最近書いた記事に内容がかぶるのですが…

 

これ👇

 

 

唐突に結婚についての話題です(笑)

 

 

いやあ、最近なぜだか、

結婚ってなんだろう?って思うことがよくありまして^_^;

 

そこから派生して、

ベルばらのことを考えちゃったりしてます赤薔薇

 

 

わたしはもともと結婚というものに

憧れが全くないタイプの人間でして、

 

学生の頃は、

 

結婚=自由が制限される

 

に考えていたくらいです。

 

たぶんパートナーが日本人だったら

結婚という形をとらないでパートナーシップを続けているんじゃないか?

 

なんて考えてしまいます。

 

まあ子どもが欲しくなったら、できたら、とか

人生の流れの中で考えは変わっていきそうですが、

 

わたしの場合は結婚相手が日本人じゃなくて、

相手の国で出会って、

 

でもわたし自身は途中から日本でやることができたので

海を隔てての超遠距離恋愛になってしまって、

 

結果として一緒にいるためには相手に日本にきてもらって

一緒に生活するのがベストだったのだけれども、

 

結婚という法的な手続きをとらないとビザが降りないので、

配偶者ビザ取得のために結婚した

 

そんな感じで結婚したのです。

 

なので私にとっての結婚って

「法的な手続き」のイメージが強い^_^;

 

今でもなんらかの書類関係の手続きをするときは

「既婚」の欄に印をつけますが、

 

あまり結婚している意識はない(笑)

 

周囲からも独身にみられることが90%以上です猫しっぽ猫あたま

 

子どもと一緒にいても

親子とは思われないほど...^_^;

 

 

でも一方の相棒は、

 

結婚🌸

 

=神聖な結びつき

=子どももを設けて家族になる

=永遠の愛、ロマンス❤

 

みたいな、

 

なんだかお国柄が表れるようなとらえ方をしていて、

(ちょっとカトリックちっく✟)

わたしとはかなりイメージが違うみたいなので、

 

「結婚」の概念にも国やら宗教やら時代やら、

 

そして個人によっていろいろなんだなあ...

 

なんて思ったりします。

 

 

...で、ベルばら赤薔薇の話になりますが、

 

 

ベルばらの2大カップル赤薔薇ピンク薔薇

 

つまり、

 

オスカル❤アンドレ

アントワネット❤フェルゼン

 

の恋愛模様を観察していると、

 

ベルばら赤薔薇には3つの「結婚」の形、「結婚」に準ずる形について

書かれているんじゃないかとふと思い至ったので、

 

そのことについて書いておきます。

 

あまり深く考察したものじゃなくて

ざくっとした思いつきです猫しっぽ猫あたま

 

 

その3つの「結婚」、もしくはそれに準ずる形というのが、

 

1.法的・社会的制度にのっとった結婚赤薔薇

2.2人だけの愛にもとづいた結婚赤薔薇

3.魂や心の結婚赤薔薇

 

この3つでしょうか。

 

 

できたらオスカル❤アンドレ、アントワネット❤フェルゼンカップルの

両方について一気に書いてしまいたいのですが、

 

ボリュームが多くなってしまいそうなので、

今回はアントワネット❤フェルゼン編で書きたいと思います。

 

 

 

まずアントワネットとフェルゼンの恋愛の進展において重要なのは、

 

この2人は法的・社会的には婚姻関係が結べないところからのスタート

という点でしょうか。

 

だって2人が出会った18歳の時点でアントワネットは既婚者、

しかもフランスの王太子妃です👑

 

はい、絶対に結婚できません無気力

 

しかもその時点で結婚できないというだけじゃなくて、

どんなに待っていても一生結婚できないことが運命づけられている恋愛です。

 

さらに2人は絶対王政時代の王族、貴族なので、

生れたお家のために結婚しなければいけない宿命も背負っています。

 

なのでさっき書いたリストの、

 

1.法的・社会的制度にのっとった結婚赤薔薇

 

に関しては、

 

この2人の間では結婚できないのだけれども、

別の人との結婚をしなければいけないという義務を背負わされている…

 

ということですね。

 

アントワネットはすでにフランスの王太子に嫁いでいて、

フェルゼンも20代初めの頃結婚相手を探していました。

 

アントワネットのことを思いながらもその気持ちを隠して

結婚相手を探していたフェルゼン。

 

でもその最中に運命的にアントワネットと相思相愛であることがわかり、

フェルゼンは貴族の義務である結婚を放棄!

