しばらくオスカルのお誕生日企画やら
アニメ関連の記事やらで
少し原作関連の考察から離れてしまいましたが、
クリスマスも終わったので
戻ります^_^;
以前書いていた、
オスカルがアンドレに司令官室で「もうどこにも嫁がない」宣言☆
をした後あたりです☆
この司令官室のシーンの後、
見開き1ページをはさんで、
ナントもう!
アンドレが司令官室で半裸お着替えシーン❤
なのですね~
かなりの急展開❤❤❤
実は司令官室の2つのエピソードは
以前の記事で書いた通り、
同じエピソード内の出来事です。
最初の司令官室のシーンで
オスカルが初めてアンドレに「もう一生嫁がない」宣言をして
アンドレが感極まって泣いていたのですが、
その後バスティーユで2人が戦死するまでの時間
わずか1か月くらい(゚д゚)!
しかもそのシーンの後、
オスカルがアンドレに愛を告白するシーンまで
たったの1週間(2週間説アリ)しかないので、
まあストーリー展開を巻いていかなければならないので
こんな唐突な怒涛の展開にせざるを得なかったのかもしれませんが^_^;
2つの指令官室シーンの間には
たぶん長くて数日しか時間的隔たりがないので、
オスカルがアンドレにがっつり恋に落ちて行ったの
かなり急なことだったんでしょうね。
まあ恋に落ちるという状態自体
ある日突然なのでしょうから^_^;
この展開でもおかしくはないのですが…
さてさて今回注目したいのは、
2つの司令官室のシーンに挟まれた
野外で三部会会場の警備をしている衛兵隊のシーンから。
雨にうたれての
サン・ジェスト初登場のところです。
野次馬相手に雨の中、
三部会の会場の外の警備の監督をしているオスカル。
その野次馬の中にめちゃくちゃ美人さんを発見したオスカルが、
思わずアンドレに漏らした一言☆
【ベルサイユのばら 電子版 7巻】
「アンドレ お…女だ… 男装した女がいるぞ!」
えっ??
あなたもそのままそっくり
男装した女では?
と、つっこんでしまいそうですが(笑)
オスカルは勤務中は軍人モードなので、
自分が女性であるということを忘れがちなのかしら?
と妄想してしまいます^_^;
オスカルの発言を聞いたアンドレがハンサム顔のまま、
ものすごーく目を丸くしていているのが個人的にツボなのですが(笑)
これ、なんで目を丸くしているんでしょうね!?
オスカルと同じように
サン・ジェストの美形っぷりに目を丸くしているのか、
突然の男装の麗人との遭遇に驚いたか、
自分のことは置いておいて
男性の麗人がいると騒ぐオスカルに
「えっ?」ってなったのか(笑)
もしくはアンドレ、
この時よく見えていなくて、
やばい…よく見えないけど
見たい! どんなの??
って感じで目を丸くしていたのか、
可能性はいろいろありますが、
真相はわかりません^_^;
それよりも!
このシーンの最後のアンドレの決めゼリフですよ!!(・ω・)ノ
【ベルサイユのばら 電子版 7巻】
「あはん おまえのほうがずっと美人だ」
Σ(゚Д゚)
なに~??? アンドレの
このいたずらっぽい表情!!??
これ、完全に、
カップルの会話ですよねえ!?
(笑)
(オスカルは呆然として、アンドレの発言聞こえてないみたいですけど^_^;)
これまでアンドレが、
どういった思惑でこの発言をしたのか
完全に謎でした^_^;
でも今回このアンドレの発言と彼の表情を見て思った…
この発言、よく見ると、
アンドレは
オスカル本人がびっくりするほどの美人さんと比較して、
その美人よりもお前の方が美人だって、
さりげなくオスカルの容姿をほめてるの(*'ω'*)
異性の容姿を褒める…
これ、もう、
性的なアプローチですよね❤
(大妄想モード発動(笑))
そういえば1年数か月前にベルばらに再再燃したとき、
第一発目の記事が
アンドレの司令官室でのお着替えシーンについてでした(笑)
なぜこのシーンについてそのとき書いたかというと、
当時、不眠で眠れなくて暇すぎて
オスカルがどうやってアンドレに恋に落ちて行ったっけ?
