以前、ベルばらの名シーンにBGMを入れるとしたら、どの曲が合うか!?
クラシック音楽の中から妄想してみよう!
という記事を書きました(笑)
これ👇
そのときの選曲♪
オスカル成敗事件のシーン☆
→ ビバルディーの四季より「冬」第1楽章
アンドレの怒涛の愛の告白シーン☆
→ ショパンの「革命のエチュード」
でした。
ええ、もう妄想の話です(笑)
そしてその後、この企画についてはすっかり忘れていたのですが、
最近この記事にコメントいただいて、
またまた妄想が止まらなくなってしまい(笑)
そしてついに見つけてしまったのだ!!
例のあの激熱シーンにドンピシャなクラシックの名曲を!!
その激熱シーンとは…
アンドレの怒涛の愛の告白シーン、
通称ブラびり!!
(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!🌹🌹🌹
前回の記事で、このシーンには、ショパンの革命のエチュード🌹
を選曲させていただきました。
情熱的な、そして革命をモチーフにした
ショパンのあの怒涛のピアノ曲!(笑)
もう、アンドレの革命的行為とでもいうべきあの名シーンには(笑)
ぴったりの選曲! 曲の終わり方もいきなり終了!で、
聴衆の心にいつまでも残ってしまうようなパンチの効いたピアノ曲なのですが、
そもそもこの曲とあの名シーンを結び付けて大騒ぎしていたのはわたくしではなく、
わたくしの相棒(パートナー)で、
自分で選んでないので、ちょっと納得いってない!"(-""-)"(笑)
でも、ついに自ら見つけたのだ!
あの名シーンにドンピシャなクラシックの名曲を🌹
それが…
またまたビバルディーの四季より
今回は「夏」第3楽章!!🌳
通称「嵐」!
革命じゃなくて、
嵐だ!!
ドカーン!!
(笑)
しかも、これまたドンピシャな演奏を発見!!
これ👇 (曲自体は 0:28 から始まります♪)
演奏は、ロシアは聖ペテルブルグ音楽院の教授&生徒たちで構成された
音楽集団によるもの、らしいのだが、
何!? この怒涛の展開!!
そしてスピード感!!Σ(゚Д゚)💦
ああ、もう止まらない感じが、あのアンドレの激情シーンのぴったりだわ!
と一人で大いに妄想で盛り上がる(笑)
そしてこの曲はバイオリンのソロを中心にした弦楽器のコンチェルト(協奏曲)で、チェンバロ(ピアノの前身の楽器)の伴奏がついているのだけれども、
アンドレの情熱を表現するには、やはりバイオリンのソロね🌹
バイオリン、音がシャープで主張をしつつ、
パッションとかロマンティックな表現にのもってこいの楽器だわ❤
きっとピアノの音色では、アンドレの情熱と繊細さを、
同時に表現できないに違いない!
と、勝手に評論してみる(笑)
そう、たぶんアンドレの魅力は、情熱的なのだけれども、
同時に繊細なのだわ🌸(勝手な妄想です^_^;)
そしてこの曲聞いてたら、いろいろインスピレーションが湧いてきてしまって、
またまたあのシーンについてつらつら考え始めてしまったのだ(笑)
ああ、どんだけ考察してんだか…^_^;
(今自分の記事を調べてみたら、このシーンを考察した記事だけで10記事!!
シーン別での記事数だと、ダントツ1位!(笑))
さてさて、上に貼りつけておいたYoutubeの演奏、
ものすごいスピード感で、
聴衆の心をゆさぶるような演奏なのだけれども、
でもどこか一貫して、「冷静さ」を感じさせる。
そう、冷静と情熱の間🌹
の何かを表現しているよう。
そういえば20年くらい前に、そんなタイトルの小説あったわ…^_^;
映画にもなって、映画館に見に行ったあの名作🌸(余談です)
そう、このビバルディーの「夏」の映像見ていたら、
冷静さの上に表現される情熱というものが存在するんじゃないか、
と思い始めたのだ。
ベルばらに戻りますが、
アンドレのあの怒涛の愛の告白シーン☆
身分の違いゆえ、愛している、という言葉すらも伝えることができずに、
秘めに秘めてきた長年の片思いを抑えきれず、ついに暴走!
そんな激情をベースにしたアクシデント的な大暴走劇!
と思っていたのだけれども、
なんか、上のビバルディーの曲聴いていたら、
ふと、こんなことを思ってしまった…
アンドレはあの事件(笑)を、自分の思いにコントロールが効かなくなって、
情熱のほとぼしるままに起こした、と思っていたのだけれども、
実は結構冷静な判断力の上で、一つ一つのアクションに責任を持って(?)
