サローネ -Nov 2009- | 横浜から~遊食な日々~石けんとアロマとおいしいもの

横浜から~遊食な日々~石けんとアロマとおいしいもの

手作り石けん、アロマテラピー、パン教室などの日々をつづっています。

11月のサローネですニコニコ


遊食な日々-inizio

Inizio
山形牛のスピエディーノ

いつもながら空腹を一層かきたてる一品です。

遊食な日々-insalata

insalata
バッカラマンデカートのインサラータ

バッカラは塩鱈、マンデカートは乳化のこと。
塩を抜いたバッカラにじゃがいもと牛乳を加えてクリーム状に煮込んだものの下には
ワイルドライス、酢漬けの香味野菜、ジビッポのジュレのサラダ。
カダイフ、マジョラムを上に乗せて仕上げています。

サラダは酸味が強めで、しっかりとしたクリームと相性がよいです。

遊食な日々-vapole

Vapole
鮮魚のヴァポーレ

本日は静岡の黒ムツ。
とろとろの黒ムツはおいしいっ。
上品といえば上品ですが、でもやっぱり最近少し味が薄い気がします。
魚貝が持っている塩分だけで仕上げているのでしょうがないかな、とも思いますが
塩梅って大事なので塩を加えてもいいのでは、とも思ったり。


遊食な日々-cucchiaio

Cucchiaio
本鮪のクッキアイオ

鮪は塩でしめてからスモークに。
あわせているのはリンゴとヘーゼルナッツ。
白い四角はマスカルポーネのジェラート。

サローネでは珍しく、オリーブオイルではなくて
ノワゼット(焦がしバター)で仕上げてます。

この鮪がお肉みたいにしっかりした味。
あえてバターで仕上げたのもいいです~

遊食な日々-casonsei

Casonsei
カゾンセイ 赤エビとジロール茸

カゾンセイとは、長い形の詰め物パスタ。
赤エビは身はセロリ、人参、タマネギの香味野菜とあわせて詰め物に、
殻はブロードとトマトでソースに。
アクセントとしてラルド(豚背脂)が入っています。
ジロール茸はシンプルに網焼きで。

エビの香りがたまらないです~
本日一番のお皿でした。

遊食な日々-piatto corto

Piatto Corto
カジキマグロのフォアグラパン粉焼き

カジキマグロは半日塩でマリネして
フォアグラとパン粉が1:1の割合のものをのせてオーブンへ。
あわせてあるのはフィノッキ(フェンネル)、オレンジ、ピンクペッパー。
こってりさと、爽やかさをあわせるのがうまいですね~

遊食な日々-lasagnette

Lasagnette
ラザニエッテ 猪のラグー サルサ ドルチェフォルテ

小ぶりの猪にジェニファーベリーがピリっときいてます。
甘草、赤ワイン、カカオ、レーズンの濃厚なソースに
さらにペコリーノで濃厚に。
寒い季節にいいですね。

遊食な日々-carne

Carne
短角牛のペポーゾ

ビオディナミコのスペシャリテがこちらにも。
黒胡椒を効かせた赤ワイン煮込みです。

ポレンタ(とうもろこし粉の煮込み)ではなくて、
山形の熟成されてパキパキになった茶豆をペーストになったものが
添えられているのがサローネ風。

脂身がニガテな私に
ちゃんと脂身少な目のところを持ってきてくれるのが
サローネのサービスの素敵なところだと思います。

遊食な日々-formaggio

formaggio

最近すっかりおなじみのルーラルカプリ牧場のフロマージュブランに、
アマローネの搾りかすをつけて熟成させたブルーデルディローロ、
もうひとつのハードチーズは。。。なんだっけ。。。

遊食な日々-dolce

Dolce
リモンチェッロのクレスペッレとモンテビアンコ

リモンチェッロのクリームを包んだクレープにモンブランです。
このクリームがまた絶品。

遊食な日々-vino

ワインはまたたくさん飲みましたべーっだ!
左から順に。

シャンパンは銘柄が変わりました。
メモしなかったけど、ビオでおいしかったです。

白ワイン Pigato/Riviera Ligule di ponento/Sasso Marinelle/2001
ピガート/サッソ・マリネッラ/2001
ピガート100%

いまでは廃業してしまったというリグーリアの造り手。
ピガートとはリグーリアの地葡萄ですが
ヴェルメンティーノの系統みたいですね。

白ワイン Oslavie/Radikon 1998
オスラヴィエ/ラディコン 1998
シャルドネ、ソーヴィニオン・ブラン、ピノ・グリージョ

おなじみフリウリ州のラディコン。
オスラヴィエはおそらく飲んでいるかと思うのですが
1998年は初めてのようです。

赤ワイン Rosato/Massa Vecchia 1994
ロザート/マッサ・ヴェッキア 1994
メルロー、マルヴァジア・ネーラ

こちらもおなじみ、トスカーナのマッサ・ヴェッキア。
1994年とは思えないフルーティーなロゼ。

赤ワイン Barbaresco/Renato Ratti 1969
バルバレスコ/レナート・ラッティ 1969
ネッビオーロ

本日の目玉ワインは1969年のバルバレスコ。
自分より年上のワインを飲むなんてめったにないことです。
ワイン単体では、少し古酒ならではのクセがあるのですが
これが猪のラグーにぴったり。
ワインは料理に合わせるものだ、って改めて思いました。

赤ワイン Brunello di Montaltino/Fonterenza 2004
サンジョベーゼ・グロッソ

最後はブルネッロで。
メモした造り手の名前があいまいで探せませんでした汗


遊食な日々-limoncherro

最後にリモンチェッロ。
ビオディナミコの辻シェフが漬けたものとのこと。

アルコール度数96度のスピリタスで漬けたとのこと。
おいしいのですが、やっぱりアルコール度数が高いっ。

この1杯ですっかり酔っ払い、帰ってベッドに直行したのでした。