前回の続きです☆👇

 

 

アンドレがオスカルを

成敗しようとした将軍の手から救うことに成功した後、

 

例の感動のオスカルの告白シーンへと続きます赤薔薇

 

 

まあ、その直前のシーンでも

いろいろツッコみたいことはあるのですよ…

 

たとえばこのあたり👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 7巻】

 

なんでアンドレはオスカルのお部屋で上着脱いで

速攻セクシーシャツスタイルになった?

 

とか(笑)

 

その後なぜアンドレは、

 

わざわざオスカルとイスの間というせまーいスペースを

ネコみたいに通過しようとしたのかとか?猫しっぽ猫からだ猫あたま

 

(笑)

 

アンドレ、

 

オスカルに出て行くの

自ら止めてもらいに行ってる??

 

(笑)

 

 

まあ、そのあたりは置いておいて^_^;

 

今回このあたりのシーンで一番気になったのは、

オスカルの愛の告白に対するアンドレの反応です☆

 

特にこれ👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 7巻】

 

オスカルの愛の告白に、

首をブオンブオンっと振りまくるアンドレゾウ

 

そう、アンドレは、

 

言葉を失ったかのごとく

首だけ振りまくっているのです無気力

 

 

まあ、オスカルに愛の告白をされて、ビックリし過ぎて、

アンドレは言葉を失ってしまった、

 

それはあるのでしょう。

 

 

オスカルに「愛している」と告げられた後の...

 

【ベルサイユのばら 電子版 7巻】

 

アンドレのこの衝撃よ!無気力恐竜くん

(なぜか裸!(゚д゚)!)

 

 

想像するにアンドレは、この瞬間を人生長い間夢見続けてきて、

でも半ばあきらめていて、

 

なのにそんな瞬間が突然現実のものとなったものだから、

もうこんな感じになっちゃったんじゃないか?

 

とも思います。

 

 

そうそう、

 

このあたりの考察の材料にしようとして、ここ数日、

相棒にいろいろ質問してみたビーグルしっぽ猫あたま

 

(笑)

 

 

赤薔薇お題赤薔薇

 

運命の相手だと思っている人に対してまだ片思いの段階で、

でもすでに仲が良くて、

 

その人にいざ愛の告白をした瞬間、

真っ先に望むことは?

 

といった質問ネザーランド・ドワーフ

 

 

その答えとして、

 

キスとか

抱きしめるとか

 

身体的接触をあげるのかな?と思いきや、

 

相棒、なんと!

 

「相手にも自分のように自分に対して恋をして欲しい…」

 

って言ったの|ω・)

 

ものすごーく穏やかにネザーランド・ドワーフ

(相棒はルイ16世っぽいタイプ(笑))

 

おおっ! 意表を突いた

ぐっとくる解答!無気力

 

この答えを聞いたら

なんだかいろいろ妄想が膨らんでしまったわ…^_^;

 

 

アンドレって例の怒濤の愛の告白シーンで赤薔薇

オスカルに対する告白はすでに済ましていました。

 

何度も登場無気力 これです👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 5巻】

 

このときアンドレはオスカルにものすごい勢いでキスして

もんのすごい生々しい告白をポエムのように吐き出して魂

 

オスカルと結婚できるとも

オスカルを自分のものにできるとも

思ってはいない

 

って言った後、

(本心ではオスカルと結婚したい、自分のものにしたいのはあると思うけど…無気力

 

おまえを他の男に渡すくらいなら、うんぬんかんぬん…

のセリフがあって、

 

「だから…」

 

って、オスカルに迫っていたわ…恐竜くん

 

だからなんなのかは、

 

アンドレ本人がはっきり言葉にしていないので

想像するしかないのですが、

 

いろいろ妄想の余地はあります。

 

アンドレはオスカルを他の男に渡したくないから、

 

他の男のものにならないで、って

言いたかったのかもしれません。

 

でも確実に、

 

オスカルに愛して欲しい…

 

それはあったと思います。

 

 

アンドレの秘めたる願いは、

 

キスしたい赤薔薇とかそういうことよりも、

(勝手にキスしてたけど(笑))