この一連の告白劇を起こしていた??のかしら、
そう、オスカル成敗事件のとき、ご主人様であるジャルジェ将軍に刃向けた
一連の行動みたいに☆
アンドレ、内に情熱を秘めたタイプだけど、
同時に知能犯だからね!(゚д゚)!
(by ジャルジェ将軍)
ものすごく、いろいろ考えているタイプの人。
思えばアンドレ怒涛の愛の告白劇の冒頭シーン☆
アンドレはオスカルがフェルゼンと何かあった、と悟ったがゆえに、
一連のアクションを起こしたようなのだけれども、
でも、いきなりオスカルに愛している!て叫ぶでもなく、
いきなりキスするでもなく、
いきなり押し倒すとかするわけでもなく、
ちょっと次のアクションまで間があるというか、
自問自答する時間があるというか、
オスカルとの小さいながら、少しやりとりがあるの。
このシーン👇
【ベルサイユのばら 電子版 5巻】
アンドレは、オスカルの顔を見つめて、考えてる。
たぶんこの先のアクションを起こすかどうかを考えている。
裏を返して言えば、そういうことを考えるだけの冷静さがある。
この後も、
【ベルサイユのばら 電子版 5巻】
「はなせっ アンドレ!!」
「いやだ!!」
のあと、まだ間があるというか、アンドレ、ものすごい高速で、脳内フル活動で、
この先のアクションについて、たぶん考えている。
そして、考える冷静さがある。
うん、この感じ、やっぱあのときのアンドレに近いかしら。
これ👇
【ベルサイユのばら 電子版 7巻】
ここでも、
「はなせ… アンドレ」
「はなしません…」
と、奇跡的にオスカルとの会話と同じことを言っている構図になっているが(笑)
アンドレ、このときも、余裕はないけど、
思考を巡らせるだけの冷静さはある状態なのだと想像(*'ω'*)
でもオスカル成敗事件のときとちがって、
怒涛の愛の告白劇のときは、
情熱を秘めながら、なおかつ思考を巡らせるだけの冷静さがある状態と、
もう、制御不能で情熱で暴走!の瞬間と、
この2つの間を行き来していたのでは?
なんて考えてしまった。
仮に、前者をAの瞬間(冷静さあり)
後者をBの瞬間(冷静さなし)
としよう。
でね、たぶんAの瞬間のときはアンドレ、目を開いていて、
Bの制御不能の大暴走のときは、目をつむっているのでは?
なんて妄想してみる(*'ω'*)
怒涛の愛の告白劇、冒頭のシーンに戻ってみると、
【ベルサイユのばら 電子版 5巻】
このあたり、まだアンドレ、思考を巡らす冷静さがある、と想像:A
【ベルサイユのばら 電子版 5巻】
キスシーン→目をつむっている:B
(ものを考える余裕はなし)
【ベルサイユのばら 電子版 5巻】
愛を告白している瞬間→目を開けて話している:A
表情は真っ青だったり、でも頬を染めていたり、感情は出てるけど、
たぶん冷静さは残されている。思考はクリアー。
じゃないと、こんなポエムっぽい愛の告白はできない!(笑)
その後、徐々に目をつむって話始めて、
【ベルサイユのばら 電子版 5巻】
このあたりからベッドにオスカルを押し倒すあたりまで、
ずーっと目をつむっているアンドレ。
たぶんもう冷静さがなくなってきている:B
で、おもしろいのはこのあと、オスカルのブラウスびりびりのとき、
前にも記事に書いたけど、アンドレちょっと冷静な感じに戻っているのだ。
目も開いている。だからたぶん、A。
思うに、暴走してブラウス破ったんじゃなくて、考えてやってる。目的をもって。
(たぶんパフォーマンス的な意味合いで)
でそのあとオスカルに泣かれちゃって、
アンドレも冷静でなくなっちゃって、
【ベルサイユのばら 電子版 5巻】
「死んでしまいそうだよ」から部屋出るまで、このあたりはB。
すでに激情的暴走は収まっているけれども、
感情で支配されていて、冷静にものを考える余裕はない?
…と、アンドレの表情や目の開け具合で、
アンドレの冷静度を測ってみたのですが、
うん、たぶんこの愛の告白シーン、アンドレ、激情だけで突っ走ていなくて、
結構冷静に思考を巡らせている瞬間があって、
そういったひとつひとつの判断の上で行動していて、
でも激情ゆえ、行動のコントロールができない瞬間もあり、
その2つの間を行き来しながら、
シーンが展開されている、
という考察(妄想?)にいたりました(*'ω'*)
なんか、
ふ…複雑だ(@_@)💦
でも、このブラびりシーンにドンピシャなクラシック音楽!と
私的に満足しているビバルディーの「夏」を聴いて、
実はもう一つ妄想してしまったことがある!
のですが…
思ったより長くなってしまったので、
一旦ここで切ります(*'ω'*)
なんと!!
つづく♪