 

アントワネットだけを愛することを心に決めるんですねー。

 

このあたりでフェルゼンはアントワネットに対し、

 

3.魂や心の結婚赤薔薇

 

みたいな段階に入っていったのかもしれません。

 

 

一方のアントワネットも、

 

自分はフランス国王と婚姻関係にあるのだけれども

心の中ではフェルゼンを思い続ける

 

そんな状態に入って行っていたようでした。

 

たぶん2人がそんな段階に入っていったのは同時進行で、

このタイミングなんじゃないか?と思うのが、

 

これですね👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 3巻】

 

フェルゼンの結婚騒動の最中での

森の中でのあの胸アツシーン❤

 

お互いを思いあう2人の心はフェルゼンの結婚話で揺れに揺れ、

 

でもそのことがきっかけに自分たちの気持ちをお互いはっきりと理解して

生涯を乗り越えて魂の部分で結ばれるに至った

 

そんなプロセスがありそうです。

 

これ、次回書くと思いますが、

オスカルとアンドレのパターンと構図がよく似ているかも無気力

 

 

さてさて、

 

アントワネットとフェルゼンの魂の結婚は

たぶん2段階を経ます。

 

それがせっかく相思相愛になったのに、

 

王妃さまをスキャンダルの渦にさらしてしまうのでは?

と恐れたフェルゼンがアメリカ遠征に参加して

7年の歳月を別々に過ごすことになった後のこのとき👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 3巻】

 

7年間海を隔てて自分の王妃さまへの思いを考え続けて、

自分の王妃さまへの思いを確信し覚悟を決めたんでしょうねー。

 

一生愛している

決してそばを離れない

 

結婚の宣誓のようなセリフを王妃さまに伝えるフェルゼンピンク薔薇

 

それに対して王妃さまは何も返答していませんが、

森の中での2人の魂の結婚の再現みたいです(*'ω'*)

 

1回目の森の中のシーンは王妃さまからアクションがあって、

2回目のこのシーンではフェルゼンが誓っている。

 

そんな構造みたいです。

 

 

そして月日は流れて2人の出会いから19年後、

2人の最後の再会のとき…

 

【ベルサイユのばら 電子版 9巻】

 

フェルゼンはアントワネットに指輪を贈り💍

 

2人だけの結婚式をしているみたいな

王妃さまとフェルゼンの姿が描かれていました💐

 

 

このシーンに関してはまだブログでしっかりと書いていないのですが、

 

フェルゼンからだけじゃなくて

王妃さまからも愛の宣誓のセリフもがっつり描かれていて、

 

指輪💍&愛の宣誓❤で、

 

完全に結婚式みたいな雰囲気です💐✟

 

2人だけで結婚式を挙げています。

 

しかもこの後、

たぶん結ばれちゃってます❤

 

流れ的にはオスカルとアンドレのベッドシーンに

ちょっと似ているかもしれません。

 

 

このようにアントワネットとフェルゼンの

「結婚」にまつわる動きをみてみると、

 

2人は出会いの瞬間から最後まで

法的・社会的な結婚は不可能なのだけれども、

 

長い間お互い魂の結婚みたいな思いを抱き続けて、

心は結ばれ続けていて、

 

最終的には2人だけの結婚式みたいのを執り行い、

死ぬまでその結びつきを心に抱き続けた❤

 

そんな関係性だったのかもしれません(*'ω'*)

 

 

ざっくり言ってしまうとこの2人の関係は不倫なんですけども、

 

長い時間をかけて段階を経て、

死ぬまで思い合うという形をとっているのですね。

 

最終的には大人の関係になったようですが、

それ以外はほぼほぼプラトニックは恋愛です。

 

 

それにしてもフェルゼンが命をかけて

チュイルリー宮にいる王妃さまに会いに来るシーン☆

 

相手が既婚者であろうがフランスの王妃であろうが

自分の愛する思いは変わらなくて、

 

フェルゼン家の紋章入りの指輪を贈って愛を誓いに来るなんて、

 

フェルゼンの情熱もアンドレと互角かも!

 

と思ってしまいました❤

 

 

アントワネットとフェルゼンのベルばらに描かれる恋の結末を読むと、

やっぱり、

 

結婚って何だろう?無気力

 

って考えてしまうわ…^_^;

 

愛する思いが制度としての結婚を超えていく…

 

なんだか壮大で、

でも心に響きます(←個人的に猫しっぽ猫あたま

 

まあケースバイケースで

一概には言えませんけどね。

 

 

...ということで、

 

アントワネットとフェルゼンの結婚事情赤薔薇について

ざっくりとまとめてみましたが、

 

次回はオスカルとアンドレの

結婚事情赤薔薇についてです。