 

オスカルから「愛している」って

言われたかった、

 

オスカルからの愛の言葉が欲しい

オスカルから愛されたい

 

そういうことだったのかもと

なんだか妄想してしまいました(*'ω'*)

 

 

この愛の告白シーンのちょっと前に

例の司令官室でのシーンで、

 

オスカルから「もう一生どこにも嫁がない」宣言をされて

感動の涙を見せていたアンドレでしたが、

 

でもその直後(オスカル成敗事件の当日、別説アリ)

 

アランがオスカルにキスして

アンドレがそれを制止した後、

 

アンドレはまだ自分の愛を

「むくわれない」って認識していましたっけ…。

 

アンドレにとっての彼の愛が報われる瞬間は、

 

オスカルから「愛している」って

言ってもらえる瞬間だったのかも…

 

なんて妄想してしまう。

 

そしてそんな幻のような夢のような瞬間が

突然やってきて、

 

アンドレは言葉を失ってしまったのかもしれません赤薔薇

 

 

さてさて、

 

オスカルの愛の告白シーンですがピンク薔薇

 

ちょっともう一度画像を…

【ベルサイユのばら 電子版 7巻】

 

オスカルの「それでも愛しているか!?」の後の、

アンドレがうなずいている描写は納得できるのですが、

 

オスカルが自分の無力さについて告白しているとき、

 

アンドレはものすごい勢いで首を横に振っていてΣ(゚Д゚)

オスカルの告白をあたかも真っ向から否定しているかのよう。

 

一瞬、

 

あ、アンドレ…??(@_@)

 

と…とりあえず一旦、

オスカルの言うことを静かに受け止めてあげては??💦

 

なーんて思ってしまったのですが^_^;

 

でもこれ、ものすごーく

重要な行動かもしれないわ…

 

 

オスカルは自分の「無力感」について

語り続けているのだけれども、

 

だれかにすがりたいとか

ささえられたいとか

 

そんなのは人間が抱く当然の思いであって、

本当は「心の甘え」なんかではないいじゃないかと思います。

 

 

オスカルは女性として生まれたのにもかかわらず

父将軍の都合で軍人として男としての人生を強制されて、

 

軍人貴族ゆえ、

強くなければならなかったのでしょう。

 

強ければ強いだけ軍人貴族としての価値があり、

無力ならば無価値

 

そのくらいシビアな世界に生きていたのかもしれないオスカル。

 

軍人ですからね恐竜くん

軍隊は力の世界!

 

 

さらにオスカルがかわいそうなのが、

 

父親の背中を追いかけるように

軍人としての人生を父と二人三脚で歩んできたような感じだったから、

 

父親の愛を得られるためには強くなくてはならなくて、

 

強くないと愛を得られないって

思い込まされてしまっていたのかもしれません。

 

強さ=愛を得る資格

なんて思い込まされてしまったら、

 

弱い自分は愛されない

なんて思い込んでしまう(@_@)

 

 

それに、オスカルは自分は無力だ

と思っているけれども、

 

そう思い込まされているだけなのね。

 

だって自分の価値を

自分が生きている貴族社会の常識の範疇の価値観の中に

当てはめて考えてしまっているだけなのだから。

 

 

もっと広い観点で考えたら、

オスカルはとんでもなく有能な人物です赤薔薇

 

貴族なのに自由な考え方もできるし、

力ではなく心で他人と心を通わすこともできる。

 

男性の振る舞いもできれば、

女性の気持ちもわかる。

 

ここでは書き切れないほどの

優れた面をいくつも備えている。

 

 

アンドレは、

 

女性なのに男性の軍人貴族として

ありのままの姿で生きられないオスカルの苦しみを知っていて、

 

ずっと憐れんできたような描写がいくつかありました。

 

オスカルの女性らしさも

素晴らしさも

 

全部知っているアンドレ。

 

だからオスカルが「自分は無力だ」って宣言しているとき、

 

おまえは無力なんかじゃないよ

それはそう思わされているだけだよ

 

本当のおまえはものすごく魅力的で

そのことは自分は分かっているよ

 

ということを、アンドレは

全力で首振ってオスカルの発言を否定して

全身全霊で伝えたかったのかも。

 

オスカルの軍人貴族としてアイデンティティーの基準で言ったら

確かに無力なのかもしれないけど、

 

アンドレは、

 

自分はそんな基準でおまえのことを見ていないよ

 

ありのままの姿がすばらしいと思っているし、

それを愛おしいと思っているよ

 

というか、

 

女性として死んでしまいそうなくらい

愛しているよ!