みたいなことを考え始めて(笑)
(久々炸裂したベルばら大妄想劇場)
そしてこの司令官室のシーンを思い出した
ということだったのですが、
そのときに冗談で、
アンドレ、ついにオスカルを
落としにかかったな??
といったことを書きました^_^;
でも今回、
それ以前のシーンもがっつり妄想・考察した後に
アンドレの「あはん おまえのほうがずっと美人だ」発言のコマを観察したら、
アンドレ、この発言で、
さらりとオスカルに性的なアプローチをしてないか?
って思い始めてしまったわ…^_^;
そういえばこのシーンの前の司令官室のシーン☆で、
アンドレはオスカルのことがあわれで、
そして愛おしくて、
寝ている彼女の髪に顔を寄せたり
手で触れたりしそうになるのだけれども、
ぎりぎりのところで自制している姿が描かれていました。
【ベルサイユのばら 電子版 7巻】
これ、ものすごーくリアルな
(とある種類の)男性の行動だと思うのですが^_^;
目の前にものすごーく愛している人がいて、
でもその人との間に何かしら障がいがある場合
(アンドレの場合は身分。その他だと、相手に恋人がいるとか既婚だとか)
その人への愛情表現や性的のアプローチには
当然のように制限がかかる。
まあ、そんな障がいを平気で乗り越えちゃう人、
もしくはコントロールを失って乗り越えちゃう人
(怒涛の愛の告白シーンのアンドレとか)
などなどいるにはいますが
多くの場合は自制するんじゃないでしょうか。
アンドレにとっての
それまでのオスカルとの恋愛の障がいと言ったら、
身分であったり
オスカルがフェルゼンのこと好きだったり(途中まで)
オスカルがアンドレのことを異性として見ていなかったり
今のままの関係性より先を望んでいない
そういったことがあったのでしょう。
司令官室の最初のシーンのとき、
アンドレはオスカルとの間にいろいろな恋愛の障がいがあるゆえに、
オスカルへの性的なアプローチ(オスカルに触れるとか)
をものすごーく自制しているように描かれていましたが、
あのオスカルの「一生嫁がない宣言」で、
オスカルは「自分のために」結婚の諦めたということを
アンドレはたぶん理解したんじゃないかしら?
もうオスカルが他の男のものになることはない
それだけでも感動的なことだったと思うけど、
もしもその決断が自分のためだったとしたら、
アンドレにとってはものすごく感動的な出来事だったと思います。
あのオスカルの「一生誰のもとにも嫁がない」宣言
→オスカルは一生他の男のものにならないこと大決定!
→オスカルはその決定を自分のためにしてくれたみたい
...とくると、
オスカルは自分に恋愛感情を持ってくれているわけでもないし
自分を異性として見てくれてもいないけど、
自分の対する深い愛情は感じられるし、
自分のものではないけれども、
自分以外のものにも一生ならない
ということは決定している。
ある意味2人の間の恋の障がいが
薄くなったと言えば言える。
となると、
アンドレ…
やっぱりオスカルに対して、
なんらかの(性的な)アプローチをしたくなったとしても
おかしくはないんじゃないかしら?
なーんて妄想してしまいました(*'ω'*)
そのうち、恋の障がいがなくなったときの
男性の心理パターンと行動パターンについて
がっつり考察したいと思っているのですが(笑)
アンドレも最初の司令官室のシーンで
ある意味2人の間の恋愛の障がいが少し薄くなって、
やはりオスカルに対して
密かにアプローチを開始したんじゃないかしら?
なんて妄想してしまいます(*'ω'*)
そういえばアンドレって、
オスカルのことを死ぬほど愛し続けてきたけど、
身分やらいろいろな恋の障がいゆえに、
2つのことができなかったんじゃないかしら?
