けようとしている

 

そんなアンドレの本気度もオスカルは

手に取るようにっ分かったことと思います。

 

 

本気な父上と

本気なアンドレの真剣勝負!!恐竜くん恐竜くん

 

でも2人は主人と使用人なので

圧倒的な力関係があって、

 

父上はガチで自分を成敗しに来ているので、

アンドレもこのままいくと直ぐに殺されてしまうかも!

 

そんなことを察知しての真っ青顔ガーン

 

だったのかしら?

 

と妄想してみたのです無気力

 

 

オスカル、

怖かったでしょうね…泣

 

これまで自分に対する無償の愛を信じて疑ってこなかったであろう

実の父親に軍務違反をしたからと、

ジャルジェ家の不名誉だからとがちで成敗されかけて、

 

それだけでもトラウマになりそうなくらいショックな出来事なのに泣

 

自分の分身と言っていいほどの

魂の近い存在の離れがたいアンドレが、

 

本当は心の中で恋しまっくている

愛しいアンドレが、

 

もしかしたら直ぐにでも自分の父親に

殺されてしまうかもしれない恐怖...魂

 

 

この後アンドレの説得が父上の心に響いて

オスカルの成敗を父上があきらめて部屋を去るのですが、

 

その後やっとオスカルはアンドレに自分の心の内を、

アンドレのことを愛しているという事実を

アンドレに告白することになりますピンク薔薇

 

 

わたしはこれまでオスカルがこのタイミングでやっとアンドレに愛の告白をできた

その理由を以下のように考えていました。

 

 

オスカルは身分差のことを考えて、

 

一生独身でアンドレと一緒に生きる

=自分のアンドレへの愛ゆえの精いっぱいの行動

 

それ以上のことはしまいと思っていた。

 

だけれども、

 

自分への愛ゆえに命をかけてまで

自分の命を救ってくれたアンドレの愛の深さを実感し、

 

しかもその愛が父上のような条件付きの愛ではなくて、

無償の愛であり、

 

その深い愛に心と魂と(体も?)揺さぶられ、

 

アンドレを心から愛している思いが溢れてきて、

その思いに降伏するしかなくて、

その腕に抱きしめられたい自分を無視できなかったと思うし、

 

アンドレへの愛ゆえに彼の愛にも応えたかったし、

とにかく自分の心に従って愛を告白したかった

 

そんなところかなあ?無気力

 

と思っていたのです。

 

 

オスカルはアンドレへの愛の告白前に、

これでもかと自分の「無力さ」をアンドレに語っていて、

 

それでも愛してくれるか?

 

といった問いをアンドレに投げかけていました。

 

 

オスカルはたぶん愛に臆病な人だとわたしは妄想していて、

 

人を愛する前に

人に愛されることに臆病

 

だったんじゃなかったのかと思っています。

 

オスカルはそれまでずっと立派な軍人として

プライドを持って生きてきたみたいだし、

 

そんな生き方が彼女のアイデンティティーの

大部分を占めていたようにも思います。

 

まあ、ジェンダーの部分もかなり葛藤があった人生だったみたいなので、

その部分も大きかったと思いますが。

 

オスカルのアイデンティティー形成に多大な影響を与えたのは

父親のジャルジェ将軍で、

 

軍人としての人生も

父親が設定した人生のレール。

 

オスカルが必死に軍人として生きていた背景には、

 

父親に認められたい

愛されたい

 

といった欲求があったんじゃないかと

これまでも深読みしてきましたが、

 

でもそうなると、

 

「愛される」の条件=強くなければならない

 

になってしまうんですよね…(T_T)

 

 

オスカルって血気盛んで正義感が強くて

軍の司令官としてばりばり活動していたけれども、

 

きっと彼女の本質的なところに、

心の繊細さとか心の弱さは当たり前のようにあったと思います。

 

オスカルって末っ子で、

本当は甘えん坊さんみたいだし🌸

 

 

こういったことをいろいろと考えていくと、

 

オスカルはアンドレとの身分差や

彼との近い関係性ゆえに、

 

恋愛関係になるという別のステージに2人の関係性を移行することは

ありえないと思っていたのだろうし、

 

さらには自分の心の弱さ、

その他諸々の自分の弱さを理解しているからこそ、

 

自分は誰かに、

特に異性に愛される資格もない

 

なんて、自己肯定感が低くなっていた可能性も妄想できる無気力

 

 

でもアンドレの無償の愛に触れて、

 

自分のすぐ側に、自分の心の迷いやら不安を超えていくような

大きな愛があったことに気づいて、

 

それでいろいろと揺さぶられての

アンドレへの愛の告白赤薔薇

 

だったのかもしれません。

 

 

でも今回オスカルの真っ青ガーンなお顔の表情を見ていたら、

 

そんな想像プラス、

 

アンドレが自分の目の前からあっという間にいなくなってしまう恐怖と

そんな可能性が実はあるんだということを一瞬にして悟り、

 

しかもそんなシーンを目の当たりにして、

 

アンドレを失ってしまうかもしれないことを考えたら

余計にアンドレを愛おしく思う自分の心が溢れてきて、

 

それでどうしようもなく

アンドレのことを愛している自分の気持ちに気づいて、

 

そんなことも後押しになって、

 

この後のアンドレへの告白に繋がったんじゃないか?

