原作のお話に戻ります☆
2つ前の記事に書いた、
オスカルとアンドレが両想いになった直後、
2人はパリのベルナールの元を訪問するのですが、
訪問者の対応に出てきたロザリーがネグリジェみたいのを着ていて
なんだかものすごーくセクシー❤だった件(笑)
もう一度画像を…👇
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
よく見るとロザリーはろうそく片手に上の階から降りてきていて、
ろうそくがないと階段付近は真っ暗な状態だったということですね
この階段はこの後のシーンの
オスカルとベルナールが談笑しているシーンの背景に描かれていて、
1階のリビングスペースのすぐ近くにあることが分かります。
リビングスペースのすぐ近くの階段あたりが真っ暗、ということは
1階のリビングに誰もいなかった状態だったと想像できるのですが、
そこではたと気になる…
これ、時間的には何時くらいなんだろう??
ロザリーの服装の感じからも、なんとなく
ベルナールの家の住人達(ベルナール、ロザリー、サン・ジェスト)は
すでにベッドに入っていたのでは?
なんて思ってしまいます。
別に調べてみたところであまり大きな発見もなさそうですが、
やってみよう!(笑)
まず、このシーンの前のところ、
つまりオスカルとアンドレがオスカルのお部屋で
まだいちゃいちゃしているシーン❤で、
オスカルがアンドレに、
ベルナールに会うために馬車の用意をするよう頼んでいましたが、
アンドレの反応が、
「この暗闇を!?」
でした。
アンドレは目が悪いからあたりが暗闇に見えたのでは?
と、変な疑いをかけてしまいそうですが(笑)
オスカルも、「暗闇だから!」
と言っているので、
ふ~、よかった…
アンドレはこのとき、
まだまだ目が見えていたようです…^_^;
そう、
「外が暗闇だった」
この事実からこのあたりのシーンの時刻を割り出していきたいのですが、
まずこのシーンの日時、
諸説ありますが(6月23日説と6月29日説)
とりあえず6月下旬です。
フランスの6月下旬の日没の時間を調べたら
夜の10時くらいにならないと暗くならないようです。
この感じ、わたしの住んでいるカナダと同じです。
カナダも一番日の長い時期は
10時過ぎないと暗くなりません。
そうなると…
オスカルの父上がオスカルを成敗しようとお部屋に乗り込んできたときから、
2人がイチャイチャし終えてベルナールのところへ向かうまで、
どのくらいの時間が経過したのかはわかりませんが、
少なくともオスカルがアンドレに馬車の準備をお願いしたあの時点では、
あの時点👇
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
窓から月の光が差し込んでいるような描写ですが、
それは2人のラブシーンの描き方の演出の一つのようで、
おそらく実際にはろうそくが灯っていなかったら
お部屋は真っ暗だった、そんな状態だったのかもしれません。
(アンドレが「暗闇」って言っているので)
まあ、長い間暗闇にいれば目は慣れるのでしょうけど、
オスカルがアンドレに馬車を頼んだのはそう考えると、
たぶん10時過ぎ…
6月下旬という時期的なものも考えると
10時30以降なのかもしれません。
月は出ていなかったの?
という疑問もあると思います。
そこで調べてみた☆
1789年6月パリの月の満ち欠け表!!🌙
(笑)
かなりマニアックな方向へ進んでいますが(笑)
わたしにとって月カレンダーは身近な存在…
わたし、1年くらい前から信じられないくらい体調が悪くなる時期が
1か月に一度、
そしてその中でもひどい状態が1年に一度存在することを自己発見し
(11月末くらい)
いろいろ調べてみたら…
月周期ではホルモンバランスのことも考えられられるのですが、
最近発見したのが、
どうやら満月の日の前後数日間体調が悪くなるという
月の満ち欠けに関連した訳の分からない体調の波サイクルでした…^_^;
わたし、体が繊細過ぎて、どうやら
月の満ち欠けにいろいろ影響されているらしいのです
調べていたらそういったタイプの人たちが
この地球上には一定数いるようです…
(そのお仲間??)
なので最近よく、
月のカレンダー🌙を調べるのです。
ああ、来月の満月はこの日なので
そのあたりは動けなくなっているなあ…とか(汗)
さてさて、
月の満ち欠けのリズムは28~29日周期で
それはずーっと変わらないわけなので、
1789年6月のパリの月の状態も確認できるのでは?
と思って調べてみたのです。
そうしたら…
なんと!!