と思っていて、
一つ目がオスカルに対する愛の告白
そして2つ目が、
オスカルに対する性的なアプローチ。
ぎゅーっと抱きしめるとか
キスするとか
触るとか
その先とか etc...
アンドレはオスカルに愛を伝えたくて、
でも身分ゆえ自制せざるを得ない状況で
その状態が20年近く(?)続いていて、
ついに例の怒濤の愛の告白シーンで、
一気にいろいろ爆発してしまったようでした^_^;
あのとき愛の告白だけじゃなくて、
性的なアプローチも一緒にしたアンドレ。
(たぶん無我夢中で)
まあこの2つが同時に起きることは
それなりにあるとは思うのですが、
アンドレはオスカルの性的な魅力について
「言葉」でがっつり語り続けていました。
これ👇
【ベルサイユのばら 電子版 5巻】
しかもその性的魅力の部分に、
性的に反応してしまっている自分の状況を
そのまんま伝えてしまうアンドレ|ω・)
このシーン今まで、
おーい、アンドレ~!!(・ω・)ノ💦
ってつっこんでしまいがちでしたが(笑)
これたぶん、
男性の恋する女性へに対する
最上級の愛の告白の仕方なんじゃないか?
と、最近思うのです(笑)
人は心底異性にほれ込むとき(同性でもいいですが)
心と連動して
体も反応しまくるらしい…|ω・)❤
(特に男性)
アンドレはオスカルに
「愛の告白」をできないという制限の中で苦しんでいましたが、
たぶん同時に
オスカルに性的にアプローチ出来ない
という制限の中で苦しんでいたんだと思います。
だからこその最初の
司令官室のもどかしいアンドレの仕草の数々。
触れたいのに触れられない
髪にキスしたいのにキスできない...
アンドレにとってそれらの行動は
性的欲求を満たす
という意味合いのものではなくて、
愛の表現の一種であって、
あのもどかしいアンドレの姿は、
愛を表現することを禁止され続けた
彼の苦しみが描かれているんじゃないかと
勝手に妄想してしまいます。
でも少しだけ、
2人の間の障がいが除かれたとき、
やっとアンドレはオスカルに対して
愛の表現をできるようになった
性的なアプローチが許される、と理解した
→ 容姿をほめてもいいよね!
ってなって、
【ベルサイユのばら 電子版 7巻】
このセリフだったのかしらん?
なーんて妄想してしまいました。
アンドレってもとからオスカルのこと心酔しまくっていて❤
愛の告白シーンでもポエム的にいろいろ言ってたし(笑)
それ以前にも心の中ではべたぼめ状態だった🌸
オスカルが近衛連隊長だったころ👇
【ベルサイユのばら 電子版 4巻】
アンドレ、本当はこういった称賛の言葉を
愛の言葉として
ずーっとオスカルに
直接言いたかったんじゃないかしら?
容姿をほめるのって、
ちょっと性的の意味合いも入った
愛の告白の言葉の一部
ということを最近お勉強しているわたしですが(笑)
アンドレの「あはん おまえのほうがずっと美人だ」発言も、
アンドレのオスカルに対する
これまでは自制していてできなかったけど
やっと解禁を迎えた愛の告白の一種であり、
同時に性的なアプローチの一部?
なーんて大妄想してしまいました
このあとオスカルがいきなりアンドレに
体ごと恋に落ちているけど、
なんとなくそれって
オスカル側だけのお話じゃなくて、
その背景でアンドレが
密かにアプローチをしている説が
拭いされません!!
(笑)
そしてこのあと、
司令官室で上半身ヌードシーン❤ですね!
ちょっとそのシーン
次回で詳しく検証してみたい(笑)
このあたりの2人の心理状況、
あまり詳しく描かれていないからわかりずらいのですが、
妄想のしがいがあって(笑)
わくわくします❤
次の司令官室のシーンの妄想に
続きます