バスティーユ攻撃後のベルばらのストーリー展開で、

私的最初のドラマのクライマックスは、

 

王妃さまとフェルゼンが

森の中で感動の再会をするシーン赤薔薇

 

🌳🌳🌳🌳🌳

 

 

いやあ、この2人の恋は、

大人の恋の香りが漂っていますねー🌸

 

オスカルとアンドレの恋も

お互い30代で恋が進展しているし、

 

ベッドシーン含むストーリー展開だったので

まあ大人の恋愛なのですが、

 

あの2人は結構少年少女の心をもったまま

初々しい恋愛をしている感じだったので(笑)

 

アントワネット&フェルゼンの恋愛の方が

大人の恋に見えてしまいます^_^;

 

まあ王妃さまは既婚者で

はじめっから不倫の恋でもありますからねー。

 

 

でも読者であるわたしも今では

いい大人です(笑)

 

 

大人の恋❤

 

がっつり観察して堪能したいと思いますニコニコ飛び出すハート

 

(笑)

 

 

 

さてさて、

 

舞台はベルサイユの森の中?

 

このエピソードはオスカルが戦死したエピソードの

次のエピソードです。

 

8月26日、

 

つまりバスティーユから1か月半が経過した時点で

「人権宣言」が採択された、

 

とあります。

 

時期は夏の終わり頃といったところでしょうか。

 

 

アントワネットにもオスカル戦死の知らせは

きっと伝わっているのでしょうね。

 

絶対王政が揺らぐ。

革命が起きた。

 

それまで考えもしなかったことがどんどん現実化して、

 

王室側の人たちもその先どうしたらよいのか

きっと不安でしょうがなかったでしょう。

 

みんな人間ですからね。

 

国王ルイ16世も一国の君主として

どうしていったらいいか頭を抱えています。

 

家臣たちはそれまで自分たちの権力の保持のために

支え続けてきた王室を見捨てて海外に逃亡です。

 

ポリニャック一味も逃げてしまいました。

 

この先王室がどうなるかわからない中、

見方だった人たちすらも自分たちを見捨てて去っていく…

 

アントワネットは本当に

不安でしょうがなかったでしょうね。

 

アントワネットはフランス王家の王妃なので、

国を見捨てて逃げるわけにもいかない...

 

見方がいなくなっていく。

外には敵ばかり。

でも自分は逃げれないし、

自分たちを守るすべもない…

 

そんな不安の中、

森の中を一人歩いているわけです。

 

【ベルサイユのばら 電子版 9巻】

 

この森の描写、美しいですねー赤薔薇

 

もう芸術作品の域です🌸

 

こんなに手の込んだ丁寧な画を毎週毎週仕上げていたなんて、

原作者さんの職人としての努力が伝わってきます。

 

そして画の技術もどんどん上達されたんでしょうね。

 

とにかく美しいです✨

 

 

さてさて、

 

お話の内容に移りますが、

 

アントワネットは共もつけずに一人森の中を歩いている。

 

一人で自然の中にいたいこと、

わたしもよくあります(笑)

 

アントワネットの心の中にあるのは、

 

不安と孤独

 

一人ぼっちになってしまったという孤独感。

 

 

このシーンを見てちょっと思ったのは、

 

夫であるルイも同じ立場で孤独で、

 

仲間が側にいるのに~

 

という思い...|ω・)

 

でもルイと戦友というか、

一緒に革命を生き抜きながら心の絆を深めて行くのは

もっともっと人生の最後の方なんですよねー。

 

なんだか展開が、

 

ずっと一緒にいたのにお互いの愛を見つけきれずに(オスカル側)

 

人生の最後の数週間だけ愛し合った

オスカルとアンドレの恋愛の展開にちょっと似てるかも

 

なーんて思ってしまったわ。

 

どんなに一緒にいても、

愛って見つけるのは難しいものなのかもしれません。

 

 

そしてそんな不安と孤独感という絶妙なシチュエーションの中、

 

奇跡のように登場したフェルゼン!✨

 

登場の仕方の演出、

 

最高です!🍃

 

【ベルサイユのばら 電子版 9巻】

 

王妃さまの前に突然現れたフェルゼン伯☆

 

 

これ以前にも書いたのですが、

 

このシーンの設定が、

 

2人が初めて相思相愛であることを確認した若き頃の

森の中のキスシーンの再現なんじゃないかと思っています無気力

 

これ👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 3巻】

 

フェルゼンの、ガサ...っていう足音で

彼の存在に気づくアントワネット。

 

そして、服装があまり変わっていないフェルゼン伯(笑)

 

演出のために思い出のコスチューム、

スウェーデンから持参したのでしょうか?

 

(笑)

 

 

でもいいですね~🌸

 

2人の出会いは18歳。

 

相思相愛になったのが22歳?

 

それから10数年の時をへて、

2人の愛はずーっと続いていたんですね。

 

 

それにしてのフェルゼン…

 

さすが貴族ですピンク薔薇

 

セリフがキザです

 

(笑)

 

 

フルネーム、名乗っちゃうのね!