 

と、

 

セリフはないけれども、怒濤の首振りジェスチャーで

伝えたかったのかもしれません(*'ω'*)

 

 

思うにオスカルが「自分は無力だ」って思っているその本心を

アンドレに伝えられたこと、

 

それ以前に、

 

本当は心の底で(無意識に)自分は無力だって思っていることを

自分自身で確認できたことは、

 

これからのオスカルの短い人生にとっても

アンドレとの関係を築いていくプロセスにおいても

 

大切なことだったのでは?

と思ってしまいます。

 

 

複雑な環境で生きざるを得なかったため、無意識のうちに

自己肯定感が低く生きてきてしまったかもしれないオスカル。

 

自己肯定感の低さって、

思わぬところで自分の人生の足を引っ張るのかも。

 

そして自分が自分自身を受け入れてあげられていないことって

自分でわからなかったりすることも多い。

 

でも自分で自分を受け入れられない状態だと、

 

愛する人に本音が言えなかったり、

自分は人に愛される価値がないって思ってしまったり、

 

それゆえに素直になれなかったり

無駄に愛から逃げようとしたり…

 

いろいろな場面で困難な状況を

自ら生み出してしまう可能性もあるのかもしれません。

 

 

でもアンドレに愛を告白する直前にオスカルは、

 

本当は自分の無力感に押しつぶされてしまいそうだということを

アンドレに正直に言葉にできて、

 

アンドレに自分の重荷を理解してもらい

一緒に背負ってもらうことができたのかもです。

 

 

たぶんオスカルが、自分の無力さ(自己肯定感の低さ?)に

この時点で向き合うことができたのは、

 

アンドレが自分のことを命をかけて守ってくれたから

だったのかもしれません。

 

これ👇

【ベルサイユのばら 電子版 7巻】

 

自分は無力かもしれない…

 

でもそんな自分を、自分の命を、

アンドレはかけて守ろうとしてくれた。

 

この世でたった一人でも、

 

自分のことを命をかけて守ろうとしてくれる人がいる

=自分はまったく無価値な人間じゃない

 

無力≠無価値

 

愛を得る資格に強い力は必要ない

 

=弱い自分でも愛されたいと思っていい

=弱い自分でも愛されている

=人を愛していい

 

→ アンドレを愛している気持を伝えてしまいたい赤薔薇

 

などなど、

 

いろんな思いが錯綜したのかなあと

もう大妄想劇場です(*'ω'*)

 

このあたりの「愛」についての考え方は

とてもキリスト教的だなあとも思います。

 

 

オスカルが自分の弱さに向き合えた瞬間…

 

その段階があれば、

2人が相思相愛になった後も、

 

オスカルはアンドレに

素直に甘えやすくなれる🌸

 

まあ、強いとか弱いとか、

個人のこだわりに過ぎないのですけどね。

 

でも甘えることって

余計な想像上の重荷とかを下ろす効果もあるので、

 

必要っちゃ必要だわ!

 

なーんて深読み妄想劇場がとまりません(笑)

 

 

でもそれだけオスカルの置かれていた環境というか

オスカルの人生は過酷だったということで、

 

オスカルがアンドレの胸に飛びこんでいった瞬間は

オスカルの人生をアンドレが救った瞬間でもあり、

 

アンドレの人生を

オスカルが救った瞬間でもあったのかもピンク薔薇

 

 

本当はもっと書きたいことがあるのですが^_^;

 

とりあえずここで

一旦切ります赤薔薇

 

 

あ~、

 

妄想が止まらない…無気力

 

(笑)