今年最後のジャルディーノはカンパーニャ州特集。
州都はナポリ。
イタリアの歴史は詳しくないけど、ローマ以上の力をもった地域であったとのこと。
ワイン
DOCGは3種。
Taurasi
Fiano di Avellino
Greco di Tufo
DOCは16種。土着品種といえばアリアニコとグレコかな。
Greco di Tufo。
最近どこかのレストランで飲んだと思うんだけど。。。思い出せない。。
食材
・ モッツアレラ・ディ・プッファラ、カッジョカヴァッロ、スカモルツァ、プロヴォローネ
・ ソレントのレモン
・ サンマツツァーノのトマト
・ リモンチェッロ
料理
・ ゼッポレ(カボチャの花または海藻を練りこんだピッツァ生地を揚げたもの)
・ モッツァレラ・イン・カロッツァ(モッツァレラをパンにはさんで揚げたもの)
・ アーティチョークの詰め物
・ インサラータ・ディ・リンフォルツォ
・ ナスのパルミジャーナ
・ インサラータ・ディ・カプレーゼ(モッツァレラ・トマト・バジリコのサラダ)
・ あさりのヴェルミチェッリ(ボンゴレ)
・ サルトゥ・ディ・リゾ(リゾットに具を詰めてオーブンで焼いたもの)
・ ポルポ・アフォガード(溺れタコのルチア風)
・ アクアパッツァ
・ バッカラのナポリ風(干しダラを水で戻して揚げてトマトで煮たもの)
・ ポルペットーネのナポリ風(肉団子のトマト煮)
・ ババ(リキュールをしみこませたブリオッシュ生地のお菓子)
・ ストゥルッフォリ
・ スフォリアテッレ(パイ状の生地でできた貝殻型のお菓子)
さて、本日も遅れていくことになったので、
「試食の時間になったら連絡して」と友人に伝えたのだけど
8時半を過ぎても、9時を過ぎても、携帯が震える気配なし。
さすがに忘れてないとは思うのだけど、
結局9時半ごろにお教室に着いた時点でも連絡なし。
おそるおそる扉を開けると、あれ?!まだ調理中??
実は急遽、通販食品の試食の取材が入り撮影をしていたとのこと。
テレビには映り損なったけど、
おかげで無事にみんな一緒に食べることができました。
テーブルコーディネートはクリスマス。
マスコット付きのマットがかわいい~
IKEAで買ったのかと思って聞いてみたら、IKEAじゃないそうです。
Insalata di Rinforzo
インサラータ・ディ・リンフォルツォ
カリフラワーとオリーブのサラダ
Natale(クリスマス)にのみ食べる料理とのこと。
緑と黒の両方のオリーブを入れるのがポイント。
アチェット(酢)が入っているのでさっぱり。
Polpettini alla napoletana
ナポリ風ポルペッティーニのトマトソース煮込み
ポルペッティーニとは肉団子。
レーズンと松の実が入るのがナポリ風とのこと。
このままセコンド(メイン)として食べてもいいし、
ポルペッティーニとソースと分けて
ソースはパスタソースとして使うと、一度で2品できるというお料理。
このポルペッティーニがおいしいっ!
揚げるのだけど、そのひと手間が形も味もよくするのよね。
Struffoli
ストゥルッフォリ
クリスマスのお菓子、ストゥルッフォリ。
小さく四角にカットした生地を揚げて、
ハチミツと砂糖で作った大量のシロップの中に入れて形つくります。
アラザンとスプレーシュガーで飾りつけ。
(今日はこの飾りつけだけ作業しました)
切って盛り付けるとこんな感じ。
かりんとうみたいに、もっとカリカリした食感を想像していたのだけど
思いのほかしっとり。
手をベタベタにしながらも、ひとつひとつはがして食べるのが楽しいです。
Falerno del Massic/Villa Marilde 2003
アリアニコ80%、ピエディロッソ20~40%
プリミティーボ or バルベラ20%
ワインの写真取り忘れた。。
DOCのワインからファレルノ・デル・マッシコ。
ブルーベリー、黒胡椒の香り。
フルーティーながらもパワフルでしっかり。
あらためて自分のブログにて今年のジャルディーノのお教室を振り返ってみると、
(↑よかったらご参照 してね)
1月のトスカーナに始まって、大好きなシチリア、
コルツェッティ(リグーリア州)などなど、盛りだくさん。
今まで5年間通っていて、同じメニューが一度もないんですよ。
ほんとすごい。
そして、そのうち遅刻のためお料理はほとんどしないで
食べただけだったのが今日含めて3回。
ベターホームやパン教室で試食だけ参加するっていうのは想像つかないので、
この融通がきくっていうか、懐が深いっていうか
(自分がそう思っているだけかもしれないけど)
そういうところが長続きにつながるのかな、ってしみじみ思いました。
先生、来年もよろしくお願いします