カンパーニャ州ふたたび | 横浜から~遊食な日々~石けんとアロマとおいしいもの

横浜から~遊食な日々~石けんとアロマとおいしいもの

手作り石けん、アロマテラピー、パン教室などの日々をつづっています。

今月のジャルディーノは二度目の登場のカンパーニャ。
(前回はこちら )
スパゲッティの発祥の地といわれるナポリが州都です。

カンパーニャ


ワインワイン

DOCGは3種類。
Taurasi
Fiano di Avellino
Greco di Tufo

タウラージは南イタリアで最初にDOCGになったものです。

チーズ食材

チーズ: カッチョカヴァッロ・シラーノ、モッツァレラ・ディ・ブッファラ
その他: チレント産ハチミツ、サンマリーノ産トマト
      ソレントのレモン、リモンチェッロ

ナイフとフォーク料理


・ ゼッポレ(カボチャの花または海藻を練りこんだピッツァ生地を揚げたもの)

・ モッツァレラ・イン・カロッツァ(モッツァレラをパンにはさんで揚げたもの)

・ アーティチョークの詰め物

・ インサラータ・ディ・リンフォルツォ

・ ナスのパルミジャーナ

・ インサラータ・ディ・カプレーゼ(モッツァレラ・トマト・バジリコのサラダ)

・ あさりのヴェルミチェッリ(ボンゴレ)

・ サルトゥ・ディ・リゾ(リゾットに具を詰めてオーブンで焼いたもの)

・ ポルポ・アフォガード(溺れタコのルチア風)

・ アクアパッツァ

・ バッカラのナポリ風(干しダラを水で戻して揚げてトマトで煮たもの)

・ ポルペットーネのナポリ風(肉団子のトマト煮)

・ ババ(リキュールをしみこませたブリオッシュ生地のお菓子)

・ ストゥルッフォリ

・ スフォリアテッレ(パイ状の生地でできた貝殻型のお菓子)


おもしろいネーミングが多いのもこの地方の特徴。

ポルポ・アッフォガードもそうだし、

アクアパッツァは「狂った水」という意味ですし。


で、そんな中から。


あさりとペペローネ

Vongole alla napoletana
あさりのナポリ風

Peperoni in teglia alla napoletana
ペペローニのナポリ風

前菜は2種盛り。
ペペローニの「teglia」とは、ちょっと深めの鍋の意味だそうです。

両方ともトマトソースで軽く煮込んだもの。
あさりはニンニクとパセリでシンプルに、
ペペローニはアンチョビとケッパーで和えます。

冷めてもおいしいし、パンがすすんじゃいます~


サルトゥ

Sartu
サルトゥ

すごいでしょ、豪快でしょ。
ケーキ型で焼いているのですが、ケーキじゃありません。

ポルペッティーニ(肉団子)、鶏レバーを炒めたもの、
ソーセージを生の卵の中に入れておきます。

ポルチーニ、グリンピースを入れたトマトのリゾットの中に
それを詰め込んでオーブンで焼き上げます。


サルトゥ2

切るとこんなかんじ。
肉肉しい、ボリュームのあるリゾット。

見栄えもするし、パーティー料理とかによさそう~


fiano

Fiano di avellino 2007/Mastroberardino
フィアーノ・ディ・アヴェリーノ 2007
フィアーノ主体

写真を撮り忘れましたが、
ワインはDOCGのフィアーノ・ディ・アヴェリーノ。

若いワインだからなのか、色はほんのり緑がかった黄色。
さっぱりしてておいしかったです。


テーブル

テーブルコーディネートはハロウィンでしたハロウィン