皆様も

脅威の「71km渋滞」

さすがに20時間ドライブは、きつかったです。
でも、これだけの人がどんな理由であれ、東北に向かうっていうのは、なんだか嬉しかったな

路肩に停まる事故車両たち。。。。
本当に、何個も見ました。
そして、疲れと、眠さに負けて、ふらふらしてる車たち。
勘弁してください

そんな車の前は走りたくないので、うまく車線変更して逃げましたけど。。。
(こういう私みたいなののせいで、混雑するってのもあるんでしょう



東北道をおりたけど、これといった震災の爪あとは見えず。
でも、海沿いを走ると、景色は一変。。。
kさまと、母ちゃんと、言葉もなく、景色を見つめました。
瓦礫の山。廃車の山。
ただただ怖かった。
この場所に、何百何千の人の生活があったろうに、全部根こそぎ持っていかれてました。
ホントは、ここに、写真をアップして、皆さんで、東北を元気付けよう!
なんて、書くつもりだったけど。。。。
写真どころじゃなかった。写せなかった。
元気付けようなんて、そんな簡単に言えるものじゃなかった。
今も、脳裏に焼きついたまま、だけど、まるで夢の中で見たような
。。。うまく言えないですが、本当に現実にあった景色とは思えないんです。
仮設住宅に到着したのは、20時間後。
前に書いた日記の方と、初めての対面

照れくさいやら、嬉しいやら、なんだか泣けるやらで、ぐちゃぐちゃな心境で。。。
沢山ご飯を用意して待ってくれていた。
これを用意するのだって、大変だったろうに。。。
初めて会ったはずなのに、ちっともそんな感じじゃなくて。
近くに宿なんて無いから、そのまま泊まらせて貰いました。
次の日、母ちゃんとその方は、早起きして二人で楽しそうに話してました。
肩なんて揉んじゃってたみたい。。。
田舎に帰ってきたみたいだな。。。
朝ごはんも、頂き、車で皆で海沿いを走りました。
頑張って建ってる建物も、ガラスは割れ、カーテンは引き裂かれてボロボロ。
「ここに、うちがあったんだ」と、場所を案内してもらった。
もう、何もなかったけど。。。。
国道沿いに、誰かが廃材で作ったお仏壇みたいなのがあったので
お花と、らくがんをお供えしてきました。
泣けてしまいました。
それから、買い物に行き、色んなものを買いました。
扇風機やトースターも購入。
それから、おめかししなきゃね、ってことで、化粧品をプレゼントしました。
とても喜んでた。
別れはあっという間です。
抱き合って、「また絶対会いにくるね」って約束しました。
一緒にいられた時間は、あまりに短かったけど、でも、本当に会えて良かった。
また、絶対、行くから。
20時間はきつかったけど、普通に9時間くらい?な、はずだから(苦笑)
それまで、元気でいてね。
一緒に撮った写真、送るからね。
あぁぁ。。。思い出すと、やっぱり泣ける。