はい、ドドーん!!👇
1789年のフランス、パリにおける月の満ち欠け🌙
新月(満月の反対で月の光が全くない状態)がなんと、
6月23日!!
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
おお! このシーンやっぱり
6月23日か!?(゚д゚)!
新月なら月が全く出ていないので
完全なる真っ暗闇になりますね。
そして以前調べたことのある、
月の満ち欠けと恋愛の関係…(笑)
新月→ 恋も月も始まりの日❤
おおっ!
もしオスカルとアンドレが両想いになった日が6月23日なら、
その日は史実では新月の日で、
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
新たな恋愛関係の発展の始まりの日として最適な日❤
ではないですか!?
と、妄想だけどワクワク感がとまりません!
(笑)
もう今回、1789年の6月23日のパリが新月だった事実を突き止めただけで
お腹いっぱいです…
さてさて、
おまけにもう少しだけ、
オスカルがベルナールを訪問したシーンを見てみたいのですが、
まず、オスカルとロザリーの対面シーンから🌸
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
ベルばらの原作者さんは、キャラクターによって目の感じとか
かなり特徴的に描き分けていると思います。
女性キャラで対照的な描かれ方をしているのは、
すっとしたクールビューティーな瞳のオスカルと、
かわいらしさ全開の瞳をしたロザリーだと
勝手に思っているのですが、
なんとのこのシーンの2人、
特にロザリーがオスカルの胸に飛びこんでいっているシーン☆
目をつむっているという設定のせいというのもあると思いますが、
目も眉も、なんだかそっくりに描かれている2人。
本当に勝手な妄想ですが、
それまで王子様キャラだったオスカル
そしてそんな王子様に憧れる少女代表ロザリー
そんな対照的なキャラとして描かれていた2人が
そんな垣根を超えて行って、
オスカルはこの直前に本来の姿である女性であること全開で
アンドレの胸に飛びこんで行っているので、
なんだかこの時点で、
愛する人をパートナーに得て幸せいっぱいの2人の女性
そんな似た者通しのくくりで描かれているんじゃないか?
って妄想してしまいました(*'ω'*)
そして次のページ☆
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
オスカル、アンドレ、ベルナール、ロザリー
この4名がご対面!
この4名が最後に一堂に集ったのは、
この2年ほど前にベルナールとロザリーをオスカルが
ジャルジェ家から逃がしたときのことだと思うのですが、
その時からかなり関係性が変わったようにも見えるこの4人。
2年前、
ベルナールがまだ黒い騎士として活躍していて
オスカルに捕まってジャルジェ家にいたときのこの4人は…
はい、こんな感じ👇
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
フェルゼンにこっぴどくフラれたばかりで
これからの生き方に大いに迷っている最中のオスカルと、
オスカルに例の怒濤の愛の告白をしてしまう直前の、
こちらもいろいろ爆発寸前の迷える従僕アンドレ(笑)
そして、黒い騎士として捕まってしまったけれども
生き方には何の迷いもなくまっすぐな平民代表ベルナール🐎
そして、まだまだ無垢な少女感満載なロザリー🌸
みんなまだ恋人もおらず
全員フリーの状態です(笑)
(ベルナールとかの真相はわかりませんが…^_^;)
それが2年の時を経て…
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
すでに軍務違反を犯して貴族社会からははみ出し始め、
さらにはアンドレと恋仲になったばかりのオスカル
最愛の人と思いを通わすことができて
しかも恋人としての座も獲得し、
さらには旦那さまに刃を向けるという革命行為まで成し遂げ、
自信に満ちたようにすっかり落ち着き払っているアンドレ(笑)
黒い騎士からは足を洗い、結婚し家族もでき、
ジャーナリストとして活動するベルナール
そして、すでに人妻ロザリー❤
(笑)
ジャルジェ家で別個に存在していた4人ですが、
ベルナール邸での4人は、
まだ熱々の2組のカップルです❤
なんだかおもしろいです…(*'ω'*)
本当はオスカルはロザリーに、
アンドレと両想いになったことを伝えたかったでしょうね~❤
でもロザリーがその事実をオスカルの口から直接聞くのは、
オスカルが天に召される直前と
ちょっと悲しい結末になってしまいました。
この後のシーンでフロレルが
フリフリレースのセクシーシャツでご登場ですが、
もう彼はどうでもいいです(笑)
すでにお腹いっぱいです。
つづく