 

そんな大妄想をしてしまいました猫しっぽ猫あたま

(あーん💦 妄想が自分でも複雑!(笑))

 

 

ずっとアンドレに愛の告白ができずにいたオスカルが、

 

アンドレを失うかもしれないという恐怖ゆえに再確認した彼への愛と

彼の無償の愛を実感したゆえに改心が起きて、

 

それゆえに自分で作っていた壁を越えた瞬間

それがアンドレへの愛の告白シーンピンク薔薇

 

なーんて妄想していたら、

 

そういえば似たような構図があった気が…

 

と、

 

さらなる妄想モードに入ってしまったわたし...猫しっぽ猫あたま

 

 

そういえばアンドレの毒ワイン事件のシーン🍷

 

オスカルを他の男に渡すくらいならば

自分の誰にも負けない愛を死の瞬間までオスカルを抱きしめることで示して

そんな究極の愛のうちにともにこの世から一緒に旅立とうと、

 

心が病みに病みまくっていたアンドレは、これから起こす行動を

準備の段階で神に祈りながら肯定していましたが✟

 

オスカルが自分のことを命をかけて守ってくれた過去や、

自分もそんなオスカルに命をかけて守ることを誓ったことを思い出し

 

改心し、

 

自分のしようとしたことを反省し、

悔やむアンドレが描かれていましたっけ。

 

 

事件が一旦おさまってオスカルのお部屋を出たアンドレが、

オスカルを守って生きることをダッシュで再度誓うシーン☆

 

これ👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 6巻】

 

アンドレは自分勝手な動機で愛するオスカルを毒殺しかけたことを猛反省し、

それゆえに改心してオスカルをこれまで以上に命をかけて守ることを誓った

 

ともとれますが、

 

上のアンドレのセリフをよく見てみると、

そんな罪意識よりも、

 

オスカルがどんな理由であれ

この世からいなくなってしまうこと、

 

もっといえば、

 

自分の側からいなくなってしまうことが

どれほどおそろしいことか、

 

そんなことを目の当たりにしたときに

どうしようもなく怖くなって、

 

オスカルを紙一重で

本当に失ってしまうギリギリの状況になって初めて、

 

オスカルが生きていてくれることの奇跡やありがたさを実感し、

(自分であやめかかったんですけどねー(-"-))

 

そんな恐怖心を体験したからこそ、

 

オスカルが自分にとっての生きる希望であり、

そして自分の中のオスカルへの純粋な愛を再確認して、

 

そんな溢れる思いともに、

オスカルを命をかけて守って生きて行くことを心から再度誓った

 

そういったアンドレの改心の物語が

毒ワイン事件🍷にあったような気もします。

 

 

身分ゆえにオスカルへ直接愛の言葉をささやけないアンドレにとって、

 

オスカルを命をかけて守る

=彼にとっての最上級のオスカルへの愛情表現

 

だったのかもしれないとすると、

 

なんだかこの構造、

 

オスカルのアンドレへの愛の告白真の構造に

なんだか似ているかも(・ω・)ノ

 

なんて思い始めました。

 

 

オスカルもアンドレが父上に成敗されてしまって

一瞬のうちに自分の側から永遠にいなくなってしまうんじゃないか?

 

といった恐怖をあの成敗事件のときに味わったと仮定すると、

それゆえに自分の中のアンドレへの純粋な愛情があふれてきてしまって、

愛を告白するに至ったピンク薔薇

 

みたいな構図になるかしら?

 

 

うーん、やっぱりこの2人、

 

わかりづらいけども、

 

行動パターンがなんとなく

シンクロしているかも🌈

 

 

そしていつも平民のアンドレの方が、

オスカルのちょっと先を歩いているような気がします。

 

 

なんだか妄想が壮大になってしまいましたが^_^;

 

愛する人を失うかもしれないって想像してしまったとき

実際に愛する人を失ってしまったとき

手放してしまったとき

 

自分で想像していたよりもはるかに相手のことを愛していたことを

身をもって知る…

 

そういったことって結構あるかもです猫しっぽ猫あたま

 

 

そう考えると、

 

たった一日だけれどもアンドレを先に失ってしまった

オスカルの悲しみや苦しみはいかなるものだったことだか…

 

想像を絶する苦しみだったのでしょうね。

 

オスカルの人生は幸せだけじゃなくて

かなり壮絶なものですね…(T_T)

 

 

と、

 

このままいくとさらに妄想が膨らんでしまいそうなので

ここで打ち切ります無気力

 

 

愛...

 

深い世界だなあ...赤薔薇

 

 

スミマセン、

 

ただの壮大な独り言でした猫しっぽ猫あたま

 

🌹🌹🌹コスモス