ベルばらと出会って、かれこれウン十年…
再燃して8年の時を経て…
今さらながらの発見で、
あまりのショックに、
もう時が止まったようになっているのですが…
フェルゼンって、
魅力的すぎやしないか!!??
🌹🌹🌹🌹🌹
(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!
(笑)
事の発端は、数日前...
過去のブログ記事をちょっと整理していて、
フェルゼンの画像を見つけようと
ベルばら完全版をペラペラめくっていたのですが、
イメージする画像を脳内検索した結果
(原作は何度も読んだため、データが脳内に保存されている)
イメージの画像はバスティーユ攻撃以降のシーンにあるんじゃないかと思い、
久しぶりにオスカル戦死後のエピソードのあたりを開いてみたのです。
このあたり、マーガレットコミック版でいったら9巻・10巻。
なかなか読む機会に恵まれず、
最近のブログの考察も、オスカル戦死後は、
ベルばら再再燃する前に読んでいた3巻に戻ってしまったため、
まったく読まずじまいだったのです。
でもフェルゼンの画像を確認するため開いたエピソードが、
革命が始まり、周りにいた人々がみんないなくなってしまい、一人孤独に森の中を散策するアントワネットのものとに、突如としてフェルゼンが現れる、有名なシーン☆
そう、例のあれですよー!
はい、ドドーん!! これ👇
【ベルサイユのばら 電子版 9巻】
アントワネットの言葉を、さえぎることなく
まずしっかり聞き、
「おっしゃることは それだけでございますか?」
からの、
「ともに死ぬために もどってまいりました…
あなたの忠実な騎士に どうぞお手を…」
と、アントワネットに手を差しだすフェルゼン☆
この先、どんなことがあろうとも、愛する人アントワネットと共にあるという、フェルゼンの並々ならぬ覚悟と、
でも肩の力が全く入っていなくて、包み込むような彼の大きな包容力と愛を感じるような一コマ🌸
くうー--------っ!
フェルゼンやー----い!!!
(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!
君、いつの間に、
こんな素敵な貴公子になったんだ!!??
(いや、初めから??(笑))
そう、こんなドラマティックなシーンなのに、
フェルゼンがものすごく穏やかな表情で、
しかもものすごい包容力で、
その並々ならぬ愛に、読んでいるわたくしが包み込まれているような錯覚をおこし(笑)
もうちょっとで落とされかかったわ!!
(笑)
このシーン、これまであまりじっくり読む機会がなかったので、今回初めてじっくり眺めてみて、2点ほど面白い発見があったのですが、
ここで書くと記事が長くなるので、
そのことについては次回の記事に回します(笑)
そう、今回は、「フェルゼンが魅力的🌹」の件ね…
この後もフェルゼンは、オスカル亡き後、アントワネットとその家族を、自分の命を懸けて守ろうと尽力するのですが、
いろいろあるシーンの中で、またまたフェルゼン素敵じゃないか!?となったのが、
1790年、国王一家が離宮で夏を過ごすことが許され、そこでアントワネットとフェルゼンが逢引きしているシーン🌹
【ベルサイユのばら 電子版 9巻】
アントワネットに寄り添い、少しでも彼女の力になろうとするフェルゼンなのですが、そんな彼が発する言葉が、
「ぼくには なんの力もない… こんなに愛している女性を十分なだけ 幸せにしてあげることすらもできない…」
まず、フェルゼンの一人称、ぼく!
新鮮だわ!(笑)
まあ、それは置いておいて…(笑)
フェルゼンほどの、地位も名誉も武力も財力も、そしてビジュアルやスタイル、すべてを兼ね備えた男性が、
ほくにはなんの力もない…
ですぞ!!(゚д゚)!
なんか、アンドレ感を前面に出したような描写で(笑)、
本当に容姿以外何も持っていないアンドレが聞いたら、イラっとするようなセリフを、さらっと言ってしまっているフェルゼンですが、
(いや、アンドレはまだいろいろ持っている、と信じている…(笑))
でも、アントワネットの孤独感や苦悩を前にして、何とかしてあげたいと思うのにできなくて、
もう「力」の物差しが、愛する人を幸せにできるかどうか、
それだけみたいなところとか、
愛する人が苦しんでいて、自分も無力感を感じる、
そんなところに彼の純粋さを感じさせられて、
ああ、フェルゼン…
あなたに、惚れてしまうわ…❤
(*'ω'*)
…と、バスティーユ攻撃後のいくつかのシーンを読んでみて、人生のこの時点で、なぜかフェルゼンに心を射抜かれそうになっているわたくしですが(笑)
そこで考えてみたのです…
なぜ今までフェルゼンにそれほど心動かなかったのに、
今になって彼に心射抜かれそうになっているのかを。
だって最近3巻あたりを読んで、フェルゼンのこともたくさん考察しているにも関わらず、
いきなり数日前から、フェルゼン魅力的!🌹
って思い始めたのよ!