 

(笑)

 

 

アンドレはこういった演出はしないでしょうねー。

 

オスカルの元へ駆けつけたら、

 

「あっ、いた! オスカル~!」

 

って、フツーに駆け寄っていきそう

 

(笑)

 

あの2人は幼馴染設定で、

フェルゼンは王妃さまの騎士ですからね。

 

関係性が違いますね。

 

 

その後のアントワネットのセリフ。

 

「あ…あなたは…ばかです…!」

 

 

Σ(゚Д゚)

 

 

...ばか?

 

 

...そ、そうですよね^_^;

 

 

みんな自分がかわいいもの。

 

自分の身を守るために逃げた近しい人々。

だからアントワネットは一人になった。

 

そんな自分のもとに戻って来たフェルゼン。

 

ええ、バカですね(笑)

 

でも、

 

ベルばら男子たちは馬鹿正直に

愛する人の元から離れません。

 

そこがきっと、

ぐっとくるポイントなんだと思います。

 

 

このシーン、オスカルとアンドレの物語の中で言ったら、

 

きっとオスカル成敗事件でアンドレが

命をかけてオスカルのことを助けた個所でしょうか。

 

アンドレもジャルジェ将軍に、

 

 

「ばかめ…が…」

 

と言われていました。

 

 

愛すると人は、

 

世間一般ではバカだと思われる行動でも

あえて突き進んでしまうものなんでしょうね。

 

この後、アントワネットとフェルゼンの

おあつーい抱擁シーンとなりますが、

 

オスカルとアンドレも、

 

アンドレが「ばかな」行動をとった後に

抱擁シーンなのですね。

 

なんだか(妄想上)シンクロしていておもしろいです。

 

 

その後の構図も、

結構似ているんですよね。

 

アントワネットのセリフを聞くだけのフェルゼン。

 

その後、

 

【ベルサイユのばら 電子版 9巻】

 

「おっしゃることは、それだけでございますか?」

 

で、

 

「ともに死ぬためにもどってまいりました…

あなたの忠実な騎士にどうぞお手を...」

 

ですぞ!

 

 

あっ、構図の話、先にします(笑)

 

 

前にも書いたことがあるのですが、

 

この女性側に話すだけ話させて

それを聞くだけの男性側。

 

その後、手を差し伸べて

がっつり抱き合う!

 

これ、

 

オスカルとアンドレの抱擁シーンが

そっくりなんですよね。

 

これ👇

 

​​​​​​​【ベルサイユのばら 電子版 7巻】

 

からの...

 

(オスカルは大演説ですが(笑))

 

​​​​​​​【ベルサイユのばら 電子版 7巻】

 

手を差しだすアンドレ🌸

 

似てます無気力

 

 

それにしてもフェルゼン、

 

このときばかりは、

 

かっこいいです❤

 

あんまりフェルゼンファンでもないんですが(笑)

このシーンはさすがにやられてしまいます❤

 

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言葉づかいがていねいなのもまたいいですね~❤

 

 

この後、抱き合う2人ピンク薔薇

 

わたしルイのこと大好きですが、

これはこれでよいです(笑)

 

子どものときは

フェルゼン=敵でしたけど(笑)

 

わたしも大人になったものだ…猫しっぽ猫あたま🌸

 

 

このエピソードは、

 

​​​​​​​【ベルサイユのばら 電子版 9巻】

 

フェルゼンの王妃さまの騎士としての決意表明で幕を下ろします。

 

 

繰り返しになりますが、

 

画が奇麗です✨

 

美しい…

 

 

「いまこそ、あなたの盾となり あなたを支え あなたを愛するのはこのわたくしなのだと… ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンなのだと 

フランス国民の前に名のりでましょう!」

 

 

フェルゼン、

 

またフルネームを名乗ってます(笑)

 

なんだ結婚の宣誓みたいな感じなのでしょうか?

 

 

でもすごいですねー。

 

このエピソードのラストはフェルゼンの大宣誓で幕を下ろす。

 

なのでこのシーンの主人公、

 

フェルゼンですね。

 

2つ前の記事にも書いたのですが、

 

このエピソードの扉絵は、

 

​​​​​​​【ベルサイユのばら 英語版 4巻】

 

セクシー・フェルゼンです(笑)

 

 

フェルゼンはそれまであまり主人公ぽくなかったですが、

 

バスティーユ以降は確実に

主人公の一人として原作者さんは登場させているのですね。

 

 

フェルゼン、

 

いいですね~❤

 

でもなんだろう...

 

なぜだかこの人と

結婚したいと思わない...

 

(笑)

 

 

うーん、なんでだろう??

 

(゜-゜)

 

 

そのうち考えます猫しっぽ猫あたま

 

(笑)

 

 

 

この後の展開、

 

フェルゼンの行動にも注目して

読んでいきたいと思います(*'ω'*)