な、なぜなんだー--!!💦
いや、きっとフェルゼンの魅力は、大人にならないと分からない、それはあるのかもしれませんが、
…ということは、わたくし、
数日前にいきなり大人の仲間入りをした??
な、何があった自分!!??
(笑)
いや、わたくしに関してはたぶんそうじゃないと思うので、
ちょっと、自分の人生の中の、各時期のフェルゼンの印象について考えてみた☆
まずは初読12歳~高校生時代の、
第1次私的ベルばらブーム期🌹
一番好きなキャラ=アントワネット
一番好きな男性キャラ=ルイ16世(笑)
のわたくしにとって、フェルゼンはもう
敵!!
(笑)
なので、見るとイラつくので、あまりフェルゼンの登場シーンをじっくり読んでなかったです^_^;
第1次ベルばら再燃時期🌹
(2014年11月~2019年)おお、結構長い!!
過去のブログの記事を読んでみると、フェルゼン=「興味深い人」として考察していた模様。昔みたいに「敵」ではなくなっていた(笑)でも、素敵❤という印象ではない様子。
ベルばら再再燃期🌹(2022年8月~今日)
再燃期と、あまりイメージは変わらず。しかし、最近3巻あたりを読んで、フェルゼンとオスカルの関係が気になって深く考察、フェルゼンという人物にさらなる興味がわく。でも、素敵❤という印象ではない。
そして数日前に、ドカーーーン!!と
フェルゼンの魅力にやられる(笑)
…で、じっくり考えてみた結果、2つのことが思いつく。
まず1点目☆
そう、再燃期、あと再再燃期も含め、オスカル戦死後のエピソード、それほどじっくり読んでいないことを発見! たぶん、1回だけ読んだかしら…
その時も、もう何十年ぶりに読むものだから、話を追うことに精いっぱい、もしくは昔好きだったアントワネットの人生を軸に読んでいて、フェルゼンのことは印象に薄い^_^;
そう! たぶんフェルゼンの魅力は、バスティーユ後が本番なのだわ!! なのに、たぶん自分だけではなく、多くのベルばらファンも、オスカルの死後のエピソードをあまり読まないという話もよく聞くので、
フェルゼンの魅了が前面に押し出されたエピソードまで、手が届いていなかった!💦
そしてフェルゼン、ストーリーの後半まで、
フランスにいなさ過ぎ!
そして、再燃&再再燃期ともに、オスカルとアンドレの恋愛模様とか、オスカルの人生に集中して読み進めていたので、
時々フランスに戻ってきてはオスカルの心をかき回すフェルゼンに対し、何様のつもり!?"(-""-)" と憤る気持ちがあったことも否定できない…
でも、フェルゼンの魅力は、たぶんバスティーユ後なのだ!
2点目☆は、それにも関連するのだけれども、
多くの人間がそうなように、
フェルゼンも年を重ねるごとに、
人間性に深みが増しているみたい(*'ω'*)
最近3巻あたり、彼がまだ20代前半の時期のエピソードを読んでいたけれど、
その頃の彼、すでに正義感に溢れ、自分の意思をしっかりもち、愛する人のために独身を通すことを決心したりと、結構魅力的な人物として描かれているし、
オスカルも、そんな彼の魅力を心から感じているようなのだけれども、
なにぶんまだお若いので、
まっすぐで誠実な人
洗練された貴公子
容姿端麗🌹
フェルゼンが素敵!の要素って、
まだこのあたりくらいだけじゃないかしら。
でも、そのあとフェルゼンって、ベルばらのストーリーの中にあまり登場しなくて、アントワネットにちょこっと寄りそっているか、(いい働きはしているのですけどね^_^;)
あと、あれね…
オスカルとの絡みで、いきなりプレーボーイ炸裂! オスカルの手を握ったかと思ったら、
舞踏会でドレス姿のオスカルをガン見!
オスカルか?って無遠慮に聞いちゃうし、
そうして、オスカルへの、あのひどい振りっぷり!!
きっと、多くの読者の怒りをかったハズ!
…で、そのあと登場が、パリで暴徒に襲われたオスカルたちを助けるシーンだけ、という…
(まあ、このシーンのフェルゼンは、かっこよかったぜ!!)
そう、あまり魅力的な人物には、描かれていないのね。もの語りを動かすための、サポートキャラ的な役割??
でも、彼もバスティーユ後、30代も半ばになり、革命の嵐の中、外国人でありながら、でも愛する人の運命を左右するであろう革命の波にもまれ、
自分が恩恵を受けまくっていた身分制度、旧体制も崩壊し、王妃であるアントワネットも、貴族である自分もどんどん力を失っていき、
自分にできることは、何が残されているのか
自分には何ができないのか
力って何なんだろう
人生に大切なものって何なのだろう
愛ってなんなんだろう
そんなことを、たくさんたくさん
考えたのではないかしら?
深い思考は、人間の内面を豊かにしていく🌸
フェルゼンも、いろいろな困難に直面しながら、
守るべき愛する人のことを思いながら、
どんどん、奥深い人間になっていった…
そんな姿がベルばらのストーリーの後半で描かれていたため、読者の一人であるわたくしも、そのあたりのストーリーに到達したとき、彼の思いにぐっときてしまったのかしら?と想像しております(*'ω'*)
それにしても、原作者さんの、人間の描き方というか、人間の成長の様子の描き方というか、
立体的な人間の内面の描き方の、
うまいことよ!!🌹
フェルゼンの魅力は、言ってみれば原作者さんが魂を吹き込んでくれているので、
原作者さんの人間観察の才能とか、描き方のうまさ、キャラクターの背景の設定の仕方、ストーリの埋め方のたくみさ、そういったものが支えているのかも(*'ω'*)
…と、フェルゼンの魅力の分析から、またまた原作者さん称賛✨の方へ行ってしまいましたが(笑)
とにかく、後半のフェルゼンは魅力的だ!!
素敵な貴公子だ!!🌹
是非、バスティーユ以降もじっくり読んで、フェルゼンの魅力を徹底考察したいのですが、
あー---っ💦 それやると、3巻の続きの考察に戻れなくなるので、考察が9巻あたりまで届いたときにやろうっと。
(いつ!? 何年先になるのかしら??(笑))
さて最後に、
そんなフェルゼンの魅力に
心射抜かれる寸前のわたくしですが(笑)
そんなフェルゼンと結婚したいか、
真剣に考えてみた!
(笑)
フェルゼンからのプロポーズシーンを妄想🌸
F:「ともに死ぬために もどってまいりました…
あなたの忠実な騎士に どうぞお手を…」
(@_@)…
ああ、やっぱり、
あなたとの結婚はいいわ…
共に死ぬために自分のもとに戻ってきたって、
共に死ぬこと決まりなの!?
と、なぜか彼を重たく感じるわたくし…(笑)
(いや、ストーリーの展開を踏まえた上でのセリフですって!(笑))
ううーん、フェルゼンより、やっぱりアンドレの方が結婚相手としては魅力的かしら??
アンドレ:「つれていけつれていけ 地獄の果てまで
おれは おまえの影だ」
(@_@)…
あなた、地獄の果てまで、ついてくるつもり!?
こちらもやはり、重たく感じてしまうのは、なぜかしら??(笑) (いや、比ゆ的な表現で、彼の真剣さを表しているだけだが💦)
そう、2人とも情熱的で素敵な男性なのだけれども、
なんかこの人たちと結婚すると、毎日お相手してあげないと
すねちゃいそうで…(笑)
やっぱりわたくしは、あの人が一番だわ!
そう、
ルイ16世!!
もう、絶対の安心感🌸
(いつも、言ってます(笑))
いや、地位とか財力とかそういう意味でなく、
この人の良いところ…
自分の趣味をしっかり持っている!!
狩猟と錠前
あと勉強好きだし、読書も好きそう
趣味たくさんある人いいわ~❤
わたくしも、自分の時間をたくさん持ちたいタイプなので、
人生の伴侶には、自分の趣味に没頭してもらい、
一日に1時間ほど、じっくりおしゃべりする時間を設け、
たぶんルイは知識豊富だから、わたくしがぐいぐい聞きたいことを聞きまくり❤ (話の主導権を握る!(笑))
その後解散、寝る時集合(笑)
そんな生活がベスト🌸
アンドレがパートナーだったら、常に一緒にいそうで(笑)
「自分の趣味ないの??💦」
って、聞いてしまいそう(笑)
ちなみにわたくしの相棒、全然自分の趣味がない人で(笑)
でもずっとつきあってもいられないので、
ほぼ放置!
今現在、絶賛放置中!!
(笑)
やっぱり、多趣味+インテリなルイが、
パートナーとしては最高だわ❤
(個人的嗜好です)
あっ! フェルゼンの魅力を書いていたのに、
ルイの魅力に上書きされてしまった!💦
三つ子の魂百まで!!
(笑)
でも、ああフェルゼン! 君はバスティーユ以降が、
魅力を発揮する本番さ!!
くうー----!! やっぱり、しびれるう~❤
(たぶん、一時的に(笑))